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南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆インドネシアの押出成形9

2010-10-16 23:13:07 | 押出成形

  営業とインドネシアでの実績、押出の営業はかなり高い技術を持っていなければ出来ない。営業の専門家が客先へ訪問し、押出の製品を見せられても、出来るかできないか返事をすることはできないので、どこの会社が押出製品を求めているという情報を掴んでくるだけに過ぎない、出来るかできないか、いつまでに返事をするという約束も出来ない。頼んだ客先の担当者は?マークが頭の上に付いた状態で首をかしげてしまうでしょう。

 その場で、出来る、できないの、返事をし、出来ないならなぜできないか、出来るにしても、条件があるならその条件をはっきり言わなければならない。そして、いつまでに見積もりをだすと、約束をしなければなりません。

 それが出来ないなら、インドネシアで押出成形の仕事を取ることはできません。客先訪問も失礼になる可能性が高い。

 それと、大きな話、たとえば、一社から何百万円というような話は100%ない。平均で30万円くらいだと感じている。今まで、一番大きな仕事で、一か月150万円でした。少ないものは、5万円で半年に一回の注文でした。インドネシアの最大手、車のシートやヘッドレストの部品でも70万円くらいでした。

 営業をしても、ない物はない。掘りだしても、うまっている物はない。だから、少ない小さい話についても同じように親身になってお客さんの相談に乗れなければならない。      

 

 私が手伝った仕事、

1 車のシート、ヘッドレストのトリム、PPプロファイル、

2 エッジング、グロメット、6ナイロンプロファイル

3 上枠、底枠、柱など、大型水槽の部品HIPSプロファイル,透明HIPSプロファイル 

4 介護、医療用ベッドのサイドバンパー、頭側、足側のパネル、PPプロファイル

5 バイクや車のコントロールケーブルシステム用DHPE,POM小口径チューブ、

6 ボトルの上に付く、ポンプの下に付くLOPE,LLDPEチューブ、

7 洗濯機、水面高さ調整用LDPEパイプ 

8 冷蔵庫のガラス敷き板のエッジ保護PPプロファイル

9 ボールペングリップチューブ、2色チューブ HIPSとエラストマー

10 長さ調整可能のカーテンレールのコーティング、金属パイプにPPを被せる、

11 ブラインド開け閉め6角棒PC6角パイプ 

12 マガジンケース、ICケースなど透明HIPS4角パイプ,帯電防止

13 薄型テレビ倒れ防止バンド 66ナイロン難燃V0

いずれも日本や世界でも指折り大手の会社向けです。会社名や商品名は書きません。

その他、少ない数量の製品は20種類以上です。全てがインドネシア初である。PVCは、あまりにも簡単でやる気がない。それは、日本にいる時も同じ。

実際には注文になっていないが、インドネシア人と日本人の若者に技術と取り組み方を教えるために、金型費用や装置を私が負担し、客先が求めている物を一緒に作ったこともあります。

いずれも、当時、誰も引受け手が無かったものばかりでした。私から営業に出かけていって手伝ったものはありません。客先の方が捜していたのです。そして、私に出会ったのです。そして、私にとっても、手がけたことがないものばかりでした。やったことが無くても、すべて、客先の期待にこたえました。何とかなるものです。

 

ロンボクのスンギギ海岸と南の方のスコトンバタッ

 出来る  未経験  なんとかなる

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(^_-)-☆インドネシアの押出成形8

2010-10-15 22:03:23 | 押出成形

斜めからインドネシアを眺める 758

 パネルの金型の予備として、現在使っている金型と同じものを一セット製作に掛っている。場合によっては二ラインで生産できるようにもする。

 押出の原料も射出と違うので入手に困難は付き物です。原料に関すること、インドネシアの国産はPPとPEがある。輸入品の三分の二以下の価格で買える。トリポリタ チャンドラアスリです。問題点は

1 安定供給が時々止まってしまうこと。突然のプラント掃除で生産が止まってしまうことがある。

2 支払いは前払いが原則で、振り込まれたことを確認後、原料を出してもらえる。

3 押出用の原料というグレードは無く、一番MIがちいさいグレードでやるしかない。日本なら0.5くらいのものがあるが、こちらでは2.0が一番硬い。

 

