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今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

その町を知りたかったら

2016年11月13日 | 飲食業
新しくその街に降り立って、その街が自分の味覚や感性に合うのか?知りたかったら、自分はパンを買うようにしている。

その土地の水や空気の風味みたいなものを一番に吸収するのが小麦粉だし、発酵の過程で酵母が風土の特徴を吸収している感じがする(あくまで感じだけれど)。

勿論、お店の味付けや塩加減などもあるが、その土地の購買層の味付けの特徴を代表するものかな?って、チェーンのブランドで独自の味にしようと思っても、酵母や粉がその風土から吸収する味って絶対あるような気がする。
だから(その街で作って売っているベーカリーの)パンを食べてみるんだ。

自分が料理を作って絶対に美味しいと思っても、他人はそうは思わないこともあるし、指紋のように絶対に同じなんて絶対無い!!。どんなに美味しいものだって、他人同士、味わっている感覚は、やや違うんだ。
その紙一重の違いを縮めるのって凄く大変だったりする。
(よく剣道家や剣術家が、年を取ってから更に腕を上げるには昔より余程鍛錬しないと上がらないと言われるのと腕で勝負している人は似ていると思うんだ。)

でも、少しでも同じ方向性の味ってあって、好みの味が土地ごとに違う気がするんだよね。
だから店をOPENする前など、自分の足で歩いて調べる中に組み入れて判断しても、1つの判断材料になるのではないか?と。

青臭い事を書いたけれど、(半歩でも)突き詰め続けなきゃ、進歩は無い、後は落ちていくだけだ。

勿論、それは第三者が「アイツはダメだ」なんて決め付ける事でもないし










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寿司の醤油が何種類も!!

2016年11月13日 | 飲食業
最近、前から行ってみたかった「はま寿司」という回転すし屋さんへ行って驚いた。

(何が驚いたかって)醤油が何種類もあるんだ。

↑左から
・「ポン酢」
・九州の甘い醤油
・だし醤油
・日高昆布の醤油
・(確か、普通の濃口醤油もあった)

一滴づつ垂らせる醤油居れなのだけれど、特殊な時間だったので時間皿に出してみた。

たしかに、ブリとか、鹿児島でも名産だし、たまに甘い醤油で九州を思い出してみたい時もある。
これが又、ウマイんだ。
これからは色々なスタイルがあっても良いと思うと感じた。

あと、驚いたのが、ケーキもあるのね。前から、他の回転すし屋さんでもラーメンやケーキ・プリンがあると聞いてはいたが、実際頼んだことがなかったが、思い切って、頼んでみた。

思い切ってレアチーズを頼んだのだけれど、ワリとシットリとしていて、女性向きなのかな?と思った。
(試しにだったからスポンジにすればよかったかな?)

男にはちょっと甘過ぎたので、粉茶をふりかけて、日本茶レアチーズケーキにしてみたら、これが合う事、合う事。

最初解らなくて箸で食べていたのだが、デザートや茶碗蒸し(又は子供の麺類)は、このフォークとスプーンで食べるのね。

外人さんでも解る様に、フォークとスプーンのイラストが描かれていた。
(これもユニバーサルデザインか)

このフォークとスプーンのイラストと実物も丸みを帯びていて、子供達が口を傷付けないようにしてある事が伝わってきて、なんだかホッコリして嬉しかったな。


う~ん、勉強になりました。



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ソフト食とイギリスのポリッジ

2016年11月13日 | 飲食業
世の中には口が開けられない開口障害の人や麻痺のある人、高齢者の為にソフト食なるものがあるらしいので、それについて少しだけだが勉強してみた事を備忘録としておこう。

自分の中でも「ミキサーの肉じゃが」の様な流動食みたいなモノを想像していたが、調べていく内に、あれ?、ちょっと考えていたものと違っていて、
結論から言うと、

・きちんと形がある。
・口の中でバラバラにならない。
・喉にスムーズに飲み込み易い

・素材の繊維に対して包丁を直角に入れ、繊維を断ち切る。
・食べ易い大きさは1.5cm×3cm
・厚さは3mm~5mmでそのまま口に入るように。
・肉はしゃぶしゃぶ肉の様な軟らかいものを使い、硬くなるのであまり煮込まない。
・肉も繊維に対して、直角に切る。
・舌で押し潰せるぐらいの軟らかさ。
・味付けも火が入り過ぎないように手早く。
・カレーなど、油脂があるものは喉を通り易い。

ゼラチンご飯というものがあり、それを作る時は米の全体量の2倍の水で炊き、ゼラチンはそれの2%。
例=米150gだと水が300g、全体量の計=450gだから、→ゼラチンは9gを入れる。
お粥モードで炊いたり、炊飯中も何度かかき混ぜる。
このゼラチンご飯をハンドミキサーなどで潰して、白玉なども作れ、冷製白玉などにすると夏場の食欲が落ちた時などは喜ばれるらしい(あくまでも、作り手、食べてが、飲み込める無理の無い範囲で)。
・他にかぼちゃのポタージュなども喜ばれる。

「食」を通して食べてのQOL(Quality Of Life=クオリティーオブライフ=生活の質)を向上させる事が目的。

食べたいと思わせる。

・銀ムツや、ムース類も良い。

・加熱時の中心温度は85度以上で1分以上で感染が無くなると言われている。

・小ネギなどの薬味もミキサーにかける。

・増粘剤を混ぜる。

・麻痺のある人には咽頭残渣が残り易いので注意をする。

・海苔の佃煮などの袋も破いて、器に盛って提供する心遣い。

・お粥にはスキムミルクを入れると食べ易いし、コクが増してとにかく美味しいらしい。又、分離を防げる効果もある。

・施設などでは、基本的な調理を事前に終わらせてしまう前倒し料理を行う。

・キュウリなどの硬い部分は、ほんの少し緑の所を残したり加減をしつつ、4面を削ぐ。

・調理の時に塩・砂糖を1:1を少し入れると繊維を軟らかくしたり、色落ちを防げる効果がある。

・タラコなどの薄皮を剥ぐ事は凄くオドロイタ。薄皮は引っかかり易い。

・豆乳は油脂を含むので向いている。

・麺は長過ぎるのは勿論、短過ぎても誤嚥し易いというのも初めて知った。

・卵黄とオリーブオイルを混ぜると潤滑材になる。

・誤嚥等の危険を極力控える心遣い

・塩昆布などを塩の代わりになるべく使う。

・仕入れる時も、油脂が多く、柔らかい食材を択ぶ。

とにかく、食べ易い食事の概念が変わった。

自分の周りで、何か食べ易い食材ってないかな?と考えたあげく、そういえばイギリスやスコットランドのオートミールのお粥、ポリッジを作った事が無かったなと、

因みにポリッジに使うオートミールに含まれる食物繊維は、白米の20倍・玄米の3.5倍あるらしくビタミンB1や鉄分も豊富とのこと。
あまりこういうものを買った事がなかったので(コーンフレークとかも憧れて買ってみたことはあるが直ぐ飽きてしまって、でもグラノーラは美味しいなと思った。)、とりあえず保存料や着色料などが無添加で、農薬も一応気にして、国内産のオートミールにしてみた。

