社長つれづれ日記

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思い入れ

2009年02月28日 | 仕事
◆◆創業の念い(おもい)

 今日は夜に愛媛県中小企業家同友会の会合がありましたが、その中で、大変勉強になることがありました。

 ある新入会員企業の経営者が挨拶に登壇しましたが、その話の内容が、私たちの経営において、大変参考になりました。

 その経営者は以前消防士をしており、救急隊員だったそうです。救急車で運ばれる人たちの中には、幼児虐待や家庭内暴力などの被害にあった人たちをたくさん搬送したそうです。

 それらの現状を目の当たりにして、命の大切さや子供の尊さなど、大変問題意識を持ったそうです。その結果、仕事を辞め、現在は産婦人科向けの子供の記録DVD制作の仕事をしているそうです。尊い命の誕生を記録することにより、幼児虐待や家庭内暴力等、少しでも減らせることができればと起業したそうです。

 現在はいくつかの病院と提携をして、仕事を広めているそうです。

 我が社も振り返ってみれば数年前に、このアイディアはありました。そして、いくつかの病院にも営業をした覚えがあります。しかし、仕事に結びつけることはできませんでした。

 前述の企業と我が社との違いは「思い入れ」の違いだと思います。前述の経営者はやはり、仕事に対する思いが深かったのです。それも、切なる願いを伴って。

 我々の仕事は頭だけで考えたアイディアだったのでしょう。小手先の仕事は通用しませんね。本当にお客様のことを思い、そして、高い志あってこそ、仕事は成就するものですね。

 今日の青年経営者のすがすがしい話を聞き、大変勉強になりました。

 

 

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