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相撲界のパワハラ容認

2023-11-18 10:58:24 | 日記
ついに大関・豊昇龍がやってくれましたね。
11月16日の豪ノ山戦で
「俺は大関だ。お前が先に手をつけ。」と
豪ノ山が片手を土俵につけても「両手だ」と言わんがばかりに、豊昇龍は手をついて相撲を始めようとせず、ただ睨んでいるだけだった。

日頃から豊昇龍は相手が手を土俵につくまで待って、相手と合わそうとはしない。相手が手をついて待っている状態になってから、自分のタイミングでスタートします。
この方法が顕著に表れたのが横綱・白鵬でした。
格下の者が先に手をつくと言う風習が有るらしいが、戦いの場では平等でなければ面白くない。
強い者が良い条件で戦い勝利を得ても、何の自慢にもならないでしょう。

「立ち合いは呼吸を合わせる」と言うルールを重視して、
それを守るためには、その前の所作もある程度は合わせる必要が有ります。

格上の者に敬意を払うのは当然でしょうが、土俵に上がった時は対等の勝負でなければ、それは勝負じゃない。

その時に解説していた豊昇龍の親方は
「部屋に帰って言っておきます」と注意をするような事を言っていましたが、同じ部屋の明生も同じように相手と合わせて手をつく事は有りません。
この方法は今に始まった事じゃない、部屋の親方が勝つことを優先して黙認しているのです。
もっと言えば、白鵬の時代は親方どころか相撲協会全体が黙認していました。

相撲の立ち合いは呼吸(タイミング)を合わす。
これが公平な勝負の原則です。
現実は豊昇龍や明生の様にまったく合わせない関取。
手をブラブラさせたり、腰を上げ下げしてタイミングを意図的にズラす関取まで大勢見かけます。
全て元横綱・白鵬が残した悪習です。
ここは絶対に改善しなければ、大男の小賢しい姿など見たくはない。😡 

今場所は先場所に続いて横綱が休場しています。
その上に人気力士の朝乃山も休場です。
相撲は歴史ある文化に近く、日本の国技でもあります。
それを守る事も大事だけど、伝統文化は時代に応じて部分的に変化しなければ継続しない事も知るべきです。
今までだってちゃんと変化してきている。
問題の立ち合いにしても手をつかなかったのを、両手をつくように変化し。
制限時間いっぱいになる前に勝負を始める関取も居たのを、テレビ中継の時間を考えてか、それもなくなった。
稽古の時に親方が木刀を持って指導するのも止めた。
直ぐに思い出せることでも色々と変化しています。

それなのに、、、
今の相撲協会は貴乃花親方の反乱が原因なのか、ただひたすらに厳しく前例を守り続けているだけの様に見えます。
問題の立ち合いのルールにしても、関取のケガに対しての公傷制度も考えるべきです。
負傷で本場所を休場している関取を、本気で力を出す訳じゃないと地方巡業に連れて行ったりせず。プロのトレナーに任せて治療に専念させるべきです。
そして復帰した時は「付け出し」である程度の地位からスタートさせるべき。
休場すると、毎場所どんどん落ちていき、場合によっては力士の生命線を絶ってしまいます。
ですから、力士は完治していないのに出場する事になり、無理が祟って直ぐに休場となり引退を速めてしまいます。
協会にとり、力士は大事な社員です。
もう少し社員の福利厚生を考える時代になっていると思うのですが・・・

勝てば良い、、、旧態依然とした体質とモンゴル相撲はもうたくさんです。

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