アースクエスト BLOG

シーカヤック アースクエストのブログです。

ランタン

2013-09-26 21:16:00 | ガイドの道具箱
 キャンプサイトの夜を明るく照らしてくれるランタン。手軽なLED、ガスや明るいガソリンなど、様々なランタンがありますが、私はシンプルな灯油ランタンが好きです。

 灯心にしみこんだ灯油が、柔らかくてやさしいゆらぎのある光を放ってくれます。本体が軽量なのもポイントです。ガスランタンのようなコンパクトさはありませんが、もろいマントルに気を使わなくても良い、燃料費が安い、そして、なんと言っても故障箇所が非常に少ないのが気に入っています。もちろん、これまで故障したことはありません。


 今は、フェアハンドをベースキャンプ用に、ペトロマックスをキャンプツアー用に使っています。メンバー全員がヘッドランプを持っていれば、ランタンはいらないとも言えますが、食事やお酒を飲むときに、テーブルなどを常に優しく照らしてくれるランタンがあると、便利なことはもちろん、雰囲気が非常に良くなります。


 ペトロマックスのランタンは、wild-1の汎用ケースに、フェアハンドはスノーピークのランタンケースにそれぞれきれいに収まります。


 ガソリンランタンや、ガスランタン、LEDランタンとは異質の、優しい光。オススメです!



9/25スクール

2013-09-25 18:41:00 | シーカヤックスクール
 今日は大倉ダムでスクールです。平日リクエスト開催でした。


 思ったよりも天気が良くて、時折晴れ間が広がりました。 


 どこから流れてくるのか?謎のトンネル。ちょっと気になります。


 いつもながら、上流は澄んでいます。そして、カヤックの中が冷え冷えになります。


 昨日の奥松島ツアーでは、蝉の声を聞きながらのパドリング。今日は秋の虫。宮城のフィールドの奥深さを2日間で実感しました。

 次回スクールは、9/28開催です!
 また、平日リクエストにも随時対応いたします。お気軽にお問い合わせ下さい。

9/24奥松島ツアー

2013-09-24 22:42:00 | シーカヤックツアー
 9/24は、奥松島ツアー。台風の影響からか、波浪注意報が発令中。もちろん、コースは湾内へ変更!!


 松島湾は、種牡蠣の産地としても有名です。抑制栽培という方法で、丈夫な種牡蠣をを生産しています。


 奇岩も多く、こんな写真も撮れます!!


 裏嵯峨の入り口。巨大な岩です!!


 オーバーハングした崖が続きます。


 休憩した浜にあった、カニの巣。泥団子がすごい・・・。


 秋の空が気持ちいい!!


 くまもん発見!!!何故????


 予報以上の上天気!!!


 午後は、ちょっと波のあるところまで。少しだけ緊張感があって良かったですね!!


 外側は、エキサイティングな波でした。



 東の空では、ブルーインパルスの訓練飛行。結構贅沢な時間です。


9/23唐桑ツアー

2013-09-24 22:02:00 | シーカヤックツアー
 9/23は、舞根湾を中心に唐桑の海を漕ぎました。

 早朝は、非常に穏やかな海。でも、上空の雲は結構を速く流れていました。天気予報では、南東の風”やや強く”。無理は禁物です。


 風を警戒しつつ、舞根湾をのんびり進みます。 


 普段は、あまり近づきませんが、こんな日は漁船もじっくり観察。


 舞根湾には、たくさんの牡蠣筏があります。そしてここは、「森は海の恋人」運動で有名な畠山さんの養殖場があります。邪魔にならないことを確認してから、風下から養殖筏に接近します。豊富なプランクトンに育まれた牡蠣を間近で観察!!


 鎧洗崎を越えると、予報通りの南東風。思ったよりは穏やかでした。


 九九鳴浜で休憩。貴重な、鳴り砂の浜です。昼には風が上がりそうなので、ここで折り返して舞根湾に戻りました。


 海辺の岩場のススキと、色づき始めた木。秋が深まっていきますね!!


 舞根に到着!


 お昼を挟んで、午後は強風下でのボートコントロールを練習!!


 最後は、セルフレスキューでしめました。




森海案内人養成講習

2013-09-22 20:45:00 | シーカヤックツアー
 NPO法人 森は海の恋人では、自然ガイドの養成講習、「森海案内人養成講習」を開催しています。講師として毎月さまざまなテーマで講習を行っていますが、今回は「シーカヤック キャンプツーリング」がテーマでした。

 受講生は、シーカヤック基礎(2日間)、レスキュー&ロール(1日)を経て、シーカヤックの大きな楽しみの一つ、キャンプツアーを実践しました。

 天気図を見て、天気予報を確認して、海図を見てコースの説明を受け、食材の準備や、パッキングを自分で行い、気持ちよい秋空の下、舞根湾に漕ぎ出します。


 この穴は、「穿孔貝」が作り出しています。シーカヤックからは、海と陸の狭間にある様々な地形・動植物を間近に見ることが出来ます。


 キャンプサイトに到着!早速テントを設営したり、晩ご飯の準備をしたりします。もちろん、「どこにテントを張るのか?」も、様々な状況を考えてから決めていきます。


 食事はmちろん、受講生が作ります。メニューは豚ショウガ焼き・ごはん・味噌汁。ツアーメニューは、これまでの講習でなにを狙って作るのか、カロリーや塩分は十分か、演出は?など、いろいろと学んだことを生かして考えてます。肉が多いのは、ゲスト役が肉好きだからだと思います。


 夜は、焚き火と灯油ランタンの明かりで過ごします。やわらかい炎の揺らめきが良いですね。


 食事の片付けが終わり、焚き火を囲んでのんびりしていると、きれいな月が顔をだしました。


 月の光に照らされるシーカヤック。美しい!!!


 翌朝、雲間からの日の出。気持ちよい朝!!!


 気合いを入れて漕ぎ出しますが、思った以上に風が強かったので、コースを変更・・・。


 風裏は穏やかなんですが・・・・・。


 強風のため、コースを変更して、早めにベースに戻って、午前中一杯はスキルアップ講習。その後、お昼を挟んでツアーの振り返り。
 当初の天気予報と、現場でのズレ。コース変更を決定した場所と、コース取りの理由etc・・・。天気図と海図を使って、風の読み方や現場での判断プロセスを復習します。


 2日目の強風で、コースが短くなってしまいましたが、それはそれで、良い経験になったのではと思います。通常のツアーとは違った楽しさがある講習でした。


・・・おまけ・・・
 通常のキャンプツアーでは、サイト設営や調理でなかなか時間が作れませんが、今回は受講生が食事を作っていたので、空き時間にちょっと実験。
 バックアップ用に持ち歩いているポケットストーブでお湯を沸かしてみました。
 固形燃料一個で、ラーメンを作るぐらいのお湯が沸かせました。けっこう楽しい装備です。