こうなっているのか。

そのまま食べると、結構歯応えがあるので、早速水や牛乳で煮るポリッジにしてみた。

ホットシリアルとも言うらしく、離乳食や介護用には水からゆっくりと煮て、凄く柔らかくするとのことだ。
なるほど、とりあえず柔らかくなればいいのかな。

で、完成したら、季節のフルーツやドライフルーツを乗せるのだが、この時リンゴしか無かったので(硬いものがダメな人は煮て入れないと無理だよな)、乗せて、砂糖や蜂蜜を入れて食べる。

う~ん、なんちゅーか、最初は、お、イケルと思ったけれど、段々染み込んでくるうちにベタっとヌルっとしてくるので、なぜ、フルーツやドライフルーツでサッパリさせるか?の意味が解った。
ビタミンなどの豊富なフルーツ類を沢山食べる為の智恵も加わっている気がした。
(不思議とフルーツの酸味が、凄くというか、なんといって言いか解らないがドンドン欲しくなるんだ)

因みに、スコットランドでは、砂糖や蜂蜜、フルーツを入れず、これに塩を入れて、燻製の魚などと共に食すらしい。
自分は、フルーツが少なかったら、塩味の方が好きかな(日本のお粥に近いというか)。

しばらくしてオートミールが余っていて寒くて忙しかったので2回目、今度はソフト食とは違うが、少しミルクを減らして硬めに炊いて
前回の失敗を踏まえフルーツを少し多く入れてみようと余っていたキウイを半分入れて、ハチミツを少し入れてみた。

あれ?、甘いVer.も美味しいではないか!!(なんでこんなに違うんだろう)

忙しい寒い時は「あり」だなこれ。


その後、牛乳をただかけて食べるミューズリーにして食べたら、

これがオートミール自体がコーン○レークみたいに甘さが付いていないので、食べ易いというか飽きないんだ。
不思議と、軽い麦の香ばしさと、ミルクの甘味だけで食べられてしまう。
でも(自分の場合ドライフルーツも好きでは無いので入れないし)砂糖も入っていないので、食べ飽きない。
忙しい時にかなり手軽で、期限までに飲みきれない牛乳も処理出来るし(基本、紅茶に入れるだけなので)、かなりハマった。

外国人がよく「日本の食事はソルティ!!(=塩気たっぷり)」と言う人々が多いが(同じアジアの人々でさえも同じように言うのを聞いて驚いた事もあった)、このポリッジを食べて、そうかもな、外国の人々にしたら確かにそう感じる塩気だけれど、私達はこれで育ってきてしまったので、もう舌が塩気を欲っする味覚になっているのかもと?、改めて、思った。

他にフィッシュパイなんか、ソフト食として魚介類の質を柔らかい種類に変えれば、合うのかな?と思った(マッシュポテト料理は合う気がする)。







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実験、餃子の皮が余ったら・・・美味しいスイーツに。

2016年11月13日 | 飲食業
半額の餃子の皮を買って結局作らなくて余り過ぎたら、

果物を煮て、

チーズと包んで&チーズだけのものと果実だけのものを作って、

様々なカタチで包んで

小分けにし、お盆に乗せたまま冷凍し、

揚げても良いかも。

と思ったけれど、チーズは揚げ過ぎると出てきてしまうね(爆発してハネると危ないし)。

後日、果物「だけ」の方はカスタードを作ってかけてみたら、これが信じられないぐらい美味しいデザートに。

多国籍で温故知新な不思議な味になった。


揚げる時、ハネて火傷をしないように注意してね。






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ずっと初心者でいよう

2016年10月18日 | 飲食業
最初、アクセス数とか追われるのが嫌だから、数とかコダワリとかなんも無かったし、ブログってどんなものか?と始めてみたけれど、だんだん観てくださる人が多くなって需要が少しはあるのかーって、少しでも世の中の役に立てれば・・・ってキモチが強くなってきた。
そして一時期1日に400近く(訪問の方だったかな)を越えた時、なんだか自分の内面?が不特定多数の人々に晒け出されている様で怖くなって少し書かなくなったり、あまりアクセス数を観なくなった。
なので、アクセス数をあまり気にしないようにしていたのだけれど、

今年の夏ぐらいかな~、久しぶりにアクセス数を見始めたら、ある日トータルでピッタシ10万PV・訪問者は5万ちょっとIPだった。
(ピッタリ10万って面白くね?)
自分と身内が300回ぐらいは観ているかもしれないが、それでも多くの方にクリックして頂いて、有名人でもないのに10万って(一般人には知らない世界だなーって、9万5千ぐらいから正直ツラかった、ブログってこういうものなんだなーって)。

11月18日を目途にいつも止めて更新してこなかったのに、それでも見続けて下さる人、何かに活用して下さる人がいて、少しでも食や飲食を通して世の中が良くなればなって。

最初、中学生の頃かな、料理を本格的に初めて、その後「料理王国」でパイ料理特集が掲載されていて、なんか解らないけれど、子供心に洋食ってスゲーなーって感激し、パイ料理特集ということは、イギリスの事は必ず出てくる訳で、イギリス人が余ったシチューと麺棒ではなくワインの瓶の円い部分を使って「シュッ」とパイ生地(ショートクラフト)を作ってしまう描写が、活字の中から読み取れた。
なんちゃってシャーロッキアンだった自分にとって、パイの中身はシャーロックホームズの世界に出てきた料理がパイの中に隠れて、中のソースがパイ生地に染み込んでえもいわれぬ美味しさなんだろうなーって、アタマの中で想像していた。
それで、溜めたお金で、イギリスまで勉強に行ったんだった。

イギリスは島国であまり馴染めなかったけれど、国境を越えてフランスまで味の勉強に行った時に、その文化の違いというか味覚のポイントの違いに、子供の頃から背負い込んでいた味へのコダワリから一気に開放された。
国によって、こんなにも味が違うんだから、きっと人種・人・1人1人違うし、指紋のように全く同じ味覚の人なんて居ないんだ。
(違いを受け入れる事が出来るようになったというか、今では1人1人違うから、料理や味の文化が進歩と発展をしてきたのだろうなーって、この先、味や料理の進化や新化・新しい文化はどうなっていくのだろう?と未来に対してワクワクしている。)

