地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

近畿財務局に答が、、、

2017-04-11 09:42:47 | 最近のニュースから
豊中市議からの告発から始まり、首相夫人の昭恵さん・・鴻池議員・・首相と豪華キャストに野党やマスコミの観客が大騒ぎ。

国会劇場は連日の満員御礼状態になった森友学園物語。

ゲスト出演で大阪の松井知事まで出てきて花を添えた。

主役陣も豪華だが、悪役の籠池夫婦が強烈な個性を発揮して、観客をくぎ付けでした。

この物語の舞台は第二幕に移り、大阪府と近畿財務局との対決物語になった。
第一幕の再放送を願う野党の人達の気持ちとは逆に地方色が濃くなりましたね。

森友学園問題は最初に捜査機関が手を付ければ、その道は一本道で、スタートは近畿財務局から始まる出来事だったんです。

今となっては捜査機関が入ったとしても、その捜査の目的は籠池夫婦の犯罪の有無で、近畿財務局にたいして昭恵夫人や政治家等との関係は対象外になります。 たとえ捜査の道中で何か関わっている事が出てきても、それは捜査内容なので表に出ることはありません。

この一連の出来事で色の濃い人たちが大勢出てくるので、それを見る私たちは目移りしてしまい、事の本質を見失いがちになると言う人もいますが、本当の原因は私たち一般庶民の感覚では理解しがたい国家公務員の体質が、事の成り行きを理解しにくくしているんです。

公務員で何かを担当し、その事案が停滞したり廃止になる事は避けたい。 

それは公務員で無くても有る事なのですが、その気持ちの度合いが想像を絶するほど強いんです。

そういう気持ちの上に、、、、

停滞したり廃止になる原因に自分が少しでも関わっていたら、、、、
本当は関わっていなくても、関わっていると思われたら、、、。

そこを民間人に知られ、強く「責任問題」だと指摘されると、かなり追い込まれた感じになります。

今回の森友学園問題では、、、

その責任問題が東京の豊洲の問題で世間から注目されていた地下の汚染問題なので、その効果は強烈だった。

スピードのある事の進行に「神風が吹いた」と籠池は、
さも昭恵さんの影響があったと臭わせたが、神風は豊洲の汚染問題とのタイミングとも考えられます。

籠池の相手が地方の自治体なら、そんな神風は吹きません。 そこが理解できない近畿財務局(財務省)の役人の感覚なのです。

第二幕になり大阪府と近畿財務局との間で、責任の擦り付け合いみたいになっていますが、これにしたってどちらの立場が上位かを考えれば明白で、国有地に関する案件は絶対的に国の近畿財務局が上位です。

立場が下の公務員が、上の意向を無視して反対の事はしないし出来ません。
大阪府の意向に近畿財務局が従ったなんて事はあり得ない。

商売人なら、「今回は・・・」 なんて話はありますけどね。


仮に・・・

近畿財務局の担当者が 「昭恵夫人が関わっていたので、それなりの配慮をしなくちゃ・・と感じた。」

そんなことを言ったとしても、それが真実だと証明なんかできないし、嘘だとも証明できないでしょ。

それは当然で、人の心の中の動きなんか証明しようがない

それを、あ~だ、こぉ~だと想像して批判するのは、批判の為の批判でしかなく、大の大人(国会議員)がやることじゃない。

自分で仮に・・と言ったものの、事実だったとしても、近畿財務局の担当者がそう言う事は絶対に無いですね。
誰の為でもない、自分自身の為に言わなない。

流行語になりそうな「忖度」が無くても、、、、

首相夫人を傷つけない為に、忖度があったが「無い。」と言っている。 そう上司に思われた方が、自分の為には得ですから・・・

ほとぼりが冷めた頃に東京本店にご栄転かも・・・・。