4 MI ロット間バラつきが大きい。温度条件や他の製造条件を変えて生産できる能力が必要になる。

5 送り届けてもらうことは困難、こちらから、受け取りに行かなければならない。ただし、20フィートコンテナ一杯になるほどの量を買うなら届けてくれるし、商社を通さないで原料メーカーから直接買うことができる。

6 見積もりは購入するたびに取らなければならない。

直接買えるのは10トン以上で、それ以下なら、商社を通さなければならない。ローカルの専門業者の倉庫から出してもらう。原則は、お金を持って取りに行くことです。

 PVCは既に書いたがモノマーを買ってきて、可塑剤などの添加物と配合して原料を作るが、そういう会社は沢山ある。日系もMM2100にある。自分で作らなくても、軟質塩ビの場合はイエローページを見れば、沢山のローカルメーカーがあることが分かるでしょう。直接買えます。ただし、安全シートのようなものは手に入らない。

 

 PP.PE以外の多くの種類の原料はタイ、シンガポール、韓国、日本から輸入したものを使う。日系の商社を使うが、支払い条件は大体月末締めの翌月末払いです。フォーキャストを出し、ある程度まとまった数量で輸入してもらい、それぞれの倉庫から何カ月かに分けて出荷してもらう。外国産ですから原料自体が高いし、輸送コスト、倉庫費用が足されますから、当然それなりに高くなります。フォーキャストを出した分は受け取りを保証しなければなりません。価格は輸入ロットごとで変わります。

サンダル、靴底、ペングリップなどのエラストマーはサントプレンを輸入している会社があって、そこが供給しているが、増量剤が80%以上である。純粋なエラストマーはどこから輸入しようが1000円くらいはするのでそのままで使う会社はない。

PS、ABS、POM、PMMA、PA,その他、輸入である。着色コンパウンドメーカーもローカルを含めて沢山ある。それらの会社の原料手配手法も同じである。

マスターバッチ、顔料(ピグメント)供給会社もコンパウンドメーカーと同じように何社かある。

ただし、いずれも、受け入れ時のカラーチェックをしっかりやった方が良い。いざ使い始めて色が違うなどと言わないように。

MMのA社は,飛びぬけて、程度が低い。取引をしている会社は気の毒である。それらの会社を救いたい。以前のMAKUTAへさっさと変えてしまった会社は今安堵しているし、新アイテムも順調に伸びている。

天下のNPIが見積もり依頼を受けて、「そういう製品は、やったことがないから出来ません。」と返事をするのでしょうか。技術者としての姿勢は私なら出来るのに。

 

直線階段を登りきるとこんな火口湖が見えます。タシクマラヤの郊外です。ジャカルタから3時間で行けます。

http://otaindoesiaextrusion.web.fc2.com/newpage0011.html

 原料  顔料  一長一短

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(^_-)-☆インドネシアの押出成形7

2010-10-14 23:10:25 | 押出成形

日系で押出成形品の注文を取るために営業を置いている会社は三社です。EJIPのA社、MM2100のA社と今私がいるN社です。いずれの会社の事も技術的にどこまで出来るか何ができるか私は知っています。

 作っている製品と納入先も殆ど知っています。そして、現在どんな話がどこから持ちかけられているのかも知っています。それに対し、どう返事をするのかも分かっています。

 いずれの会社も技術的には一長一短というより、ドングリの背比べといった方が良い。どんな、話でも、直ぐに出来るとは言えない、直ぐに客先を安心させる返事は出来ない。一か月とか二カ月かけて、本社などの相談し、どう返事をするか検討してから出ないと出てこない。現地にそれらの製品を先頭に立って金型や装置の手配をし、自らがトライをし、製品を作り上げることが出来る日本人はいない。それどころか、色々な樹脂に特徴やそれに伴って成形方法が違うと説明できる日本人がいないところもあるので、現在やっている仕事は続けられるが、新しい仕事は全く取れない会社もある。

 

