今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

フィッシュパイ

2015年11月17日 | 今日の料理
マッシュポテトと、鮭が余っていたので、シーフードミックスを入れて、具沢山のフィッシュパイを作ってみた。
(材料だけで大体解るな。)

シーフードミックスを軽くレンチンか何かして解答しておく。

鮭をバターか少量のオリーブオイルソテーして、冷めてから身をほぐして、骨を取り除いておく(鱈でも出来る)。

フライパンでタマネギが半透明になるまで炒める、シャリシャリしていると美味しくない。
シーフードミックスを汁ごとフライパンに入れて【軽く】炒める(←一応)。

ホワイトソースをカスタードを作る要領でサクッと少量作って、
鮭(魚類)、タマネギ&シーフードミックスを、上記のホワイトソースにぶち込む。

軽く混ぜたくなったので、混ぜて、軽く煮込む(余熱で火が入るし、後でオーブンで焼くので風味を付ける程度、気分的な問題、あまり火を入れ過ぎるとなんでも硬くなるので注意)。

余っていたマッシュポテト(←う~ん、少し足りないか?、頑張って伸ばす)を乗せて、フォークで模様を付ける(この作業は何度やっても楽しい)。

初めてだったので(イギリスパブで食べた事はあったんだけど、その時は気にしていなかった)、レシピには載っていなかったけれど
粉チーズを半分に乗せてハーフ&ハーフに。
200度のオーブンで20分ぐらい、コンガリとするまで焼く。

美味しそうだ、皿に盛る。

チーズの方と、チーズを乗せていない方、どちらが美味しいか?試してみる。

チーズを乗せていないレシピ本の方が美味しいな、乗せてない方が、シッカリ料理としてまとまっているというか、方向性がシッカリしているし、味にシッカリした安定感がある。
チーズの方は方向性があっちへ行ったり、こっちへ行ったり、食べていてせわしない。

(チーズ好きとはいえ)なんでもかんでもチーズを乗せれば良いというモノでもないのだな。


☆イギリスと同じく海に囲まれた島国で生きる日本人にはシェパーズパイよりも、こっちの方が食べ易くて、サッパリしていて良いのではないかな?
(胃にももたれないというか、いくらでも入ってしまう。)

☆今回、甘塩鮭とはいえ、塩は入っているので(主食にしようとしていたマッシュポテトにも塩・コショウしてあったし)、その分の塩加減も注意して差し引かなければならない。
なんなら、本場イギリスの如く、テーブルの上に塩・コショウを置いておいて、食べる人が自分でふって食べるというのも良いかもしれない。(高血圧の人とかも居るだろうし)
薄味の人も居るから。

☆どのパーツも素材を活かす事が基本だな。
「使えなかったら、いくらでもパージしてやる。」(少佐か?)

☆今回、甘塩鮭(本来は生鮭らしいが、日本では高い。素朴な料理が高価では意味が無い、本質だけ理解して、レシピが無くても多少違っていてもある材料で作り上げるのが料理だ。レシピがあるのは調理だ。)を使ったので、その塩分も考慮して、小骨の事も考えて(それでも取り切れない骨って絶対ある)、細かくホワイトソースの中に塩味の調味料としても散らばるようにした(なんとなく魔法使いのように鍋の中をかき回したかったというのもあるのだが)。

後日、胡椒をふった甘塩のタラと甘塩の鮭を無添加白ワインでソテーして、カスタードの作り方で作ったホワイトソースにはほぼ塩を加えないで(整える程度)、フィッシュパイを作ってみた。

作っておいて冷蔵庫に入れ、翌日食べたのだが、チーズをかける(又は散らす)前に、レンチンするか少し常温に戻しておかないと、オーブンにかけた時に、中々中まで温まらないので注意が必要だ。

あとマッシュポテトは多い方が良いかも。










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