地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

老人は怯えています

2018-04-15 11:49:00 | 日記
✳85才で一人住まいのお婆さん。

家には数え切れないほど鉢の植え木が並んでいます。
窓の付近には二重三重に置かれ、玄関にも多数の鉢が入り口を狭くしています。

✳93才で一人住まいのお婆さん。

玄関とその隣の部屋の灯りは朝まで付いています。

✳二人とも80才代後半の老夫婦。

夜になると道路側の二階の部屋の灯りがつき、朝まで消えません。

✳90才で一人住まいのお爺さん。

夜になるとラジオが鳴り出し、朝まで消えません。

全て、一戸建てで暮らす人達ですね。
どの老人も夜に外から人が入ってくる事を用心しています。

老人になっても男の人は、ベットの横に木刀など戦う道具を置いてる老人も居ます。

空き巣泥棒などが入ってきて、居直り強盗となり、命が危険になる事を防ぐ工夫をしているのです。

侵入者と戦ったり、逃げたりする体力が無くなった、老人の知恵なのですが。

なんか虚しい。
そんな心配の無い街に出来ないのだろうか・・・・