今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

オクラ「とろ」???

2020年04月14日 | 素材
魯山人の昆布とろ(←あれは作業が地獄だった・・・)をイメージし、昆布出汁と輪切りのオクラで作った、手探りだが、絶対、全国の何処かにこれに似た郷土料理がありそう。
山形の『だし』とか宮崎の『冷や汁』とかがやや似ているのかなーって。

昆布出汁が余っていたので

茹でて輪切りにしたオクラ(←茹でて常備菜にしてあった)と、酒と塩(←アタック感が強くなるので本当は塩を入れたくないが、ご飯にかけるので流石に醤油だけだと味が付かないかなって)
(好みもあるし、中華料理ではないから甘くはしない)

醤油を入れ

もう少し粘りを付けたいなと思ったので、更にかき回しながらトロトロにし、

出来立ての熱々を冷えたごはんにかけてみた。

敢えて、味をやや薄くしておいて食べる人が好みで味を調整出来るように

醤油を少し垂らすと全体が締る感じ。

粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし

翌日以降、温かいご飯にかけても『冷や汁』みたいに冷えたご飯にかけてもどちらもいける
(このネバリを括目せよっ!!)

海苔を散らしても美味しい。

人間が海から進化してきたんだなーって、身を持って理解出来る感じがした。

「オクラと昆布出汁(又は普通の鰹出汁)だけのレシピ」が無いか?(←結局見付からなかったのだが・・・調べていた時、
とろろ昆布を入れるレシピがよくあるようだが、あんまりとろろ昆布が好きではないので。
(旨味成分に紛れ込んでいるような「酸味」みたいなのが・・・
そのまま駄菓子みたいにとろろ昆布をムシャムシャ食べるのは好きなんだが・・・

魯山人の料理②とか、温故知新ではないが、古(いにしえ)の料理を学ぶ良さを最近(特に)感じている。




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