不確かなネット社会の中で、レシピを探しても、様々なレシピが出てきて本当はどれが正しいレシピなんだろう?と凄く困った事も多々あったので、自分はなるべくレシピや分量は自分の備忘録としてしか書かないが(上記の理由で、他人に味を強要したくないし)、なるべく本当の事を書いていけたらなーって考えています。
勿論、正解でないのもあるし、正解が複数あってもよいと思う。
1+1=0でないのが料理だと思う、だから時代・時代によって進化し続けているんだと思う。
(勿論シルクロードのように西の果てから東の果てまで食文化は伝わっている、各国の料理を作っていて他国や自国との共通項を見付けた時、つまり他国の料理から別の国の料理の成り立ちというか基礎と言うか、味の成り立ちまで温故知新で理解出来る、そんな時は、こんな嬉しいことは無いし、え?、こんなワザがあるの?なんて発見した時は、転職をして新しい職場技術を身に付けた時のよううだ。そう、まるで異国の地や果てしなく続く旅をしているような・・・トリップした感覚に僅かだがなれる。)

最初、料理を始めた時、これ(味とか料理法)ってもしかしてキリがないぞ!!って思ったけれど、
飲食の友達が「これでいいやと思ったらそこで終わりだ」と教えてくれて、
その言葉を足して、1番は無いけれど、1番を目指す気持ちは大切なんだろうなって。
勿論、何万本と串などを焼いて、何千皿と同じ料理を作り続けて、スランプに陥ったり、本当に苦しみながら、スランプを修正し、プロのラインってものを見付けたり、どんな時(どんな仕事)でも技術として身に付けてしまう域までもっていくラインはあるけれど、それでも上を目指して進んでいないと、又、どこかで、あのスランプ地獄に陥る。それが嫌だから勉強していたい。

今は、限りなく、∞無限大に食文化ってあるのが見えるので、新しい事を観る事が(勿論、プロのラインとして身に付けてしまう事が)、楽しいではないか?と今やっと思えるようになった。
船出が始まったような感じで常にワクワクしていたい。




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失敗、失敗、いろいろなリゾットの作り方。

2016年10月03日 | 飲食業
いつも無洗米を買う訳にいかないので、過去の先人達も挑んで跳ね返されてきただろうが、自分もなんとか白米でリゾットを作れないか?挑戦してみた。


【甘エビのリゾット】

海老の殻が余っていたので、使った後か、冷凍しておいて(?)前日にでも煮出しておく(後で温めるので、まだアクは取らなくてもいいかも)。

米1合が100gだと解ったので、覚えておくと便利。

米を洗って、冷蔵庫で3時間乾かしてみた(←固まってしまって、そこに水が溜まってしまった)

今回は、半額の甘エビの余りがあったので、尾っぽだけ(片手は優しく押し出しつつ、身をそっと引き抜けば途中で切れづらいコツがある)、海老ダシを温める時に一緒に入れてしまう。

ここで、本格的にアク取り。

トマトやタメネギの微塵切りを用意して、

オリーブオイルでニンニクをゆっくり抽出し、

これはなんか違うが、小鍋に油を分けておき、

ニンニクも取り出す(焦げ付く前に取り出さないと苦味が出るので注意)。

フライパンで甘海老を軽く炒めたら取り出し、

トマトを加えて炒め、トマトジュースを加えて(リッチな人や缶のニオイが気にならない人はトマト缶でも)、煮詰めてトマトソースを作る。

海老の殻をザルで海老のダシを濾しておく、

タマネギを透明にやや亜麻色になるまで炒め、

米を炒め、

海老の出しを加えて弱火で煮ていく

トマト系は、4回目スープを足す時の、最後の1回だけトマトソースに代えて煮る。

甘海老も最後に加えて温め、

火からおろして、バターを加えて全体を繋げ、塩・胡椒で味を整える。
魚貝系は滅多にチーズは使わない

なんとか「甘エビのリゾット」が完成したけれど、オジヤみたい(最初やや軟らかいアルデンテでも、時間が経つ毎に、更に軟らかくなってくる)味は悪くなく、ビスク風とでも言おうか、手がとまらなくなるんだけれどこれはリゾットではない、オジヤだ(関東ではオジヤ・関西では雑炊らしい)。

普通の煮る時間で作ったけれど、米を洗うと米の中から水が出てきているのでは?というぐらい、スープを吸っては吐き出す様に水分が出てくるのでスープを足す量に注意だ。
そしてアルデンテではない。

【アサリのリゾット】

まだ、スープとトマトソースが余っていたので(上記の途中で失敗を見越して余らせておいた)、次の食事の時に、米を1度洗って炒ってみた(→シマッタくっ付いたのですぐ皿にあけて、殆ど炒めていない)

気を取り直して、フライパンを洗い、ニンニク・オリーブオイルで抽出したフライパンに、砂抜きしたアサリをぶち込み、軽く炒める。

ワインを少々入れて(50ccぐらいかな)、貝が口を開くのを待ち、アルコールを飛ばす。

貝を取り出し、殻からハズす。

今度はフライパン1個で出来ないかな?と、そのフライパンでタマネギの微塵切りと米を炒め、スープで煮ていく。

今度は、オジヤにならないように、普通のリゾットの煮る時間よりも短く、そして、常にヒタヒタのスープの量を気をつけていたが、今度はフライパンの口径が広いので、蒸発が早い
こりゃ、難しい、そして作っていて無洗米の時よりも何故かツマラナイ、神経を使い過ぎる

最後に分けておいたアサリを入れ、今回は基本のオリーブオイルを入れるレシピで(勿論別の器に取ってから入れた)、バターと塩・胡椒と共に。

「アサリのトマトリゾット」を作ったが、今度は、蒸発した部分が多かったのか、アルデンテの部分が米のアチコチに出来て硬い。

海老の出汁の時は、オリーブオイルを入れないでバターだけの方がクリーミーで海老の甘味や風味が引き立っていた気がした(無添加ワインを入れたからかな?)=前回の方がアメリケーヌソースな感じがしたので、個人的には前回のパターンを今後は選択していこう。
時間が経つ毎に、普通のリゾットに戻っていったが、口径が広いのでスープの量をヒタヒタに出来ていれば出来たのかも。常にヒタヒタのスープの量が大事なんだなと改めて再教育を自分に課した。


【デュクセルのリゾット】

冷凍して保存しておいた鳥をボイルした出し汁を、

溶かして、足りない分は水を足して、1度沸騰させ、

イギリス料理の「ビーフウェリントン」に使う「デュクセル」を使ってリゾットが作れないか?試してみた。
デュクセルの練習にもなるし、今回はリゾットがメインなので、昔みたいにバターを自作したり、タイムを生からつむぐなどをしないで、どこまで近づけるか?も試してみたかったので、ドライのタイムにしてみた(結構強い香りなのね)

