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シーカヤック アースクエストのブログです。

5月31日 スクール大倉ダム

2015-06-05 10:05:00 | シーカヤックスクール
 5月31日(日)は、大倉ダムでスクールでした。

 風が若干強くて、午前の基礎講習は風裏で。


 基本講習が終わって、お昼休みに向かいます。ある程度漕げるようになりました。


 午後は、ツーリングへ。午前中の復習を兼ねて、しっかり丁寧に漕いでいきます。


 ダム湖の奥は、大倉川。水位が高い春は、結構奥まで入れます。


 最初の滝到着。

 
 最初の滝の傍の岸辺には、ヤマカガシが。写真真ん中の石の左上です。結構怒っております。


 2つめの滝まで行った方もおりました。


 帰りは、風に押されながら戻ります。


 風には苦労しましたが、基礎講習とツーリング、共に楽しめた一日でした。


 そそて、レスキューへ。

 この後、出艇場所ですれ違ったダッキーとファルトの二人組がおりました。出艇場所の出入り口に車を止めて(他のカヤックの出入りが大変です。非常識!)、ちゃんと漕げていない感じ(経験不足が一目で分かる漕ぎ方。)でした。道路の上から見ていると、風の中でファルトが沈。しかも艇を手放しておりました。風に流されるファルトをダッキーが回収しようとしていましたが、明らかに漕げていない・・・。どんどん風下に流されていきます。そもそも、トーイングの技術も、現場力も無いようでした。沈脱した方は、中州状の岸に泳ぎ着いておりましたが、ウェアも明らかにウェットでは無かったので、少々心配でした。

 傍に居たゲストの方々に、「助けた方が良いのでは」という声が上がったこともあり、仕方なく、ゲストの方々に駐車場まで戻っててもらい、上まで運んだカヤックをもう一回下ろしてレスキューへ。正直、ゲストの方々から離れるのは心苦しかったんですが、このフィールドで遭難されてはやっかいなので、漂流していたファルトを沈脱した本人まで届けて、車が邪魔だから動かすように伝えて戻りました。

 沈脱した本人は、初めてだったそうで、死なずに済んで良かったなと。もう一人のダッキー乗りは、10年漕いでいるそうですが、パドルの裏表を逆に持っていたり、ライフジャケットが明らかにフィットしていなかったりと、突っ込みどころ満載の出で立ちでした10年前に一回漕いだことがあるレベルにしか見えません。この日うちのスクールを受けた皆さんの方が、よっぽど漕げています。
 こういった方に共通するのは、壊滅的な判断力と技術の低さはもちろんのこと、助けられるときに必ず言い訳をします。悪いのは、あなた方です。風もカヤックもパドルも悪くはありません。初めてでも、1万回漕いでても、判断ミスをすればすぐに命を危険にさらすことになるのがカヤックです。ダム湖だからって、安全なわけじゃ無い。ってことが伝われば良いのですが、たぶん無理なんだろうな。ああいう人たちには・・・・・。
 

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