紅磡から北角へのフェリー

ビクトリアハーバークルーズの続きです。中環から紅磡に着いた後,隣のふ頭から今度は香港島に戻るため北角行きのフェリーに乗りました。

このルートは海底トンネルが開通した後もしぶとく生き残っている数少ない港内フェリーで、運行本数も30分毎と多く利便性が高いです。

紅磡から乗船する場合は改札機のレバーを回転させて乗り場に入ります。　料金は北角の改札で支払います。　船はかつて離島航路に利用されていた中型船を転したもので、シートはクッションはありませんが、クーラーはついていました。

このあたりまで来ると市街地から離れるので、景色は山とふもとに広がる高層住宅ぐらいです。東西に航行する船も中環付近よりは少なくなるのでスムーズです。
出航して10分ほど、あっというまに北角についてしまいました。

北角のフェリーを降りると何軒か魚屋が並んでいてちょっとした下町的ムードがあります。フェリーふ頭の建物をでたところはかつてはバスターミナルが広がっていましたが、今では再開発されて三つの高層ビルに生まれ変わりました。　バスターミナルは東側の高層マンションの一階部分に移動し、真ん中の建物はショッピングモールに、西側の建物はホテルになっています。

道なりに進んでいくと数分で地下鉄（MTR）の出入口があり、その先の大通りにはトラムやバスが煩雑に運行されていて中環方向に戻るのも便利です。