今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

「釜玉ラーメン」(訂正:「かけ」ではなかった釜玉だった)

2020年01月19日 | グルメ
何処かの街で「釜玉ラーメン」なるものを観た・・・ 最初観た時、なんだ「油そば」か?と思ったが、通り過ぎて、ふと、ん?、ちょっと待てよ、 油そばなら、油そばって書くよな・・・って。 実は自分、油そばがどうも苦手で、B級感は良いんだけれど、どの店のも油っぽいのが苦手で、 二郎系みたいに脂質がどっさりくるのか?、スープが無いからサッパリヘルシーに切れを出すのか?ハッキリしろよって。 塩気が強かったり、辛いのばかりだし、そういう味を押し付けるのって嫌いなので、 何軒か行ってあまり食べなくなってしまった。 つけラーメンですらあまり食べないし(ラーメン自体は美味しいと思うけれど、ブームの時に無理してハマったきりで、本当はあまり食べないんだ)、 なので、釜玉ラーメンって見た時に、もしかして油少なくてもしくは無し)で、サッと醤油かタレをかけているだけじゃね?ってふと思った。 その時は悩んだけれど、お腹がいっぱいだったので食べれなかったが、後日家で太めの中華麺と安いメンマを買ってきて、 丁度、漬けマグロのタレ醤油と酒を半々でサッと煮立たせたもの、自分は砂糖や味醂等の甘さは入れない→ご飯が甘いから&漬ける素材の味を活かしたい&甘さを入れると身が柔らかくなってしまう)が余っていたので、卵黄(=白身は翌日大きい目玉焼きへ)を落としてやってみた。 (チャーシューが無かったので、薬とか使ってあるチャーシューより、鶏肉を茹でたモノで代用、別に遊びだし、チャーシューが主役ではないから) おぉ?、かなりコレ、いけるぞ!! 麺が活きるって感じ、今度プロが使う麺とかでやってみたいな・・・ 少しだけやってみたがヅケのタレでなくても、醤油だけでもけっこうイケそうな感じなので (※醤油だけでダシが足りなかったら、出汁の素でもササっと振り入れるか? あながち「釜玉ラーメン」も間違いではないなって。 麺の味が活きる。 その後、メンマを買わないと出来ないのでは、何も意味が無いので、麺と共に茹でた茹でキャベツとしかも全卵で、しかも今回は完全に醤油だけで「釜玉ラーメン」を試してみた。 チャーシューですら以前は茹でた鶏肉に変えたのに、更にシンプルにだが、これも悪くない!! ラーメンって余程でない限り足し算をし続ける気がするんだけれど、この釜玉ラーメンは、引き算な気がした。 少しでも麺という素材を活かす為に、余計なモノを減らしていく。 ソリッドな感じを目指すという方向でいいんじゃないかな? 迷う事は無い、やるべし!! (足りなきゃ足せばいい、引く事は出来ないが、足す事は出来るんだ)


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