マッシュルームが少なかったので

もう少しタイムを控えれば良かったけれど、まあ、それなりに出来た。

余裕があると、火加減など、小さいとこにコダワッてしまうな、よくない、もっと上を目指さなければ。

ま、それはともかく、ブイヨンで、米を洗う最後の1回としてチャレンジしてみた。デュクセルがバター系なので、マッシュルームやタイムの風味を活かす為もあってニンニクとオリーブオイルは使わずバターで。

100gだと少し多いので8割方のおそらく80gぐらいにして、米を炒めた後、無添加の白ワインを入れ(←白ワインを入れると味が強くなるなぁ)、きちんとアルコールを飛ばし、

デュクセルを大さじ4入れた。

相変わらず洗米なのでスープを吸わなくて、

風味が薄いので、ラストにもう1回デュクセルを大さじ足して、火からおろし、バターでまとめて、塩胡椒で味を整えた。そのままでも完成ではあったが、事前にポーチドエッグを作っておいて乗せてみたが白味の味が邪魔だな。

全体的にデュクセルの風味は強いのだがデュクセルに塩味がついているので、後から塩味が出てくる。これ以上は塩味を入れたら危なかった。風味はとても複雑でイタリアンでもフレンチでもない、(かといってイギリスでもない)、とても国際的な味になった。米が洗米でなかったら~、もっとイタリアンっぽく、米自体の香りでなっていただろう。固さは、前2回の丁度中間になったが、やはりモチモチのリゾットではない。そしてこれ以上は洗米でリゾットっぽく作るのは無理だ。ここで洗米への挑戦はもう無理だ、自分はここで諦めよう、良くて、固く炊いて、冷める温度でアルデンテにするまでだ(2回目の)。後は後世の次世代達に挑戦してもらおう。

翌日、余っていたリゾットで、ボーチドエッグではなく、卵黄自体がソースになるかな?

とやってみた。

う~ん、今回は味が強め(のデュクセル)だから、ソースとして崩すと面白いことにはなったな。



【ブッロッコリーのリゾット】(これは殆ど失敗しなかったのだけれど)

国産のブロッコリー(流石に外国産は農薬が・・・)をボイルしたものが食べきれなかった時に、軽く裂いた半分をチキン出汁本当に少々とミキサーにかけて緑のペーストを作る(アスパラとかもこの要領で)。

玉葱を炒め、無洗米を炒めたらブロッコリーを入れ、チキン出汁でリゾットを作り、

最後にペーストを加え、

アルデンテ状態で火から下ろし、バターでまとめて

チーズ20g~30gを混ぜて、塩・胡椒で味を手早く整え、

ギリ完成。

何が失敗したかったって?、殆ど失敗しなかったのだけれど、

①急な電話で集中力が途切れ、いつも量が多いので米を少なくしたのに身体が勝手に動いて手元が狂いチキン出汁をつい、いつもの分量で多く入れてしまった。→スープの水気を減らそうと、必死に上手く火加減を調節し、かき回していたがその時間が長引いたのでアルデンテの米に火が入り過ぎてしまった。

②ブロッコリーのペーストのチキン出汁に牛乳をつい加えてしまって、↑上記失敗に加えて更に水気が多くなってしまった=ペーストが多かったら翌日ブロッコリーのパスタかブロッコリーのポタージュにでもすればよかったのに加減が出来なかって、更に水気を少しでも失くそうと、かき回し過ぎて、更に米に火が入りアルデンテでなくなってしまった。

③更にブロッコリーのペーストが水分が多いので、頭の中で作り上げてきた味より薄まり、中々最終的な味が決まらなくて、調味料を入れる度にかき回し過ぎてアルデンテの米に火が入り過ぎてしまった(もっと早い段階でペーストを入れるべきだった、バジルの様に緑の色がボケるかな?と加熱の段階が遅過ぎた)。

つまりは上記3つのコンボが重なって、アルデンテでなくなってしまったんだ。

アルデンテでなければ、リゾットじゃない!!
(今は、ちょっとした洋風居酒屋のランチでも美味しい本格的なアルデンテのリゾットを出してくれる、こんなことじゃダメだ。)


他、注意するマトメ

・リゾットの米は新米よりも古米の品質が日本の良いものとは基準が違うというし(新米はスープを吸いづらい、モチモチした米よりサラサラした米の方が向いている)。

・調子に乗ってスープの入れ過ぎには注意。

・風味を活かす時はニンニクをあまり使わない。

・魚貝系や風味を活かす時もニンニクをあまり使わない。

まだまだ見えない所もあると思うけれど、こんな所で、ギリ、ホンの少し身に付いたかな?

あと、30~40回作れば、より安定するだろうな。

なるほど。今回、随分いろんなパターンのリゾットを作れた。






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イーストフードと乳化剤の勉強。

2016年09月22日 | 飲食業
フジパンの本仕込が、イーストフードと乳化剤を使わなくなったようだ。

イーストフードを調べてみると、臭素酸カリウムで酸化剤(軽く調べてみると、酸化剤はザックリ言えば、水素を放出し、酸素を与える事によって、グルテン等の膨らみが強くなる作用・・・か・・・)、で、その酸化剤の1つが臭素酸カリウムということか、なるほど(こういうの学校で教えてくんねーからなー、メディアもダンマリだし)。

乳化剤は、混ざりにくい物質を混ざり易くさせるものか・・・化粧品やシャンプー業界では界面活性剤とう名称で使われているらしく、食品に使われると「乳化剤」と名前を変えるらしい。
(お役人の誰が決めるんだろう、こんなこと・・・)

乳化剤の種類は、
・グリセリン脂肪酸エステル
・ショ糖脂肪酸エステル
・ソルビタン脂肪酸エステル
・プロピレングリコール脂肪酸エステル
(エステルって付くとヤバイのか。。。)
・ステアロイル乳酸カルシウム・
・レシチン(大豆由来)もヤバイのか!!(遺伝子組み換えのアメリカ産だし)
・リン酸塩も過剰摂取すると、腎臓機能の低下やカルシウムの吸収抑制につながるのか、プロセスだろうがナチュラルだろうが、チーズ好きなだけにヤッベー(なるべく、ナチュラルチーズにしよっと。)!!


そんなイーストフードと乳化剤の入っていない、本仕込。

スバラシイ!!