 もっとも、客先の日本人が押出の事、樹脂の事を知っているかといえば、全く知らない。とにかく、日本から輸入している製品と同じものを求めるだけで、他に安い成形しやすい樹脂があって、それに変えたらどうかという話をしても、全くのって来ない人が多い。そういう意味で、樹脂に知識を持っていても客先に対しては意味がないかもしれない。結局三社とも現場で陣頭指揮を取って製品を作り上げるという日本人はいない。客先にしてみれば頼りなく見えてしまうので、新たな仕事は取れない。三社とも、じり貧になるでしょう。

 各社とも本当に必要な日本人は現場で仕事が出来る人をだと思うのだが、収率を記録しているのかとか、製品の置き場所がどうの、生産計画通りに生産できていないとか、監査員のような人がいるだけである。監査をして気が付いたことを自ら、やって見せる人もいない。

 品質管理システムや実践面でもかなり問題があり、日常的に客先からNGが戻されている会社もある。なのに、検査システムを改善しようとしている様子もない会社もある。もしそういう会社へ手伝いに入っても、技術を教えて新しい仕事を取ってあげるわけにはいかない。客先に迷惑を掛ける可能性が高いからである。冷蔵庫のガスケットなどは本当にいい加減な製品で、使えれば使ってください、使えなければ返してください、代替えを出しますから、客先の担当者もその調子でOKなのです。クレーム対策書とか対策の実施状況の報告とか、そういうものを求めない。なあなあで日常が流れている。だから、そういう会社がシビアな寸法公差を求められる製品はとてもじゃないが出来ないし、出来るようにしてあげられない。

  がちがちに硬い話を一週間にわたって書きました。癒しに最高の写真だと思います。久しぶりにパンガンダランの写真、朝日と姉弟、勿論半島の首根っこの東海岸と半島の先端に近い自然保護地区のラフレシア(ブンガバンカイ)

 

  押出成形  技術力  現場力

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(^_-)-☆インドネシアの押出成形6

2010-10-13 22:34:08 | 押出成形

斜めからインドネシアを眺める 756

押出の金型は自己責任で型を決めて金属加工場で図面通りの金型を作ってもらうだけだし、二次元加工だけなので、近所のローカルの会社で作ることができる。ワイヤーカット機をもっていることが条件になるだけだ。持っていなくても、そこから外注に出しても構わない。ということで、射出と違い日系企業にこだわる必要はないので安くできる。

ただし、作る製品の金型のデザインが出来なければ、それは、その製品を作る能力がないということで、断るしかない。日本の本社に相談し、その製品が出来るまでやってもらって、その装置や金型をこちらに持ってきてやるという考えは、価格的に全く無駄である。インドネシアで全てを何とか出来なければその仕事を引き受ける資格は無い。

また、ローカル企業を使うときにポイントを的確に伝えて間違いないように作らせる指導をする必要がある、それが、出来ないで、ローカル企業の責任にしてしまうのも、自分に跳ね返ってくるだけで、出来ないと同じ事である。

 

勿論、日系企業やローカルでも日本人が手伝っている会社も沢山あるので、そこで作れば意思疎通はローカルだけよりも出来るが、価格は高くなるし、金型で製品が出来るかできないかは自己責任に変わりは無い。

その点、射出の場合は、製品の図面を渡して、金型の種類と何個取りなどを支持し、金型屋からの若干の質問に回答するだけで、後は、出来なければ、出来るまで保証をしてくれる。押出はそういうわけにいかない。

 

知られていないが某世界的ファスナーメーカーの金型部門の技術力と最新工作機械はインネシアでNO1だと思う。射出成型機も社内で作ってしまう能力を持っている。社内の仕事優先だが装置が空いていれば高品質で格安の金型を作ってくれます。

 

http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/newpage030.html

それほど詳しく紹介してあるわけではありませんが、押出についてある程度経験があって、なお且つ技術を向上させたいという意欲のある人には、大いに参考になるはずです。

 私が持っている技術では、チューブ、パイプの溶融金型と寸法を決める溶融金型の種類は大きく分類すると6種類ある。その中で一番簡単、単純なのが軟質塩ビチューブである。一番、難しいのはPOMや66ナイロンなど、冷却速度が速く、硬い樹脂用である。

