えりはな の 「いま」を伝えたくて

「いま」目の前にある感動や景色をたくさん伝えたくて、ここを作りました。

アメリカの携帯事情

2009-07-10 12:45:40 | ニューヨーク新生活
日本で当たり前のように携帯を持っていた人にとって
アメリカに来てすぐ携帯がないと、何かと不便。
だけど、こちらの大手というか大半の携帯会社は
2年契約を強いるし、それ以下だと$200前後の罰金がかかります。
しかも、契約時にSSNがないとデポジットなしでは契約できず、という不便さ。

それを打ち破るために、日本で受け取れる携帯とか
種類は少ないようですが、いくつかの会社が短期用に出しています。
我が家も最初主人が来た時は、その中のある会社のものを一時的に利用していました。
が、かなり割高なので、SSNが取れたら解約し、こちらの大手の携帯会社で契約をしました。

でも、最近は日本でも馴染みのKDDIが同様のサービスを行っています。
日本でも携帯をうけとれ(ファミリープランは主回線のみ)
すぐに使えます。
さらに、こちらでの大手と同じくらいの値段で送受信ができ(アメリカは受信にもお金がかかります)、
かつ、日本への国際電話が割安に設定されており、月の基本料金からも
自動的に日本宛は引き落とすことができる(無料通話内)というもの。

願ったり、叶ったりのサービスです。
固定電話からの国際電話は、デポジットを預けなくてはかけられなかったり
またレートも高かったりするので、good。
来てすぐ2年くらいは滞在するのであれば、迷わずKDDIに加入できると思います。
(契約期間は3ヶ月、1年、2年とあります。アーリー解約は$225程度かかります)

が、ここにもひとつ落とし穴が。
端末の種類がひじょ~~に乏しい。
選べません、はっきりいって。
また契約期間が短いと端末も高く、でも、新規回線設定料を各回線ごとに$35もとるので、初期にかかる費用は契約期間が短い人にはかなり割高に感じます。

そして、これはKDDIだけに限ったことではありませんが
アメリカ人対応の基本料金設定。
ふつうの日本人が携帯を300分~600分/月というほどは
まず使用しないと思うのですが
最低基本料金$29.9となっており、山のような無料通話がついてきます。
ファミリープランにすると、いちばん安いプランで$49.99にあがり
かつ子回線$9.99/本アップ、プラス子回線新規開設費用$35/台がかかります。もちろん子回線の契約期間に応じて端末費用もかかります。
やはり高いというイメージはくずれない。

なぜ、今ごろになってこんなことを延々と書いているのかというと
あと半年ちょっといるかいないかという段になって
長女には携帯が必要になったからです。
主人のKDDI主回線をファミリープランに変更すべきか
(わたしはVerizon)
それとも、長女はプリペイドにすべきか、いろいろと調べ始めました。
で、いま私が使っているVerizonの無駄な基本料も気になってきたわけです。
(月に20分くらいしか使っていない記録なのに、大量の無料通話がついており
 基本料は$35、税金などをいれて$49近い支払いになっています)

なぜ、主人と私が別の会社を使っていたかというと
まず一時的に使ってた携帯を解約、
その後、主人も私もVerizonにしたものの、主人の携帯はバッテイーが大はずれで
すぐに使えなくなり、当時出たばかりのKDDIに変更。
その後、携帯をなくして、機種変更をし
現在にいたります。

で、いろいろ調べた結果、
国内の電波がたくさん入る携帯会社はやはり大手の三つに絞られます。
(残念ながらKDDIは入らない)
その中でも東海岸はこれが強いとかいろいろとあるわけです。
が、Spirit Verizon AT&Tならまず間違いはないでしょう。

次に料金設定、日本人向けに最低限のテキストメールと通話が出来ればいいわ、
という人には、機種はちゃちいものになりますが
プリペイドで十分もしくは、Hanacellがいいのでは、という結論に達しました。

プリペイドでも、最低契約期間がある会社もあるし
機種もさまざま、チャージの仕方も様々です。
使いやすいのは、VerizonかAT&Tだと思います。
(契約期間などないし、チャージがどちらもやりやすい)
で、さらにいいのは、AT&TのSAMSUNG以外の機種を買って
プリペイドがきれたら、Hanacellにその機種を持ち込んで切り替えるという手もあります。
AT&Tで国際ローミングをすると、日本あては$1/分をちょっと超えます。
KDDIのレートにはとても及びません。
が、Hanacellに切り替えると。$0.5/分でかけられます。
(その分カナダやメキシコへは高くなる)
どう使うか次第だと思います。
最近は、Skypeもあるし、携帯でわざわざ日本まで連絡をとる必要があるかどうかではないかと思います。

Hanacellについては、そちらのHPをご覧になるといいと思いますが
月々40分通話がついて$9.99です。
それ以上使うとチャージされます。
だいたい利用量としては適当かな、と判断。
そんなに使わない月もありますが、繰り越せますので。
その利用レートは、AT&Tの回線を使っているので
AT&Tのプリペイド電話とほぼ同じ。

でも、ならAT&Tのプリペイドをそのまま使うことも悪くはなさそう。
(ただし日本へ携帯からかけるなら、むきませんが)
しかも、AT&T,オートリフィルという設定があり
プリペイド残がなくなったら自動的にリフィルされるというサービスも行っています。
これなら、切れてしまった!なんてこともありませんし
無駄もない。
契約期間にしばられることもまったくないし
万が一なくしたとしたら、すぐさま自分でオートリフィルをストップすればいいこと。
(いつなくすか心配で心配で、ならオートリフィルはしなくてもいいのですが
 いつ切れるかリマインダは来るにしても心配で面倒で、というならこれは便利)

というわけで我が家の場合、
KDDIのファミリープランへの変更はデメリットが大きすぎという結論にいたり
(・契約期間が3ヶ月しか選べないため端末が恐ろしく高いし、いまひとつ)
(・子回線増設費用$35×2の出費も大きい)
(・月々の使用料金が実質$49.99+$9.99×2+taxとなり高い)
主人のから日本あての急ぎの電話は使うことにし(時差もあるので帰宅後にかけることが多いため、自宅の電話の国際電話デポジットは減らすことができる)、
そのまま回線を維持。
わたしのVerizonは、ナンバーを維持したまま、AT&Tのプリペイド携帯へ変更(かかるのは機種購入費用のみ。いいカメラがついているというのが条件、$59.99でMusic Playerまでついたいい性能のカメラつきをゲット)、長女のもAT&Tで新規プリペイドを購入、こちらはカメラがあればいいとのこと、Best Buyで$59.99で本体と無料通話カード$15分をゲット。ということになりました。
AT&TをAT&Tとして使い続けるか、機種持ち込みでHanacellにかえるかどうかは、使い方をみてから決めようと思います。

ただでさえ、高いNYの生活費、
高い携帯代を見直す、もしくはよく比べてみてから加入するのがいいかも、と思います。





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