他社もだんだん、そういう流れになってきているようで、PASCOの「超熟」もイーストと乳化剤を使わなくなっていた。

なるほど、しかも米粉を使っているというプチ情報。


本仕込はモッチリ・コシがあって、超熟は焼かないとミミが薄いので食べ易いと言われる。
(焼かないでそのままが好きな自分はミミがあってもあまり関係ないのだけれど、モチッとが好きかも。まあその時に安いものを、但し、8枚切りにしている、6枚だと6回で終わってしまうので、すぐ買いにいかなければならないし、8枚切りだとサンドイッチとかにし易いので薄い方が好きだ。日本のパンが参考にしたイギリスなんて10枚切りが基本だし・・・あれほどカリカリに焼かないけれど)





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既成概念をぶち壊しフェンスの向こう側へ超えろ!!一生勉強。

2015年11月17日 | 飲食業
ちょっと過激な事を書くが、炊き立てのご飯が嫌いだ。

おにぎりが何故美味しいか?と言うと、ご飯に塩や力を加えて、時間が経つにツレ、旨味成分が増えてくるかららしいと科学的に証明されたと何かに書いてあって、自分が狂っているんじゃないんだと(←冷めたご飯の分野は)、ホッとしたことがある。
お弁当のご飯や、お寿司が美味しいのもそういう効果らしい。
(今はどうか知らんが、学校でお弁当を温めるシステムがあって、「うわっ、やめてくれよ~」と心の中で願っていた。学校側が悪くなった時の責任回避もあったのかなって、それなら、ま、我慢出来なくも無いが。。。)

子供の頃は我慢していたけれど、今は冷まして、少し多過ぎる蒸気を逃してから食べている。
蒸気が立った熱々の水分が米にまとわり付いていると、どうも口の中が痛い!!
甘味も、その痛みで消えてしまう。
常温とか、冷えたぐらいが丁度、奥へ深く、甘味とか旨味とか、バランスよく公平に感じられる。

電子レンジで温めたご飯も最近、有害説が流れているし、それより熱過ぎて味が解らん!!
・電子レンジで温めた水を植物にかけ続けるのと、普通の水を植物にかけ続けるのでは、全く結果が違うという実験結果が出ている。
・ソ連時代は電子レンジを禁止したという。
・レンジやIHなどの電磁波に対して、アメリカ人もかなり気を付けているので家に設置しない家庭が増えているらしい(それでいてIHの宣伝は海外でするのかよ?って)。
・レンジのマイクロ波が食べ物の栄養素を破壊してしまい、それを我々は食しているらしい。

因みに、冷えたご飯にはダイエット効果もあるらしい。


↑熱過ぎ

あと、
残り物で申し訳ないんだけれど、外で買った3種類のインドカレーが余ってしまった(美味しいから取っておいて後日食べようと思った)時、3つ一緒に温める場合は、冷えたご飯で水戸黄門の三つ葉葵の様に3つに区切って土手を作りそこにカレーを流し込んで蓋をし温めると3ついっぺんに温められる(皿を汚さなくて済むので洗い物も減る)。

大したことじゃないけれど、オマケ!!







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ギネス?orスイーツ?

2015年11月17日 | 飲食業
面白いモノを作ろうと思った。

先ず、問屋街で安く買った中古でジョッキに適度な量の水を入れ、

計量カップで量を測り、その水+大匙1/2ぐらい足して(←蒸発する分)お湯を沸かす。

グラスにインスタントコーヒーを濃い目に入れて(そりゃ、ドリップで入れた方が香りが良いよ、でもコーヒーはコダワラナイし、今回はスピードが命だから)。

コーヒーを作り(グラス割れない温度で・・・まあ、ジョッキぐらいだとあまり割れないと思うが)、

砂糖を入れ溶かし味を見てから、

直ぐに計量した量に合わせたゼラチンを1袋半を入れ(これは1袋で250ml出来るから、その時の分量で調整)、

直ぐにかき回す(ここまで急いで行う)

スプーンで量を微調整する。

荒熱が取れた後。冷蔵庫で1晩冷やし固める(保温性が高い為、最初は中々固まらないが、よく冷えれば固まる)。
    ↓
後日、手作りの白いアイスの側面を大きいスプーンで慣らして、放置してホンの少しだけ加工成型し易いように軟らかくする。(溶けてはいけない、あくまで凍っているシャリシャリ?感が、まだ少しあるぐらい)

手の熱でゼリーを溶かさないように、冷蔵庫から直ぐ出して、平らに均(なら)したアイスにカパッと押し付けると・・・

意外に上手く出来る。

後はジョッキ表面周囲に付着したアイスを拭き取って、先程のスプーンで少し表面を調整すると、ギネスビールの出来上がりだ。



これで様々な理由でお酒が飲めない人々も楽しめる?というか驚かせられる?



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珈琲天国のホットケーキ

2015年11月17日 | 飲食業

ホットケーキ・パンケーキガイドに載っている浅草の「珈琲天国」へ行って来た。
前から行きたかったんだけれど、いつも混雑していて、なかなか行けなかったのだが、
ここのホットケーキ、美味しい。

サクッ、フワッとしていて、自分の好きなタイプのホットケーキだった。
これだよ、これ。
モチッ、ではなくて、サクッ、フワッがキレがあって美味しいんだ!!
スコーンとかビスケットが好きな人は特に良いだろう。
モチッとしていると、京都の求肥(ぎゅうひ)みたいで、京都なの?西洋なの?どっち?と問いたくなる。
和菓子の求肥も別に嫌いじゃないんだけれど、餡子の方が合う気がして。
油で焼いたり、バターを溶かすのは、なんか、本質が混乱して、勿体無いというか。
モチッとはもう、チーズと食べるお食事だなって。

でも、ここのは真のホットケーキなのだ。

喫茶界の「Nirvana」を目指しているらしく、
お土産に、天国ペイント(←欲しい)や、トンがったアイテムが揃う。
カップも↓

外見だけじゃなく、中も↓

まじか?と思うこの企画力

しかも店内が落ち着く。のが、老舗の風格と底力か?


どうやらホットケーキだけでなく、ホットドッグにも「天国」の焼印が刻印されているようだ。


「ここまでやらないとダメなんだなー」と、なんだか、日本を元気にしてくれる喫茶店。

最近、本当にこういうお店が日本に減ってしまった。
珈琲天国のような、自由度が高い、独自の世界観の中から、更に、独自の新しい文化が生まれ、次の時代へ引き継がれていくのに。




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カワ楽しい、AL'S CAFE。

2015年11月17日 | 飲食業


イギリス料理屋さんって成立するのかな?と気になって観に行ってみた。
小さいお店だけど、お客様は予想よりも入っていて、ヤハリ、コアなファンは居るんだなと。
ショートクラストの厚みと煮込んだ味が知りたくて、「コーニッシュパスティ」を頼んだが、

