藤井聡太王位に豊島将之九段が挑戦している棋王戦七番勝負の第三局の二日目をABEMAで放映しています。
何時もの様に、その放送をつけっぱなしにしての一日です。
局面は勝負の行き先を決める最大の山場を迎えていて、豊島将之九段の長考が始まりました。
すでに90分動きが有りません。
もしかすると昼の休憩時間を挟んでの思考で2~3時間に及びそうです。
現在のAI判断は藤井聡太王位が57%で、やや優勢と判断しています。
これはまだまだ分かりません。人の感覚では五分ですね。
AIは250億手も読んでの判断ですが、その道筋には一つ間違えると谷底に落ちる手が何度も含まれていて、それを人間が限られた時間内で何度も正確に見つけ出すのは不可能です。
その問題の状態は
ABEMAより
豊島九段が指す番です(画面の下側)
藤井王位が5六角成からの攻撃を見越して、王を2二に移動した状態です。
そこで考えられるのは予想された5三角成か4五桂です。他にも2四歩など有り難しい判断を求められています。
AIが最善手と4五桂を勧めていますが、、、その桂を藤井王位に取られ、攻撃に使われる点も考えれば勇気の必要な一手となり、その攻撃が成功すれば最善手が結果的に悪手となり
このブログを書いている間に昼休憩になりました。
再開は1時30分からです。 結局、3時間以上考える事になります。
何処まで考えているのか興味があると言うより、恐ろしい感じがします。
何事もプロは本当に、、、凄いです
追記
昼の休憩時間を含めて4時間、動きが有りませんでした。
その間に凡人の小生は散歩を兼ねて、遠回りの買い物に行き汗だくです。
徳島市の中心を流れる新町川沿いだと、少しは涼しいかと思ったのですが。
日影が無くて、、、暑い🌞 こんな所で倒れたら誰にも発見されずお陀仏です。
散歩は早々に切り上げて買い物に行った。スーパーは涼しいですからね。
帰ってシャワーをしてパソコンを確認したら・・・・同じ画面
少しして、やっと豊島九段が指した。。。。5三角成だった。
AIの評価は低いのですが、、、、AIが進める4五桂はその後を読み切るには人間には無理なのでしょう。
凡人の私が想像しても、行く道は何種類も有り、一年考えても答えは出ないでしよう。
豊島九段も4時間考えても、自分にとり良い答えを見つける事は出来なかったのか。
4五桂より選択幅の狭い5三角成を選んだみたいでが、選択幅が狭いと言っても・・・メチャ多い。
藤井王位の長考が始まった感じです。