日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

復活した中環-紅磡フェリーに乗ってみた。

2020-07-25 | 香港 散策
20年ほど前、初めて香港に来た当時は香港島中環(セントラル)と九龍側の紅磡(ホンハム)の間にもスターフェリーが運航されていました。ビクトリアハーバーを斜めに進むルートですぐに着いてしまう尖沙咀航路よりもじっくりと海を眺めることができるのでたまに乗っていたのですが、いつの間にか廃止されてしまいました。

それが今年の7月から別会社によって復活したので乗ってみることに。中環の乗り場はスターフェリー乗り場の右にある海事博物館がある8号ふ頭です。運行間隔は40分から50分(昼間の時間帯)と本数は多くありません。待合室も殺風景で他のフェリー乗り場のような売店もありません。

出航時間が近くなったので乗り場に向かうと小型の船が向かってきました。離島航路に使われている船の一番小さいタイプのようでした。船は二層になっていて、下層はクッションつきシート、クーラーもついていてスターフェリー時代よりも豪華になっています。階段を上って上層にあがると前方が船室になっていてそこもクッションつきシートがありましたが、クーラーはついておらず扇風機が回っていました。上層の後方部分は屋根がついているものの側面は吹きさらしのオープンデッキになっていて、ベンチシートがいくつかありました。通勤通学に利用するなら下層が快適そうですが、景色を眺めるなら上層の後方がよさそうです。このルートは九龍サイドの夜景を眺めるにはうってつけでスターフェリーからでは見ることができない尖東方面のネオンがみえるからです。

ビクトリアハーバーは基本的に東西に航行する船が優先なので南北に進むスターフェリーは東西に航行する船舶をよけるように停まったり、ジグザク航行することがありますが、この 紅磡航路の場合はすんなりと進むのでほぼ時間通りに運航可能です。 紅磡までは20分弱とスターフェリー時代よりも早くなりました。 紅磡のフェリーふ頭はスターフェリー使っていたところです。歩いて数分のところに別のフェリーふ頭があり、そこからは香港島の北角(ノースポイント)行きのフェリーが出ています。
乗物好きな方には新しい観光ルートにもなると思います。

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