パフペストリー(みたい?)で、上品だった。
もっと荒くても良いような気も。
中身はシェパーズパイの中身に使うような挽き肉で、あれ?煮込み料理ではないの?と、料理本との違いに戸惑う。
ただ、味は、良い、特にセロリが、セロリ臭くないんだ(セロリが好きなだけに、加熱するとより香りが立つと言うか強くなるのに)、優しい味で、イギリス料理の目指す方向性に触れている気がした。
そしてサラダのドレッシングが3種類あり、
・シーザー
・レモンクリーム
・バターミルク
を択べる。
レモンクリームを食したが、これが、尋常じゃなく美味しい!!
こんな美味しいドレッシングどうやって作るんだ?!!
他のドレッシングも食べてみたいぞ。クオリティー高過ぎんだろって。
そんじょ、そこらのホテルより美味しい(←あんまり食べた事ないけど)。
なのでサラダの手が止まらなくなった。
(そういえばサラダランチがあったな、だからサラダを前面に出していたのか、スゴイ。)
野菜が新鮮で、そこが印象的だったな。
あとジャガイモを細かく切ってあった所に大変さのコダワリを感じた。

玩具箱の様に多種多様な業態がある街で、おもちゃが集まった様な店内、だけど、なぜか落ち着く、茶色いアンティークな色調の空間。
(最近、こういうカルチャーなお店が日本に減ってしまって、寂しいかもしれない。こういう所から新しい物事が生まれるのに。)
自分が剣道をやっていたから伝わってきたのか、尋常ではなく礼儀を重んじるイギリス人の店主さん、武道家か侍にも一瞬見えたぐらい、優しく温かく深かった。
ある意味、日本人の私達の方が、改めて「日本」を感じさせてくれるようだった。
又、来たい、出来れば隠れ家にしたいと思える空間だった。
厨房の関係上かF&Cが無かったので、今まで行かなかったが、これは行って正解。
カウンターの上にあるビーフィーターの衛兵がPubに来た感じだし、
エリザベス女王が手を振っている人形があったり(あんなのあるんだな、というーか日本と距離感や感覚が又違うのだろうなと改めて勉強)、
チューブ(イギリスの地下鉄)の路線図があったり、まるでイギリスのトラベルガイドの1ページに入ったような満載の空間だった。
インターFMが又、雰囲気を醸し出している。

サラダの盛り付け方が可愛かった。
(イギリス好きのツボに入っているというか。)

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カマンベールチーズのベーコン包み焼き

2015年11月17日 | 飲食業
少し前に巷で流行っていると言われるカマンベールベーコンを作ってみた。
なんでもカマンベールを丸ごとベーコンで巻いて、オーブンなり、フライパンなりで焼くらしい。

シマッタ、あまりベーコンを買った事が無いので、寸が短かった(仕方ないので対角線を伸ばして使う)。

カマンベールを乗せる(→このまま食べてー)。

なんとか短いベーコンで覆って、うちのオーブントースターはいろいろな意味でビミョーなので、チーズが溶けて焦げた時、鉄板を洗うのも大変そうだし、温めたフライパンで軽く油を敷いたフライパンで焼く事にした。

フライパンだと、ベーコンが重なっている部分に火が通りヅライのではないか?と、蓋をして、熱源を対流させると、ワリと早く焼ける。
1個丸々だとチーズの外皮=「 リンド 」=があるから中々溶け出さないのだろうな


どれどれ割ってみると、

おぉ~溶け出してくる。
まあ、なんとか完成か(胡椒やハーブ・スパイス類を振るVerもあるが、先ずはそのまま)。

で、お味は・・・、う、塩辛い・・・、極度の薄味の自分には、ベーコンの塩気と、カマンベールチーズの塩気は、無理(刺激に弱いの)。
酒も無いし。
ご飯が欲しくなるぐらい塩気が強い・・・、珍しく半額商品を買わないで大枚はたいたのに!!!

仕方ないので、トマトを・・・付けて、うん、これなら食べられる

トマトと塩気ってやはりあうよな。


でも、悔しくて、仕方が無いので、・・・

後日ベビーチーズを手に入れて、余っているベーコン(パックで安売りだったので)で短いけれど上手く端を重ねて巻き(このままでも食べられるので、焼かなくても・・・いやいや・・・)、

フライパンでサッと焼く(この場合はチーズにリンド=外皮が無いので溶けて横から流れてくるから、リッチに横もベーコンで覆っても、出るものは出るだろう・・・)。

こんな感じ↓

うん、これなら、塩気もギリギリ、これにトマトをスライスして添えたり、付ければ自分の味になるかもな(トマトの上に串を置いたり、なんとか、一緒に巻いて焼いたり)。

2個目は黒胡椒をふって食したのだが、カルボナーラみたいな味になった、そういう路線で攻めても良いだろう。
思い切ってペンネと一緒に巻いてしまうとか、ラビオリの中に入れてしまうとか(←既に有りそーだな)。


結果・・・本物のチーズ好きとしては加工しない方が良いな






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追記あり、コバエ取りと被害から学んだ事の大切さ。

2015年11月17日 | 飲食業
飲食業で困るのが、古くなった建物の配水管・排水溝から現れるコバエ(もう、どうしようもない場合があるんだけれど)。

当時ワリと効いたのが、これ(自分がそういう立場にならなければ、こういうモノが効くとか買うとか使うとかまで思い至らなかった)。


イタチごっこではあるが、かなりの数を捕獲出来るので結構有効だった。
(コバエの種類によると後年解かった

それでも効かない時は、「めんつゆ」トラップ

水5:めんつゆ1の割合に、洗剤を数滴垂らしておく。

計算式だと、例えば、水80ccだったら、めんつゆが16ccになる。

かかるかな?

1週間ぐらいしたら捨てる事。あまり効かなかった。


 2番目の店では、お客様と会話をしている時、小さなゴキちゃんが、目に入ってしまい、
笑顔で「そうですね~」と大袈裟なリアクションを取りつつ、手でゴキちゃんを掴んだ記憶がある。
心を殺してもやらなければならない瞬間・瞬間が常に飲食業にはある。だから強い!!
仕事中はSwitch・ON☆
(仕事なんて狂わないとやってらんないよ。=そのぐらいまで徹っして追い込むモノじゃない?)

