一向に下がらないコメの値段
それどころか、まだ上がりそうな気配が強いです
毎年、7・8月の頃の収穫前には米の在庫が少なくなります
つまり、今4月での価格と比較して5・6月は落ち着いても、7・8月は値上がりします。
5kgで3750円・・・それを見たテレビ局のレポーターが
「やすいですねぇ~!!!」
税抜きか込みか解らなかったけど、5kg3750円のどこが安いんだろぉ
もう米の値段は4000円代が普通で、場所によっては5000円代と言うのを受け入れている。
何故こんなに急な値上がりになったのか?
政府もマスコミも調べようとはしない。
外国からの観光客が米をいっぱい食ったから・・・違うよねぇ~
値上がりのきっかけは良く分からないけど、、、
値上がりを喜んで、価格を維持しようとしているのは、間違いなく農協です。
備蓄米をほぼ独占して価格調整している。
備蓄米を一気に放出して、米の価格を下げたくないんです。
これはどんな商売でもある事で、利益を追求する企業としては当然の動きなので責める事は出来ません。
ですが・・・
備蓄米は政府がコメの価格を抑えるために放出した商品(米)なので、価格を高値で維持するための調整をやってはいけない。
それを堂々とやってるんです。
こんな事を許して良いんですか?
政府もまったく理解していないのか、考えようとしていないのか解らない。
物価が上がれば税収は増えるし、農協に関わっている既存の企業は大集票田。
今年ある参議院選挙の為に大事にしたいのか。
米の価格を下げるのには絶対に機能しない既存の流通ルートに備蓄米を垂れ流す。
その流通に問題がと指摘されると
「流通ルートを新しくしました」と・・・
その流通ルートを福岡放送の図をお借りして見てみると

JA全農から大手卸業者、、、強い既得権益を持つ仲間です
今までと同じように、その2業者を通り、一部を中小卸業者に流すだけ。
自分たちに批判が向いて来たので、言い訳のルートを作っただけ。
消費者にすれば、生産者から消費者に渡るまでに1つ業者が増えただけです。
追加された業者にしてもタダ働きは出来ません。多少なり利益は乗せるでしょう。
政府や政治家に対する批判は何度も書きましたが、大抵は1度書けば終わりです。どうにもならない事に何時までも不満を持っても自分がイライラするだけでつまらないと諦めるのですが・・・
この備蓄米に関しては今後も書き続けるだろう。
政治家の誰かが不正な金を懐に入れたとか、そんな事は言ってしまえばどうでもいい。
そいつらは隠れてやってたのがバレただけ。
悪い事の意識はある。
しかし、今回の備蓄米に関しては
「確信犯の手抜き」を政府が堂々とやり、それに農協と関係企業が乗っかっている。
良くない事を堂々とやって利益を得ているんです。
これは・・・完全に我々国民をなめている。
米の異常な値上がりの原因として疑いのある事業者やルートに備蓄米を流すのは、まるで押収した覚せい剤を暴力団に流すようなもの。
JA全農の退職者がコメを扱う民間大手卸業者の役員として受け入れていないかなどを含め、日本人の主食であり国民が税金で守り続けて来た米を投機の対象としている連中を追求しない野党の人達。
後々に表に出るとしたら、それは文春か赤旗新聞。
その時は国民に取り・・・後の祭りとなってるだろう。
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