社長つれづれ日記

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信頼関係が大事

2006年08月09日 | 仕事
◆◆財務担当部長

 中小企業というのは、有る意味、未成熟の象徴みたいな所があり、色々な面で大企業と比較して見劣りがしますね。組織一つ取ってみても、目的を達成できる組織作りは出来ていません。例えば総務部門など、大企業であれば人事、経理、労務、庶務などと、きちんと役割分担をして部門が設置されていますが、中小企業はというと、人事も労務も経理も庶務もと兼務した社員さんが少人数でやっています。もちろん効率という点から言うと、中小企業も捨てがたいところがあるのですが。

 ところで、中小企業の弱いところとして財務というものがあります。この財務に関しては、良くあるのは社長さんがやっていたり、社長の奥さんがやっていたり、そんなことが多いようですね。特に資金繰りやそれに伴う銀行との交渉などは、社長さんが走り回っているパターンが多いようです。

 ところで、我が社に目を向けて財務担当はというと、現在の所、武智総務部長という、大変強力な財務担当がいます。銀行出身なので、取引先銀行とどのように交渉すればよいか、どのような情報提供をすれば理解が得られるか、そういうところのツボを知っています。

 また、色々な制度融資や各金融機関が開発する新商品の情報など、いち早く掴んで交渉をしてきます。今日も午前中、政府系の金融機関が来社し、低金利で無担保、特色のある、そして、その融資を受けることで我が社の信用力もアップするという商品を紹介されました。

 そういう意味では、武智部長の日頃の活動は、我が社にとって大変助かっています。有り難いことです。今後とも宜しくお願いしますね。


◆◆大阪出張

 午後から採用面接を済ませ、大阪に出張をしました。スウェーデンの、ストックフォルム大学客員教授のKさんが来日しており、大阪で仕事をされていると言うことなので、例のプロジェクトの詰めをするために訪問をしておりました。

 やはり、顔を合わせて交渉をすると、スウェーデン側と日本側の見解の違いなど明確になり、その場で、詳細に詰めることが出来ます。国を隔てて距離があるというのは、しっかりコミュニケーションを意識しないとうまく行きませんね。今回は大阪まで来て良かったという感じです。Kさんとは今後のことも色々打ち合わせし、方向性を確認してきました。

 そして、打ち合わせの後は、一緒に食事をしました。スウェーデンの国のこと、お互いの話しなど、遅くまで色々お話しをし、互いに人として、信頼関係を築くことが出来ました。息の長いプロジェクトとなりますので、人と人との信頼関係は大切です。いや、ことがうまく行くか行かないかは、人がすべてといっても良いほどでしょう。そういう意味では、今回のプロジェクトは人に恵まれています。しっかり頑張って良い成果を作りたいですね。

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