『追記』

後年、家の外の荷物を整理していたらコバエが動いてしまったので、コバエ獲りを仕掛けたがコバエの種類が違ったのか通じず、今回様々な対策を行ってやっと虫様のお怒りを鎮めた。

コバエ獲りを置いてもコバエの種類が違うと全く作用しないので、ほぼ撲滅までに1ヵ月近くを要した(←過労でぶっ倒れる事もあった、やらないと終わらないけれど、職場と違って家だと終わりが無いしその兼ね合いやバランスが・・・)。

 昔、繁華街で副料理長(みたいな事)をしていた時、築40年ぐらいのビルでコバエが発生し、煮込み料理と揚げ物料理担当の店長が厨房で頭を抱えシャガミ込んでいた光景を目にしたが(当時自分は焼きモノ・炒め物系・仕込んでおいた前菜系の盛り付け担当だったので瞬時に作るからほぼそんなに被害は無かったが)
まさか自分が家でこうなろうとは・・・
あの時の光景が脳裏を過った。

対策を調べる中で・・・

網戸は右側を開けないと虫が入って来る。

網戸のガタ付きの隙間は戸車のネジで直せる

(↑因みにうちは戸車が固まって直せなかったのでテープや粘度で補強
確かに逆に網戸の左側を開けた窓からだけ侵入されてきていた・・・

昔の日本の玄関引き戸は1cm四方の穴が開いているのでそこから虫が入って来ると知って調べたら本当に指が外へ通る程の穴が空いていたり(←確かにいくら家中の密閉をしてもここに多かった)。

エアコンの室外機等から出ているドレンホースから虫が入ってきている。
昔のスピーカー付きのシンセぐらい重い輸入物の脚立式梯子を買って、危ないけれど自分が登れる限界の場所の屋根に登り密閉をしたら確かに減った(気がする)。
室外機から出るホースの全てがボロボロと砕け散っていた。

日本中が強制的に地デジにさせられた時、台風も増えたし、近くのビルが電波妨害になるので仕方なくケーブル有線にしたのだが、業者が無理矢理エアコンの穴に配線を入れたそういう隙間
(スポーツも音楽も報道ですらメディアの人達が何もかもゴリ推し偏向の広告ばかりだからTVなんてもう殆ど観ないのに)

虫は明かりに集まってくるので高齢者みたいに夜は早く寝るようにし、早朝、窓から差す朝日に集まるコバエを毎日倒す為に超早く起きる。

スーパーの半額製品は洗ってもニオイが残ってゴミトレーが増えるのでほぼ一切買わなくなり自分で作る(←丁度余程でないと勉強の為に買うみたいな事を止めようと思っていたので

キッチンハイターも排水溝の虫の卵を駆除するとネットに書いてあったので使った。

完璧ではない(かもしれない)けれど、トイレや風呂場・壁等の隙間を塞いだり、壊れていそうな所や壁を石膏粘度や、隙間埋め液で塞いだ。

コバエとか害虫はミントやレモングラス、ラベンダー等のハーブの香りを嫌うので、
久しぶりにお香(ラベンダーの香り)を焚こうとしたら、以前、香立てを間違って捨ててしまっていた事を知り、とりあえず香立てをゼムクリップ等で自作をしたり。
アジアを旅していた時、市場でお土産に買った香立ては穴が小さくて入らなかった・・・
(それを知らずに捨ててしまっていたんだな)
因みに線香とお香は同じものって事も知らなかったし。

※本当に知らない事、まだまだ沢山あるなーって。

丁度ここ数年不器用なりにDIYにハマっていたので助かった部分も多分にあった。
(「企画力」は国の機関で測定をしたら100とか下がって99とか出てきた為=「(その分事務能力が32だったから)職員に『こんな人居ない!!』と言われた」ので=、アイデアはそこそこ良いとは思うのだが技術力が追い付かなかったり本当にこれで出来るのか?という自身に対する疑心暗鬼のまま工作をする事はもの凄いエネルギーを要しただってこれを作っていて本当に出来るのか?って・・・信じられないのだもの・・・業種職種を問わずかもしれないし料理でもそういう事があるが、そりゃ疲れるわ)

そしてそれでも(なんとかしなければならなくて)リノベーションを続けていたある時出来る・出来ないではなく、もっと気楽に試してみれば良いという所まで辿り着いた。
失敗も経験だし、(ワザとは失敗しないけれど)失敗を出来る内にしておこう!!
みたいな感覚。

 その中で掃除の大切さとかも改めてこれでもかと学んだ気がする。

布巾の使い方とかも
(昔は「布巾の使い方も知らねーのかよっ!!」と怒られたっけなー、しかも素人に、でも出来ないのだから仕方がない・・・)

最初は、とにかく水気を残さない事が基本だったけれど、

ピカピカにしていくと気持ちが良いという事が解かり、

性格上、普段目に付かない所や見えないところも磨きたくなる

外の荷物を動かしたことが原因だから、水滴が原因ではないが当たり前の事が出来ていなかったのだなって・・・

キレイにする事は本当は当たり前の事だったんだな、料理を美味しく作るだけではないんだ

まだ初期の頃だけれど、少しスッキリとした印象

流石に1滴残らずとはいけないけれど、容器も洗ってから(←それは昔もやっていた)更に乾かして拭く(←今までは食器と共に自然乾燥な部分に頼っていた)

生ゴミも大き目のタッパへ入れ、更にビニールで密閉していたが・・・結局、

その後、縛るのが疲れてしまったのでカッチリやり過ぎて逆に料理をしなくなってきてしまった・・・それでもやっているけれど)、
お菓子やパンの袋を挟むグッズ2つでキッチリ2重に密閉する事にした。

中央をねじるとより確実。
かなり労力軽減に繋がった。

あと縛った(挟んだ)口を下に向けておくと空気とか臭いは上に行く習性がありそうなのでより効果的。

トレーなどの洗って乾かした燃えないゴミもビニールを入れたバケツに
(洗っても袋で密閉をするとニオウ)

今まで生ゴミを入れていたゴミ箱も一応洗ったが、数日でニオイは落ちたけれど、汚れが落ちなくて、流石にこれじゃ買い換えないとなー

排水溝も引き出して毎日ピカピカにすると、こんなにキレイになるの?

最初は嫌だったけれどここまでツルツルになるのだったら全く嫌ではなくなったわ・・・

燃えないゴミの袋をイチイチ開けるのも嫌なので少量の分は、外に溜めてシッカリと縛り、まとめて出したり

夕食後で既に生ごみをタッパの中へ片付けた後、つい偶の夜食とかで出てしまったゴミはキッチリ縛って冷蔵庫で臭いを抑えた
※果物の皮とか別に汚いモノではないのだし

水滴が出る時はやや深めの皿をしいておくといい

翌日はコレから使う。

夏場は、今までと同じ生活は出来ないけれど(←もう今は居ないからしてもいいのかもしれないが折角身に付いた良さ気な習慣なので)、工夫をして、やっとほぼ安全な日々が?

