今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

小間切れを入れた肉々しいハンバーグを大根おろしで食べる。

2021年06月27日 | 今日の料理
大根おろしをすって
(大量だからミキサーにした、今回は目を細かくしたかったし、回りづらかったら水を少し足す

繋ぎに玉子を入れないで繋ぎとカサ増しはパン粉だけのハンバーグを焼く時
油だけだと表面が黒く焦げてしまうので
ワインとか水分を入れるとシットリ仕上がるのだろうが、そうそうワイン(しかも酸化防止剤無添加のワイン)なんて常備をしていない場合もあるじゃないですか!!?

そんな時は「ワインが無ければ水で代用しろ!」の言葉もあるとおり(最近よく見掛ける言葉)、水少しで蓋をして蒸しながら焼くと「焦げずに」シットリとする
寧ろワインだと、甘さのコクがワインによって左右され過ぎてしまうので、
「この味で喰え!!」っていうソースありきの洋食ならまだしも
素材自体の味の美味しさを知る島国の人間にとっては、
無駄に甘いワインの風味なんか付けるなよ、カモフラージュしてんじゃねーぞ(←ゴメンナサイ、今ちょっとイラ立っているので、←そんな時でも料理の事に付いて書きまくるってのも変だけれど・・・)と、熱い鉄板にジャッッて入れて蓋をして火を通していく。
(水があると時に火を強められるし、後で火を弱くするが短時間ならワリと強火でもあまり焦げない、ジックリ焼くより、その分早く仕上がるし・・・)

今回は、鰹のたたきで余った時のポン酢ダレを使って
(私は付属のタレを使わない事が多いので、偶に余ってしまうから)

おろしハンバーグにした。

素材の味が活きる醤油だけの方がよりスッキリとして好きだった。
(ま、鰹のたたき用だからな、不味くはなく美味しい方だと思うが・・・)

因みに今回は挽肉に豚小間をきざんだモノと炒めた玉ねぎ・パン粉多目を入れ、軽く塩と胡椒をふり、私は子供みたいに手が熱いので、杓文字でかき回すだけであまりかき回さず近年のハンバーグはあまりこねすぎず肉々しい食感を残す事が比較的多くなってきたようにも感じる、どうしても手の熱で油脂分って溶けるし、練ると増粘効果で味もややボヤっとするボヤっとするから味付けが濃くなる・・・その悪い繰り返しなのでは?と・・・実は「密かに」思っている、だから練り製品のすり身みたいになったハンバーグはあまり注文をしてこなかったという事もある、勿論、他の理由もあるが・・・)
「スタンドバイミー」の原作に出てくる、森の中の焚火で木の枝に挽肉をくっ付けて焼くシーンのように、肉々しいイメージを選択してみた。

その為に、卵液を入れず(←嘘、忘れただけ)、肉の食感を活かしたイメージばかりあって繋ぎの卵を忘れてしまったが、これでも全然出来る。
そのまま焼いたら、スタンドバイミーのバーン・テシオみたいに途中で割れてしまいそうなので、水で煮蒸焼きのカタチをとってみたら・・・

これが美味しいのなんのって。

更に、ハンバーグと大根おろしが、こんなに美味しいなんて・・・
神保町2の「ザ ハンバーグ」へ行かなければハンバーグの良さが解からなかったかもしれない。
(人間は「恐らく、何事も」つい好きなモノに走ってしまいがちだが、少しでも公平に判断を出来るように、食べ物とはなるべく距離を取って観たいと思っているつもりでこれでも努力をしているので嫌いなモノもない代わりに好きなモノもない)



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