山上徹也容疑者が旧統一教会に投げつけた💣アベ爆弾は強烈で、その効果は山上徹也容疑者の想像を超えています。
自民党など政治家と旧統一教会の繋がりが次々と表に出てきました。
しかし、そこには問題もあり、アベ爆弾は使ってはならない核兵器と同じで、使う人の目的外にも大きく害を与えます。
そして、山上徹也容疑者の本筋の目的である旧統一教会に大打撃を与えるより、政治家の方に与える打撃の方が大きくなりそうです。 この流れは間接的に旧統一教会に打撃を与えるように錯覚しますが、現実的には時間と共に傷が癒える軽傷にしかなりません。
政治家は権力者なので、攻撃の手段が悪い場合には難を逃れます。
その上に、どうしてもまとまった票の魅力から離れる事は出来ず、次の国政選挙までには3年もあり、人々の注目も薄れてしまいます。必ず、違う形で繋がりを持ちたがります。政治家に品格を求めても、それは無理な話で、どんな相手でも自分に投票してくれる人には甘いし、それが団体だと便宜も図ります。
そこで必要になって来るのが政治家に対するペナルティーです。
反社会的な宗教法人と付き合えば痛い目に合う。
これを当人だけでなく、成り行きを見守る他の政治家にも感じさせる程の強い罰が必要です。
本当に情けない話です。 本来なら権力者に高い道徳心が有れば、何も問題になる事はない話です。
現実は嘘や適当な話を公約として大声で言い、当選すれば公約実現の為に努力する政治家など、ほんの一握りです。
テレビなどで派手に放送されている、政治家が旧統一教会や関連団体の会に出席している姿ですが、これでは罰などは与える事は出来ません。
そんな中で、、、罰を与えるのに一番可能性が有るのが統一教会の名称の変更です
ここを詳しく書くと長くなるので簡単に言います。
宗教法人の名称変更には、申請が有ってから数年必要です。
それを統一教会の場合は簡単に短期で変更を認証してしまった。
その当時の文化庁の大臣が下村博文と報道されていますが、ここが追及の肝心要な点だと思います。
ここは道徳心や品格の問題ではなく、その認証に問題が有れば「権力者が行政を歪めた」ことになり大問題です。
後援会を作ってもらった・・・
組織的に投票を依頼した・・・
運動員としてボランティアで活躍してもらった・・・
そんな枝葉はイメージを悪くするのには役に立つかもしれませんが、所詮イメージです。
野党が何度指摘しても「悪口」になってしまうので、そんな枝葉は捨てて本丸の名称変更に関する追求に力を注いでほしい。野党議員は与党の議員に比べて省庁の調べは難しいのは理解しているが、そこを突破してこそ高い能力の証明にもなります。是非、悪口で終わる事の無いように願いたい。
私の話も「💣アベ爆弾」の本筋から逸れてしまったように、山上徹也容疑者の目的も逸れています。
山上徹也容疑者の目的は統一教会に打撃を与える事・・・復讐です。
問題を大きくして、自分を不幸にした献金をやりにくくするのが本筋です。
献金を違法行為として罰を与えて止めてしまうのがベストで、最低でも現実的に献金をする人が少なくなることが山上徹也容疑者の目的です。
旧統一教会の資金源の70%が日本人の献金と言うのですから、日本の信者は良いスポンサーです。
韓国・米国・日本と活動していて、何故に日本だけがそんなにお金を出すのか・・・
まぁ、それだけ日本の信者がアホだと言う事も有るのですが、日本では罰を受けないのが一番の原因と思います。
統一教会は名前を変え、関連団体を作り、本体を隠して若い人には「世界平和」、民主主義の国で政治家には「反共」と言い、相手にとって接しやすい事柄を使って接近してきます。
そして信者になれば「不幸が来る」と恐怖心をあおり、そこから逃れるには・・・「お金」と。
小さな山でもテッペンを目指す人には全く理解できない事ですが、その人達とは真逆の人達も存在して、誰かの下で生きて行く方が楽で安心な人たちも存在します。
そういう人たちが食い物にされている。
当人は被害者になっても仕方ない部分も少なからずあるが、その周りの人達も山上徹也の様に被害を受けてしまう。
これだけ問題になっても
「もう二度とこの団体や関連した組織とは付き合いません」と断言する政治家が現れないのが残念です。
30年前なら近寄る組織を調べるのは難しい点も有りますが、今は簡単で事務所の職員でも可能です。
ヤル気が有れば可能な調査、こう言う大きな事件が現実にあったのですから、今後は知らなかったでは済まない。
私たち国民も「知らなかった」で許してはいけないと思いますね。