あきくれば のべにたはるる をみなへし いづれのひとか つまでみるべき
秋来れば 野辺にたはるる 女郎花 いづれの人か 摘まで見るべき
よみ人知らず
秋が来ると、野辺にみだらな様子で立っている女郎花を、一体誰が摘まずに見ることができるでしょうか。
女郎花を詠んだ歌が続きます。「たはる」は漢字で書けば「戯る/狂る」で、ここではみだらな行為をする意。第五句冒頭の「つまで」は「摘まで」と「抓まで」の掛詞になっており、「抓む」は「抓る」意で、男女の戯れの行為ですね。
あきくれば のべにたはるる をみなへし いづれのひとか つまでみるべき
秋来れば 野辺にたはるる 女郎花 いづれの人か 摘まで見るべき
よみ人知らず
秋が来ると、野辺にみだらな様子で立っている女郎花を、一体誰が摘まずに見ることができるでしょうか。
女郎花を詠んだ歌が続きます。「たはる」は漢字で書けば「戯る/狂る」で、ここではみだらな行為をする意。第五句冒頭の「つまで」は「摘まで」と「抓まで」の掛詞になっており、「抓む」は「抓る」意で、男女の戯れの行為ですね。