日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

名所なのによく故障する

2013-03-21 | 香港に思う
香港島、セントラル(中環)地区からミッドレベル(半山区)につながるヒルサイドエスカレーターは地元住民の足でありながら、訪れる観光客も多く、いつ行ってもカメラやビデオを撮っている人を見かける。

エスカレーターと言っても駅や百貨店にある階段状のものとはちがい、空港にあるような動く歩道が傾斜しているタイプである。これが、交差する道をまたぐ歩道部分を挟んで数本連なっている。ただ、一本しかないので、朝は丘の上の住民のために下り専用となり、その後午後から夜にかけては上り専用になる。

このエスカレーターだが、特に下から2本目が良く故障で停まっている。ひどいときはひと月に2回も3回も停まる。私が乗っているときも、途中でガクンと音がして、そのまま停まってしまったことがあった。

下から2本目がよく停まるのには絶対特定な要因があるはずだ。なのにいつも応急措置で済ませているような感じ。いっそ新しいものと取り替えてしまったほうが良いと思うぐらいだ。


そしてこの日の夕方もまた、停まっていた。やっぱり2本目だ。多くの観光客を失望させていた。赤ちゃんづれの人はふたりで階段を担いで登っていった。故障だと知っていたらバスやタクシーなど他の交通機関を利用していたに違いない。

直接お金を生み出さないものには、あまりお金をかけたがらない民族性が出ているような例だろう。