日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

馬湾の浜辺へ

2018-06-13 | 香港 散策
香港空港から市内に向かうには鉄道にしろ、バスにしろ空港島と橋でつながっているランタオ島(香港でもっとも大きな島)から、馬湾、青衣といった小さな島を橋で渡って九龍半島へ抜けるルートになります。

馬湾、青衣のふたつの島のうち青衣のほうは鉄道駅があり、車窓から高層団地群が見えるのでなじみがありますが、馬湾のほうはいつのまにか通り過ぎてしまうイメージで地図でも見ないと気がつかないほどです。

その馬湾は島の半分ぐらいがデベロッパーによって再開発された高層住宅になっていて主な移動手段はバスですが、香港島からもスターフェリー乗り場近くから船便が出ています。近くといっても一番はずれなのでこちらもひっそりとした乗り場で売店もないぐらいです。週末時間ができたので久々に馬湾に行ってみようということに。フェリーの待合室にはどこから集まってくるのか入口の静けさとは打って変わって続々客がやってきました。船は中型の双胴船でビクトリア湾を抜けるとスピードを上げて北上していきます。右手には九龍半島沿いを走る高架道路の橋がいくつか見えてそれだけでも結構よい眺めが楽しめます。

30分足らずで珀麗湾フェリーピアに着きました。船を降りるといかにも新興住宅地という感じの人工的な広場があって店が何軒か並んでいました。店の後ろには高級そうな高層住宅が林立しています。並木道を数分歩くと左手に砂浜が見えてきます。東湾ビーチです。

この時期にしては人出は少ないですが、浜辺にはたくさんのレジャーシートやテントが並び、泳いだり水遊びをする人がいました。家族連れが多くて若い人同士というグループが少ないのが特徴です。それでもビーチに立つと、汀水橋、青馬大橋という大きな橋を望むことができてなかなかの景観です。残念なのは更衣室やシャワーなどはあるのですが売店がなく、内海なので水があまりきれいでないことです。陽が傾いてからちょっとだけ泳いで、帰り際にビーチの上にあるレストラン街に寄ってビザをつまみにビールで乾杯してきました。
ちょっと香港らしくないところもたまにはいいかな。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。