 プロファイル、多色成形、コーティング、多孔チューブ、蛇腹チューブ、それらを組合せした製品。現在、日本から輸入している製品の知る限り全部を作ることができます。その為の金型のデザインも勿論できます。

 全部品をインドネシアで調達して作った純インドネシア製の引取機と回転ノコ刃の自動切断機。

 特技  可能  現地調達

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(^_-)-☆インドネシアの押出成形5

2010-10-12 23:00:35 | 押出成形

押出成形のインドネシアの装置について書いておく。社内で使うものを使っている会社は全て、日本で装置全体をその製品が出来るようにして、一式、日本から輸入して使っている。至れり尽くせりの過剰装置でその製品しかできない。他の製品を作ることは全くできない。融通が効かないがんじがらめの装置になっていて、さぞ高価な投資をしたのだろうと思う。

 1996年、私が始めて赴任した時にはチューブ製造とエッジング、グロメットが出来る装置を太田化工から送ってもらった。定置式乾燥機、スパイラルカッター付き自動ナイフカッター付き引取機とグロメットカッターも持ち込んだ。二ラインで2千万円の投資でした。

  その後、回転刃式のジドウカッター、補助押出機、などなどを入れて8ラインにした。その装置は今、他のインドネシア内の会社に移されているが、新しい仕事は取れずに私が手掛けた仕事をやっているだけである。空きを埋めるために軟質PVCチューブを作っているが、それを作るだけでは大変もったいない装置だと思うが仕方がない。

インドネシアには押出機や製造ラインをつくっている会社は無い。台湾製、韓国製、中国製のチューブ製造装置を安く(日本からの半値)で手に入れることが出来るが、私にとっては使いにくいし、メンテに関して心配なので使おうとは思わない。そこで、二年前から、私が指導をして近くの鉄工場で引取機、自動カッター付き引取機、バキュームボックス付きの水槽などを作って、今使っている。性能は今一だが、装置の部品の品質が悪くて故障しやすいが、なんとか実戦に使っている。押出機は夜逃げしたストロー製造韓国会社が残していったものを格安に入手して使っている。チューブ製造ライン一式で約300万円である。

こういうことをやっている日本人は私しかいないし、他の会社にお勧めは出来ない。車を自分で運転してどこまでも行ってしまうのと同じことです。他の人には勧めません。

 

その会社の考え方に依りますがとにかく輸入した装置を使うしかありません。乾燥機や粉砕機、自動寸法測定器、射出が主に使うホッパーローダーやホッパードライヤーも全て輸入です。

ある会社はチューブ製造装置二本取りを1ライン3500万円で導入した。その他にもある会社は異形チューブの製造装置一ラインを3000万円で導入した。いずれもその製品しかできない全く応用が効かない装置である。

押出技術の専門家はいないので、日本で完璧にその製品が出来ることを確認し、装置を作った会社の人が二三カ月インドネシア人に製造方法を指導し、出来るようにする。そういう費用も込の価格である。

いずれも、私は作れば日本から輸入したとしても1500万円以下に抑える。インドネシアで作れば、500万円で出来る。

 ローカル企業の全ては中国製など日本製以外の装置を使っている。再生ペレットを作る装置、ポリ袋を作る装置、大体、殆どが、中華系インドネシア人である。台湾企業韓国企業は勿論自国から輸入して使っている。

MM2100ルコの向かい側のロッテマートのオープンテラス(フードコート)でソプギガとインドネシア人の食事の風景、ナイフとフォークではなく、スプーンとフォークを使います。

国産  ポリ袋  過剰品質

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(^_-)-☆インドネシアの押出成形4

2010-10-11 23:44:24 | 押出成形

 2010,10,10、午後10時10分を過ぎたところです。

昨日も今日も午後から出勤で製造のトラブルに対処した。

インドネシアでプラスチックの押出成形に関して私が今やっていることは、何度も、触れていますが、外国から輸入して使っている企業の現地調達のお手伝いとその製品を作ることによってインドネシア人に技術を伝達することです。これが十数年前から一貫した考えである。私がいる会社自体に損をさせたことはありません。その会社の技術水準が上がるし、若干の利益をもたらしています。