それでも新たな習慣と共に、そこから学べたモノゴトは、なんか基礎の基礎という感じがした。

「オマケ」

ゴミが少量の場合は

ラップに包んで縛り

冷蔵庫でも翌朝出せば・・・

毎回開けて縛ってを繰り返していられないから。


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ナショナル麻布

2015年11月17日 | 飲食業
ナショナル麻布という、外国人向けの輸入食材を多く扱うスーパーがある。

外国料理を勉強していて、あ、これが日本のスーパーには無いな~という食材も、ここに行けばあったりする(ネットで食材とかまだ買う習慣が無いので、「この商品は中古です」とか食材で書かれていると、まだ、ちょっと・・・)。
チーズなんかも、外国人にちょっとづつ違いにコダワルのか、日本のスーパーの2倍~3倍はある(チーズ好きにはたまらない)。

キースリチャーズも誉めるHPソース(パッケージのビッグベンが格好良い)や

ローリングストーンズのCD「スティッキーフィンガーズ」のジャケット製作や、バナナアルバムで有名なヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコのプロデュースも行った商業デザインの大御所、故アンディーウォーホルがデザインしたキャンベルのトマト缶も売っていた(今回はHPソースを買いにきたので)。

なんか、ストーンズの宣伝ばかりだが、
他に「カレンツ」もあったし、スパイスも結構種類豊富に小売していて、見ていて飽きない。
2Fは、映画とかでお母さんや料理長がマッシュポテトやシュチューをよそう「木のシャモジ」もあって、かなり買おうか迷ってしまった。
(サイズを択べて、もう少し大きければ買っていたかも)


少し、選択肢が拡がったかな。




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総合的且つ緻密に心配りされていると感じたミート矢澤のハンバーグ。

2015年11月17日 | 飲食業
少し前に、偶然別件で五反田へ行った時に、ふと思い出して、ミート矢澤へ行ってきた。

最近自分の食べに行きたい趣味の店ではなく、食べる勉強に食べ□グの点数やネットの情報と自分の中の評価が?が続いていたので、半信半疑やションボリしていたのだが、
ミート矢澤は誰が食べても美味しいと思えるんだなと、久しぶりに正直な情報に出会えた気がした。

11:30ぐらいだったが、通りの反対(川沿い)にある列は数人しかいなくて、
店先の座っている列も含めて、15分ぐらいしか待たなかった。

食べに行った時は暑い時期だったので、給水機が置いてあって、熱中症対策がキチンとされていて自分が椅子の列に座れた後、通り側の列の人も汲みに着ていたし大丈夫だろう?という油断が1番危ない、事件が起きてからじゃ遅い・・・やはり12時に近付くにつれ列の人数が増える)、こういう考慮や設置は何か事故が起こる前に行列の店は大切なのかもしれないと改めて考えさせられた。

名古屋の「花火」だったかな、あそこの店も給水機が置いてあったな、あと日傘(雨傘?)があったような(傘は、まあ、場所柄もあるのだろうが)。

巣鴨の「蔦」も駐車場が待つ場所だったので日陰になる屋根があった。

給水機は裏側から


店内に案内されて、箸を見ると、このステンレスの軽い箸、一時外食産業の業界で流行ったよね。軽い鉄の箸は牛肉だから有りだなって。

最初に出てくるサラダは大根多めのサラダでジアスターゼと水分補給も出来るから肉食にも良いのかな。

そして、初めてだし最初は基本の味を味わいたいから何もかかっていない基本の「黒毛和牛100%フレッシュハンバーグ」(サイコロやシャトーブリアンとのセットも食べたかったが、懐事情的に、先ずは基本的なハンバーグだと自分を押し切る!!)。

矢澤は、鉄板が熱い内にソースをかけないで付けて食べるスタイル。
そっか、鉄板が熱い内にソースをかけると、全部がその味になってしまうから、他の店とか、アレ?って肉を食べている感覚が薄れてしまっていたのか、そのソースの味を食べている感覚と混じって、食べた後、肉を食べに行ったのに?という混乱がホンの少しだけ生じていた。
ソースというのは絶対他人が作ったモノで、絶対にその料理・調理人の味と100%一致する人は1人も居ない!!、だから全体をそのソースの味にしてしまうと、自分を誤魔化している事になるんだ。
素材に対しても敬意を払えず失礼だし。

中はオススメのミディアムレアに焼いてくださっていて、まったく冷たくなく、生肉が好きだけど冷たいのは嫌な自分としても、これなら満足。
(たまに牛カツで中が冷たいと「え?」となるじゃん?、牛カツをよく知らないからかもしれないけれど、自分はダメで)
温かいミディアムって良い。

先ずは、ソースを付けず、肉本来の味を楽しむ為に、ハンバーグは塩胡椒を入れたりして粘りを出して結着させるものだし味が付いているから、そのまま食べてみる。
ウマイ!
くれぐれも言うが、前書いた様に、自分はハンバーグがあまり好きではない。その自分がウマイと思うのだから、相当だと思う。

そうそう、日本人が求めるハンバーグの原点って、こういう荒挽な、肉感を味わえる感覚だよなって。
(だからウインナも日本ではワリと荒挽が好まれる訳で、ドイツのホワイトソーセージもあれはアレでフワっとしてマスタードに合って美味しいけれど、この肉を噛み締める感じが素材の良さに自信を感じられる、むしろ、「素材本来」の味を楽しんでくれと訴えかけてきて下さっているような、だから誤魔化しはいらないんだ、正直には誰も敵わない)

勿論、醤油ベースの矢澤特性ソースも、ソース単体で舐めてみたが、美味しいと思う。
(本当に美味しい部類に入るソースだと思う、優しげで)
だが、美味しいものと美味しいものを合わせて、相乗効果を生むか?と言われると、それが人によっては100%そうでないのも、料理の感性が要求される部分なのだ。
ある一定の枠内なら無限の組み合わせがあるのが料理だから、データだけでは計れない、それが料理だ、それをソースで食べる事を強要しない事で計算しながら表現している。

素材へのリスペクトと、料理や調理、本当に美味しいものを知っているからこそ自信を持って提供出来る「食べ方」だなと思った。

勿論、自分の好きな加減でソースに付けて食べられる事も、ご飯を小盛・中盛・大盛と無料で択べるサービスと連動していて、緻密に、指紋の様に1人として100%同じ味覚は居ない様々な味覚を持つ食べる様々な人を想定し味の心配りが考え抜かれているって。

あと、・ジャガイモの素材の甘さと、・ほうれん草のハンバーグを邪魔しないうっすらバター感の様な風味、・肉に火を通し過ぎない為のモヤシを大量に盛って強要させない事、・トマトではなくミニトマトが鉄板で焼かれる事の、他人に焼きトマトを美味しいだろ?って強要しない「もし、よかったら?(焼いても美味しいですよ)」というセンスの良さを感じた。

美味しいものを出しているのに「どうだ?美味しいだろう!!」と恩着せがましく強要しない、バランス感覚が優れているなって。

そして何より働いている人が楽しそうだったのが良かった。
改めて飲食って良いな~って思えた。

味だけで勝負出来るが、それだけじゃないんだよな。


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