日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

食べる台湾 寧夏夜市と延三夜市

2013-08-02 | アジア旅行
双連駅を出て西に歩くこと10分ほどで寧夏路の交差点に着きます。交差点の手前左側に牡蠣オムレツの店があって行列していますから、これが目印になるでしょう。
寧夏路は歩行者天国になっていて、道の両側に屋台が並び、その外側の本来の道端にもところどころお店があります。真ん中の通路は狭いので荷物を身っているとすれ違う人とぶつかってしまいそうになります。とりあえず店を見ながら歩いてみることに。焼物やご飯もの、氷菓、海鮮などいろいろな食べ物屋がありました。ときおり鼻を突くような臭いが漂ってきます。しばらく歩いて原因がわかりました。臭豆腐のお店でした。いつも敬遠しているのですが、今回は思い切って挑戦してみることにします。注文をとってから作り始めるのでデーブルでしばらく待ちます。周りを見るとほとんどの客が臭豆腐を注文していました。店の人は次々に豆腐を揚げていきます。運ばれてきました。一見するとただの揚げた豆腐のようにしか見えません。となりに酢キャベツが添えてあります。ひと口食べてみましたが、全然臭くない、不思議です。味も程よく染みとおった薄味でこれなら鍋に入っている具のような感覚で、どんどん食べられそうです。酢キャベツとの相性もよくて交互に食べると口の中がよい塩梅になります。一緒に牡蠣麺線も頼みました。ややどろっとしたスープの中に細麺が浮いています。こちらも癖がなく食べやすかったです。店を出てまた歩き始めると貝焼きの屋台がありました。丸い小さめの貝を焼き鳥のように串に刺したものです。オーダーしてお金を払ってからしばらく待つのですが、受取の仕方がよくわからず、ちょっと冷めてしまったのが残念です。また交差点のところに戻ってきました。相変わらず牡蠣オムレツの店には長い列ができていました。牡蠣は麺線で食べてしまったので、そのまま宿に戻ることにしました。ホテルの隣に鍋貼(焼餃子)の店があったので、持ち帰って部屋でビールのつまみにしました。

二日目は、延三夜市に行きました。地下鉄民権西路駅で乗換えて次の駅、大橋頭で降ります。出口案内に従って歩いていくと、出口のすぐ前から夜市が始まっています。といっても他の夜市とちがって歩行者天国ではないので道路を車やバイクがひっきりなしに走行しています。出口に近い左側を歩いていきます。途中照明がない暗いところを通りましたが、そこにテーブルが置いてあって何人かの人がかき氷を食べていました。ローカル色が濃い夜市です。しばらく歩くと賑やかになってきて魯肉飯のお店があったので入ってみました。ここは通りに面したビルの一角にあるふつうのお店で、屋台ではありませんでした。高菜のような青野菜を刻んだものがご飯の上に乗っていて、その上に柔らかい肉がど~んとのせてありました。もうひとつ、幼肉魯飯というのを頼みました。こちらは細かく刻んだ肉がのったご飯です。どちらもジューシーな肉のうまみが伝わってきます。排骨湯というスープもあっさりしていてご飯に合います。欲を言えば野菜が一品あるとよかったのですが、頼んだものは温かい漬物のようなもので予想はずれでした。この日は結構お腹が膨れたのですが、せっかくなので帰り際にかき氷とお餅のデザートも食べてしまいました。