 当然営業的なこともしますが、それは、私の技術を求めている客先に安心をしていただくためです。求める価格で使える製品を安定供給するという基本的なことを淡々とやってゆけるということを納得してもらうためです。

 今、この世にない、誰もやったことがない製品をつくる技術を開発するということはやっていません。これからもやるつもりはありません。若いころは、日本でまだない製品、誰もが作れない製品を数多く作ってきましたが、今では、そういう仕事を引き受ける自信がない。特に開発仕事は頭も使いますがどちらかというと体力を使います。若いころの体力は無いので、試作など持続することが出来ない。連続で色々な条件を変えてテストを続けなければならない、原料、金型、製造条件それらの組合せは無限大にある。根気よく、最良の条件を作り出さなければならないし、探し出さなければならないのが開発です。私が作った日本で初めての製品は20代から30代前半に掛けてが、80%以上です。その後は、何年に一個という感じです。インドネシアへ来てからは、今まで手掛けたことが無かった仕事が80%以上ですが、日本でどこかの会社が作っているものを現地化ですから、新しくはない。人ができている物を私が出来ないわけがないと思って、すべての製品を現地化してきました。中には、日本のどこかの会社の技術者が何年も掛けて原料メーカーを巻き込んで原料から開発し、やっと作り上げただろうなと思われる、私にとって、やりがいがありそうな仕事を引き受けて、日本のその会社の人には申し訳ないと思いながら、作ってしまう。日本の仕事を奪ってしまう。

 

 数年前に有った話だが、私が製造を頼まれて割合簡単にやってサンプルを出してしまった製品が有った。それも、日本製は硬質塩ビだったものを私はPS(GPPSとHIPSの混合)とABSの二種類で作って、形状的にはOKになったが、色が微妙に塩ビ製品と違うと言われ、その後、何度か色を変えて出したが、結局、色でOKにならず、その話は消えてしまった。当時は、その製品の立ち上げのときに散々苦労を掛けた会社からの購入を止めて、現地調達に切り替えてしまうという決断が、人情的に出来なくて、結局、そのまま、日本の会社から購入を続けてきたが、この円高状態の中、今となっては人情などといっていられない状態になって、その難しい仕事を私にと改めて頼んできている会社がある。それも一社だけでなく、何社かあり、製品の種類は20以上ある。しかし、もう、私がやるわけにはいかない。

 

と、いことで、押出成形の技術はまだまだ求められている。製品を作る技術があるなら、沢山の仕事がある。

 

 昨日とはうって変わって快晴、ボゴール方面の山が見える

ドリアンのパック入り、実が開いてしまって腐りかけた実の一部、まだ、腐ってはいない実をパックで売っている。それでも売れないものは50%値引きで売っている。拡大してみれば幾らになっているか分かると思いますが、ニパックを約600円位で買いました。腐りかけているドリアンが一番おいしい。ちなみにこの状態にして幾重にもプラスチックの袋に入れてトランクへ入れて飛行機に乗せて日本へ持って行くことが出来ました。

三分の一ほど食べると顔がほてってきてちょっと酔ったような気分になるのは私だけでしょうか。

再び  背に腹  円高

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(^_-)-☆インドネシアの押出成形3

2010-10-10 23:00:44 | 押出成形

スパイラルチューブ、コイリングチューブ、コルゲートチューブ、窓付きの配線ダクト、のの字、縦割りチューブ、勿論グロメット、エッジング、6や66ナイロンチューブ、ウレタンチューブ、丸棒、板などの素材などは、インドネシアで作られていない。しかし、グロドックへ行けば殆ど台湾からの輸入で揃っている。塩ビのサッシや木目調の製品も出来ないが、グロドックにもない、インドネシアでは全く需要が無いのでしょうね。

 原料が手に入りにくく、価格も高い物は無いと考えていい。12ナイロンチューブを細々とやっている会社があるが、其れだけで、のびる可能性は全くない。むしろ、それを使う目的が12ナイロンでなくてもいい場所で、日本からの図面がそうなっているので使っているだけで、もっと手に入りやすい、汎用の樹脂を私なら勧める。今成形している会社は私が作った装置と技術指導で可能になっているが、応用は聞かないし、他の樹脂で提案する知識と技術を持っていない。その程度です。

