日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

【香港不動産事情】 三本の矢でもボキッと折れる

2013-04-18 | 香港に思う
以前の日記で、中環の洋菓子店閉鎖のことを書きました。

久々にそのあたりを歩いてみました。びっくり仰天です。あと、残る2軒もそう長くは続かないと予想していたのですが、中国菓子店もチョコレートショップもものの見事に消えていました。
壁には小さな貼紙があって、「賃貸契約終了に伴い閉店します」というような文面が書かれていました。枕を並べて討ち死に、という言葉がぴったりではありませんか。先の洋菓子店とともにスイートストリートの一角を目指すはずが、3店ともつぶれてしまいました。

そしてさらにその先、ヒルサイドエスカレーターを上っていくとすぐ横に見えていたタイ料理店がおかしい。看板だけを残して空っぽでした。この店はずっと前から営業していたので、ショックはより大きいものでした。ぼんやりエスカレーターを上っていると新しい「テナント募集」の広告が見えました。あそこは以前何の店だったかは思い出せません。

いわゆる庶民向けの特に食べ物関係の店が、中環地区からどんどん消えていっています。

いっそこうなったら、つぶれた店のあとのテナントが家賃高すぎで入らず、シャッター街化→ようやく家賃値下げ→でもテナントが入らず→香港不動産バブル崩壊という方向に一気に進んでほしいです。そのほうが、香港人のため、です。

そういえば、先週立ち寄った中華レストランの隣にあった、大手中華菓子チェーンの支店もあとかたなく消えてしまっていたっけ。