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漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

毎日書道展

2018-08-05 20:35:44 | 雑記


 今日は、知り合いの方が賞を受賞されたとのお知らせを聞いて、国立新美術館の「毎日書道展」に出かけて来ました。並んでいるたくさんの展示作品の善し悪しは正直なところわかりませんでした(汗)が、書の世界もまた、奥深いものなのでしょうね。同じ場所で、ルーブル美術館展も開催されていました。きょうは中には入りませんでしたが、そちらもたくさんの人で賑わっている様子でした。 ^^

学習欲

2018-08-05 06:15:37 | 雑記


 昨日は、在籍している放送大学大学院の前期試験でした。
 本来、先週の土曜日に予定されていたものが、台風の影響で1週間延期になって昨日実施となったのですが、その結果、いつもは別日開催の学部の試験と同日実施となり、受験者の数が多いのにびっくりしました。会場となっている千葉(幕張)の学習センター内は、人でごった返しているという表現があてはまりそうな状況で、いつもの閑散とした様子とはまったく違っていました。

 放送大学には9万人以上(!)の学生が在籍しているのですから、試験ともなれば会場が混雑するのは考えてみれば当たり前ですね。学部と同日開催というのが今までなかったので、気づかずにいました。放送大学という学校の特性上、やはり学生は年配の方が多いのですが、それにしてもまさに生涯学習と言いますか、「学び」に対する人の欲求というのはすごいものなのだなと、改めて実感しました。私自身、若い頃から勉強が好きで、受験勉強もさして苦にならなかったのですが、そういう自分はかなり世の中の普通の人とは違っていて、いわば「変わり者」だと思ってきたのですが、必ずしもそんなこともないのだなと思いました。


 それにしても本当に毎日暑いですね。十分気を付けていても熱中症になりそうです。皆様もどうぞお気をつけください。

近況

2018-06-25 20:31:51 | 雑記
 少し時間が経ってしまいましたが、先週は 30-1 の本試験でしたね。私は今回も見送りましたのでどんな問題だったのかもわからないのですが、受検した皆さんの首尾はいかがだったでしょうか。

 このところ「月一更新」が定例になってしまいましたが、私の近況を2~3。



<またひとつ歳を重ねた>
 もう1週間ほど前になりますが、また一つ歳を重ねました。50代ももう後半。サラリーマンとして節目の年齢もカウントダウンの気分になってきました。残りの年月を、若い人たちのために何ができるか・・・なんてことを考えることも多くなってきました。


<車を買い替えた>

 丸々14年間乗って、さすがにだいぶくたびれてきたので、思い切って買い換えました。車自体に格別興味があるわけではないので知らなかったのですが、いまどきの車は、自動運転に近いような乗り方もできるなどホントに機能満載で、ほとんど「おもちゃ」ですね。「エンジンのダウンサイジングが進んでいる」とのことで、そこそこ大きい車なんですが排気量は1,400CC。これにも驚きました。今までの愛車は2,000CCだったのですが、むしろパワーアップした感じです。


<〆切を認識していなかった>
 何の〆切かというと、大学院の期末レポートです。今期は2科目履修していて、うち1科目は期末試験があり、実施日は7/28です。で、もう1科目は試験がなくレポート提出なのですが、提出期限は試験日の頃なんだろうと勝手に思い込んでいたら、実は7/10〆切であることに昨日気づきました。(汗)
 もちろん、ちゃんと確認していなかった自分の責任なのですが、なんでこんなに早いんだろうか。。。

 というわけで、レポート作成に向けて、今日もこれから授業を視聴します。


 暑い夏がもうそこまで来ています。皆様、ご体調など崩されませんように。


 ではまた!


Pink Floyd

2018-05-27 06:04:19 | 雑記
 Pink Floyd というロックバンドをご存知でしょうか。中学~高校の頃、夢中になっていたイギリスのプログレッシブロックバンドなのですが、ふとしたきっかけで思い出し、代表作のいくつかのCDを購入しました。

   

 私は当時も今もクラシックやジャズが好きでロックはほとんど聞かないのですが、プログレというジャンル、中でもこのバンドは例外で、数十年ぶりに改めて聞いてもやはり心を揺さぶられます。



 ブログはずいぶんご無沙汰してしまいましたが、引き続き古今和歌集の通読(遅々としていて、なかなか終わりませんけれど)と、大学院での受講科目の学習に細々と勤しんでいます。もうすぐレポートの提出〆切なので、しっかり取り組もうと思います。

気になる日本語

2018-04-15 07:52:19 | 雑記
 長らくご無沙汰してしまいました。にもかかわらず、毎日たくさんの皆さんのご来訪いただいており、感謝申し上げます。人事関係という仕事柄、3月4月となかなかに多忙な毎日を過ごしておりますが、大学院の新学期も始まり、仕事はそこそこ(笑)に、学習もなんとか時間をみつけて、それぞれに取り組んでおります。

 さて今日は、社会的にちょっとしたブームとなっている将棋の話題と、そこからの「気になる日本語」について。


 将棋を自分では指さないけれども、観戦して楽しむ人のことを「観る将」と言うのだそうですね。次々と最年少記録を塗り替える藤井聡太さん(この記事を書いている時点では六段)の登場などもあって、急速に増えているとのこと。そういう言葉ができたのだとすると、私もまさに「観る将」の一人なのですが、自分は昔からそうであったのにあとから言葉ができて、「あなたは『観る将』ですね」などと言われる(誰からも言われてはいませんが)と、なんだか背中がむず痒いような気分になりますね。 ^^;;

 最近の将棋の話題の中で、羽生善治さんが今期の名人戦第一局に勝ち、プロ入り通算1,400勝を達成したとのニュースがありました。プロ棋士になって以来、32年余りにわたって勝利を積み上げてきた結果で、これも大変な偉業です。

 ここからがきょうの記事の本題の「気になる日本語」なのですが、羽生さんが成し遂げたこの偉業を、「史上最速・最年少・最高勝率での達成」であると報じた記事が多数ありました。1,400勝達成は故大山康晴十五世名人に次いで史上二人目のことで、達成に要した期間、達成した時点での年齢と勝率のすべてで大山十五世名人を上回ったという主旨です。

 このこと自体、事実としてはもちろんその通りなのですが、二人の比較の結果で上位であることを、『最』という文字を使って『最速・最年少・最高勝率』と表現することについては、個人的にはかなり違和感を感じます。例えば数学の世界で『最大値』という概念は、たとえデータが2つしか存在しない集合においてもやはり『最大値』でしょうし、「2つのうちで最大」と表現しても、言葉として間違いとは言えないと思いますが、『最』は本来、少なくとも3つ以上のデータを比較しての表現であって、2データ間の比較の結果に対して用いるのはおかしい、と私は感じてしまいます。皆さんはどうでしょうか。

 まったく違う世界の話ですが、スポーツで0対0の状況から一方のチームが1点を獲得することを「勝ち越し」と表現する記事や実況を時折見聞きします。これも確かに「勝ち越し」には違いないかもしれませんが、個人的には「勝ち越し」とは互いに点を取り合って同点となった状態から、どちらかが追加点を取ったことを言うべき表現なのではないかと感じます。



 最近気になった日本語のお話でした。