紐や針金のブレードホース、硬質PVCの丸パイプや角パイプ、各種ケーブルを隠すチューブや異形品はローカル企業がやっている。インドネシア独特だと思うが、ラタン風の材料をあちこちで作っている、過当競争になっていて、つぶれる会社も多いが、始める会社も多い。発泡にしたり二色にしたりしている。スカルノハッタ空港近くのチェンカレン辺りの工業団地に何十軒もインフレーションフィルムとラタン製造工場がある。経営者は中華系インドネシア人で、其処ら辺の一角には、中古装置や周辺装置を扱っている商社も多い。軟質PVCのコンパンウンドもこの辺りで大量に作っている。透明のふにゃふにゃチューブを作っているインドネシア押出成形屋は、ここから買っている。

 

押出といえば、説明する時、ストローのようなものを作るのは押出成形だという。そのストローですが、これはもう三十年前くらい前からインドネシアで作っている。台湾や韓国企業が作っている。二色以上の多色成形、その色筋を捩じり模様にも出来る、曲げやすくするジャバラも一分間に200本位を作ってしまう装置もある。過当競争で韓国企業の一社が一夜で全員姿をくらましたというスバンにあった会社を知っている。

 

フィルムではなくシートの成形となると、ぐっと数が減る。日系企業もある、自分の会社で作ったシートを真空成型に使っている会社もある。

私の技術履歴です。

http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/newpage%20top%202.html

インドネシアで手掛けたものもあります。製品を作り上げて日本側からの承認をえたが、日本内の今も作っている会社と政治的な関係で、インドネシア内調達を断念した製品もある。しかし、それから、7~8年過ぎて、価格の関係で、現地調達に踏み切らなければならない状態になっている。そこで、もう一度やってほしいという話も出てきている。しかし、私ではなく、後を継ぐ予定の人の判断に夜しかない。私は返事を出来ない。

毎日のように大雨にたたられている。雨宿りと悪路

多様  押出  可能

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(^_-)-☆インドネシアの押出成形2

2010-10-09 22:08:50 | 押出成形

タイやマレーシアの日系押出成形会社から輸入している会社もある。こちらのローカル企業では台湾やフィリピンの現地企業から輸入している物もある。そしてそれらの多くは日本から輸入している製品より、納期、品質で問題が多いことも聞いている。それらの仕事も引受けてあげたいが、問題は、少量であることと、それぞれの会社が新たに金型費用を掛けることを躊躇しているのです。

 そういう会社からどうしても仕事を欲しいというなら(口座を開設したいのなら)金型費用を極力安くし、金型では損をすることを前提としなければなりません。ただし、製品の価格は現在輸入している価格と同じでいいのです。メリット、デメリットのバランスを考慮し、会社、担当者が決めることです。担当者の能力に大いに関係があります。その仕事は難しいと思うか、簡単にできるよ、と思うか、金型についても同じで、日本の金型屋に相談しなければならない、と、思う人には、そこの時点で、もう、その仕事は“出来ない“と同じです。シンプルなデザインで、現地金型屋で出来る金型を思い浮かべなければその仕事を手掛けようとする資格はありません。

 袋以外で、大量に使う押出製品は原料がPVCかHDPEです。これ等の原料はインドネシア国内で作っています。そして、価格は特別に安く手に入れている。PVCの場合は成形の会社がやはりインドネシアで作られている粉末状のモノマーを購入して、添加物や可塑剤を混ぜて使っている。こういうやり方は日本と同じです。

 

 その会社の名前は明らかにできませんが、日本から今でも輸入して使っている押出製品の種類は沢山あります。私はそれらの全部を作ることができます。そして、金型価格、製品単価は0.6掛け以下でできます。そして、長ければ半年、早いものは二週間もあれば試作品を提供できます。断るような、考え込むような製品は一つもありません。

 

