地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

小林旭になって・・・

2016-10-31 16:42:10 | 日記
今の時代、小林旭と言っても「だれ???」と言う人も多いんでしょうネ

小林旭のホンの一部の説明ですが、有名な映画俳優が歌手として活動した最初のスターで、石原裕次郎と共に昭和のスーパースターです。
その小林旭が農機具としてのトラクターのコマーシャルで
赤い~トラクター~」と、、、、。

米を刈り終わり、刈った稲から芽が出て雑草の様になってるたんぼを耕したんです。
小林旭気分で赤いトラクターに乗って・・・。

家庭菜園の畑を色々とやってると・・・
そこに近所に住み、家庭菜園の土地の地主のお婆さんの手助けをしている男の人(高齢)が来て
「暇だったらたんぼを耕してみる???」と、、私に話しかけてきた。

「やってみる???」と言われれば、、、「いいや」といえない性格だけに。。。

簡単なレクチャーを受けて、いざ出発です。
トラクターで一般道を少し走り農道に・・・(これ厳密には違反ですよね)

古いトラクターを「myトラクター」なんて言ってますが、今回は新しい方のトラクターなので壊すわけには行きません。
もちろん、何処かにぶつけて相手を壊しても。

農道とたんぼは少し段差があるが、そこはタイヤの大きなトラクターです。何の問題も無くたんぼに侵入です。
トラクターの運転で一番難しいのは隣との境界付近です。

境界はコンクリートで仕切られているので回転刃のカバーなどをぶつけないように気を配ります。
また、その耕運機の部分を地面に降ろすとき、境界スレスレに降ろさないと刈り残しが出てしまいます。

単に空のたんぼを耕すだけなんですが、、、、
それをプロがやれば結果はどうであれ・・・そんなもんで済みます。
ところが私の様な素人がやると、結果次第では、、、「やっぱり素人だから・・」

やる以上、そんな事を言われるのは悔しい・・・で、丁寧な作業になります。
なんとか境界付近を丁寧に残さず耕したが・・・当然に四角いたんぼに境界は四辺。
トラクターを回転してたんぼを往復するように耕せばいいのだが・・・
私はとりあえず四辺全てを最初に耕す事にしました、難しいのは先に片付けておきたかったんです。

時間はかかりましたが四辺すべてを耕し終わると、、、後は楽勝です。
急に気が楽になり、、、「なんならS字に耕してみようか・・」なんて余裕も出てきました。

直線で耕し行き着くと、そこは耕しているので普通にUターンして、逆に耕せば良いだけ、耕運機の部分に気を使って上げ下げする必要は無い。スピートも早くなり、どんどん耕しました。
「こんな機械化された農業なら簡単だ」と思いながら・・・。

思ったより簡単に約500坪の田を耕し終えて、その後を見ると・・・・
黒っぽく見えるラインと緑っぽいラインに分かれているのです??????

近くに行き確認すると、緑っぽい直線はトラクターの速度が早かった部分だと言う事が解った。
刃での掘り起こしが少なく30cm位に伸びた稲が横に寝ただけなんです

スピード違反です
簡単では有りますが、、、やり直しです。。。

トラクターなどの置き場は私がしている家庭菜園の隣です。
完璧にたんぼを耕した風な顔をして戻ると、お婆さんが私の為に里芋を掘っていました。

これはけっこうな労働です。
そこで、、、「私が掘るわぁ~」とスコップを持って・・地中の芋を傷めない様にグサッ と深く入れて掘り起こしたんだけど・・・
その時に・・・ボキッっとスコップの柄が折れてしまった。
お婆さんは古くなってたので新しい物を買うので良いと言ってたけど、、、
それはそれとして修理にトライしました。。
それがコレ


少し短くなったが、ちっちゃなお婆さんにはちょお~とエエかと

掘り起こした里芋を芋の部分だけに切り落とし、適度に皮をむき、それを大きな容器に入れて水でこねるように洗います。
そこは手伝わずに見ていたのですが、大量の里芋を切り落とし皮をむくのはさすがに早い。

イモの洗いも水でビチャビチャになるので見学

この日の私の収穫は・・my柿の木の収穫と里芋と枝豆です。
枝豆は大量に虫が付いてダメかと思っていたのですが大丈夫みたいです。
人の話ではかえってあまり良い状態で育てると「豆がボケる」らしいんです。ボケるって言うのは枝や葉ばかりが伸びて実を付けない状態になる事らしい。

夏場の物と違って見かけは悪いけど中身はしっかりと入っています。家で食べるには十分です。

ただ残念な事がひとつ・・・里芋でも枝豆でもありません。。。
収穫したバケツ一杯の柿を忘れた・・・
たぶん、、、あのバケツの柿は無くなる、、、お婆さんは誰にでもあげてしまうから。。。
「ありがとう」って言われるのが嬉しいんですねぇ~



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