我が家に猫

生き物は飼わない主義だったが、猫を飼うことになった。

今朝、起きると旦那さんが窓際に座っていた。おはようと声を掛け合ったあと「来ちゃった」とかなんとか言った（起きたてだったのもあり、あまり覚えてない）。何の事を言ってるのか？と言う顔をしたら、旦那さんがあぐらをかいた中に猫が居るのが見えた。
どうしたの？！
そこで鳴いてて。
ほんで、家に入れたの？！
だってずっと鳴いてて。
どうするの？！
この雨の中を出せというのか？！（やや笑いながら）
・・・
こんなやり取りがあり、ひとまず放置した。

雨がやんだ頃には、すっかりなついていた。

掃除機をかけながら考えた。

少し猫を飼ってみようかと言う気持ちになってる自分がいた。驚いた。

私は今まで動物を飼った事がない。飼う気がさらさらなかった。犬は飼ってみたいと少し思ったことはあったが、散歩しなくちゃいけないし、何より自分以外の面倒をみるとかそんな大役は無理だと考えていた。しかし、最大の理由は一つ。だいたいにおいて先に逝ってしまうからだ。

そんな私が心揺れるのは珍しいと自分で感じた。

そんな時に友達が家に来て、わ～かわいい！を連発して帰って行った。

そうこうしているうちに母が来て、わ～かわいい！を連発した。
こんなになついてるならもうアカンで、と言われ、私自身も、今更外へ連れ出すのもかわいそうだと思っていたので、この心境の変化の勢いで飼ってみることにした。

旦那さんは猫を飼った事があり、かなり詳しい。頼りになるだろう。そして、前から猫を飼いたいと言っていたのもある。

あ～人の心ってこんなに変わることあるんだな、と思った。

そんな七夕。