 どうでしょうか、日本で押出成形に係わっている人で、自分が、やってみようという人はいないでしょうか。出来上がっている物をコントロールする人では無くて、自分から製造に手を出す人が求められています。

Soto Betawi Sate Kanbin Nasi 3万Rp(3百円)ブンクスといって、テントレスタランで油紙に包んでもらって家に持って帰って食べる。インドネシアの家庭はそういう食べ方をする、自宅で料理しないのです。子供はお母さんの手伝いをして料理や果物の皮むきなどを覚える機会が少ないので、料理が出来ない若い女性が多い。だから、また、ブンクスになってしまうのです。

 多品種  少量  安価

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(^_-)-☆インドネシアの押出成形

2010-10-08 23:28:44 | 押出成形

この頃の会社訪問を通して、その会社の方々から大変ありがたい言葉をいただき、涙が出そうになるくらい感謝しています。私がなんとなく自然に受けた仕事が、それらの客先にとってはかなり切実に現地調達したいと考えていて、インドネシア中捜しまくって、出来るところが見つけられない状況の処に私があらわれた、そして物になって現在に至っているのです。

今回の訪問は、新任者の紹介が目的ですが、私は間もなくPT.NPIから離れるという紹介でもあるわけで、どうしても、新任者との話よりも私との話が主体になってしまうのは仕方がないかもしれない、とにかく、長い付き合いをさせていただいているところばかりで、押出の製品は私がインドネシアに現れたから日本や海外から輸入していた物を国内調達するという決断をして私に寄りかかったとい会社ばかりです。私がいなくなればその後が心配、どうなっちゃうの?という会社ばかりです。それほど、押出の仕事をなんでも引受けてしまう日本人はいないのです。

インドネシアの押出成形は軟質硬質PVCの異形、パイプなどは日本人がいなくても技術導入で30年ほど前からできています。その他でできる物は、すべて、装置を日本など外国から導入して、それだけを作ってそれだけを売る、あるいは、自社の製品の部品にする。例えばボールペンの会社が、インクがはいるPPチューブを作っています。男性化粧品会社が、絞り出しチューブを3層で作っています。シート屋さんは勿論シートを作っていますし、袋屋さんはインフレーションモールディングをしています。インフレーションの会社は掃いて捨てるほどあります。特殊だと思うのは電話会社がグラスファイバーケーブルを地下に通すためのHDPEパイプを自社で作っています。かなりの量です。

押出成形といっても、注文を受けて成形する会社が大変少ない。それでも、中華系やインドネシア系で数社ある。しかし、技術水準は低く、日本品質でできるところは無い。しかし、それほどの品質を求めなければ非常に安く購入することができる。日系企業で、現地でOKをくさせるのなら採用できるが、日本で承認をするシステムの会社は、採用は出来ないでしょう。樹脂は製品の大きさや厚さによるが、HDPE、LLDPE、POM、PA、PMMAは客先からの注文は取れません。

ということで、何でも断らないでやってしまうというのは14年くらい前から私、ただ一人です。そして、今回、私の後釜で来た人はどうでしょうか。

PT.NPIの私の後を引き継ぐ人に対しても、それぞれの会社の担当者は、そのことを話し、しっかりやってほしい、と、いうわけですから、プレッシャーは次第しだいに増してくると思う。実際に、訪問先で新しく国内調達に切り替えたいという話が早速出されているが、どう対応をするのでしょうか。

 こういう流れを見ていると、私の決断は間違っていないと確信するようになる。

サンモリッツ周辺の湖で。

 

唯一人  頼り  どうなる?

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(^_-)-☆ちょっと考えた末

2010-10-07 23:46:06 | 行動

昨日の写真のバリのニルアナゴルフ場が、私は、一番好きです。海(入江)越えのショートホールのティーグランの左(西)方にサンセット風景が素晴らしいタナロットが直ぐそばに見える。ゴルフカートで行けそう。反対の右(東)方には広大な海岸が広がっている、インド洋の高い波が打ち寄せている、そのずっと向こうはデンパサールです。大変難しいコースですが、景色、雰囲気を十分楽しみながらラウンドできる典型的な南国リゾートゴルフ場です。ホテル(レ、メディリアン)と一体になっています。

インドネシアに住む日本人には、二泊三日のパケットで行くのがお勧めです。

http://island.geocities.jp/enpla_indonesia/newpage0302.html

ジョクジャカルタのムラピ(ムラピ山の麓)もいい、バンドンのギリガハナもいい。

 

 会社訪問継続です。EJIPの会社を二社訪問した。一社はすでに取引をさせてもらっているが、もう一社は、キタガワの時のお客さんで、現在はまだ取引がないが、早速日本から輸入している製品を二種類出来ないかと図面とサンプルを頂いた。この製品はキタガワ時代に、亡くなった山崎君と現在NPI押出責任者DIKI君を指導して私が金型費用を出して作ってOKを貰っていた製品でした。その時は、日本の取引先との政治的理由で、現地調達が実現しなかったものでした。Kitagawaから受け取って、その金型を所有している会社を知っていますが、その会社では、その金型を使っても製品が出来ないのです。

私がやるなら安く簡単にできますが、NPIで私が手掛けることはありません。紹介した後継者が判断するものです。どうでしょうか。今後の取引を期待する。

今日訪れた、いずれの会社も私自身は10年以上前からのお手伝いである。個人的のも親しくしていただいている担当者がいます。楽しい仲間です。

 

 この会社での身の振り方について、私なりの結論をだし、本社には伝えた。その考え通りにいくかどうかは断言できないが、私が決めたことですから、出来るだけその線で進むようにしたいと思っている。どうなるか、どうするかはまだ公表しない。基本は他人にぶら下がる、お世話になる、ということはしない。あくまでもフィフティフィフティ、ギブアンドテイクの立場を望んでいる。

 

ミーゴレンシーフードとソプアヤムとエステーマニスで2万6千Rp(260円)です。典型的なインドネシア料理です。

数年前から新設ガソリンスタンドにはバイク専用ポンプが設置されるようになっている。

 

 方向  自由  行動

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(^_-)-☆紹介訪問始める

2010-10-06 21:58:55 | 習慣

 早ければ、年内にもPT.NPIから離れることにしています。その為にできるだけ早く、客先も後継者に引き渡す必要があります。紹介した客先にはその後は私抜きで話をしてもらいます。私が絡むと言いたいことを言えなくなるでしょうから。

引き継ぎでもらう人の客先への紹介を始めた。手始めにカラワンティムール方面の会社からでした。訪問した会社は現在既にお客さんです。射出の仕事もあるので、営業関係の人も一緒に連れて行っている。製造が客先と話をすることは控えるのがN社流のようなので、営業の人が来れば、改めて紹介することになるし、今回紹介する製造の人は直接接触することは無くなると思う。

 

 インドネシアのゴルフ場、暑いですよ!!普通はスポーツドリンクを500mlくらいはプレー中に飲みます。しかし、暑さを心配する日本からのお客さんは、意外に暑くないと皆さんにいます。相当暑いと思ってくるのでしょうね。それほどでもないと感じるようです。

一昨日のゴルフ場の写真は朝日の出から30分後位、06:30頃です。多分、25度くらいだと思います。一般的の10月から翌年3月までが雨季、4月から9月が乾季です。雨季には毎夕方80%以上の確率でスコールが有ります。逆に乾季には10%以下の高確率になります。今年はその乾季がほとんどないまま、雨季になってしまったようで、乾季のはずが50%位の確率で雨が降っていた印象がありました。作物の出来具合に大きな不作の原因を与えた様で、果物、例えばランブータンやサラックなどの出荷が極端に減っているというニュースが有ります。

 ところで、インドネシアのゴルフ場の暑い、それほどでもない、の違いは、立地の高度によります。平地なら30℃以上の中でやりますが、高原なら25℃の環境でできます。ジャカルタ近郊を大きく分けると、ジャカルタ特別区内、タンゲラン方面(ジャカルタより西)ボゴール方面(ジャカルタより南)チパンペック方面(ジャカルタから東)の四つになります。一番暑くないのはボゴール方面です。

 日本でゴルフをするより一年中、はるかに快適です。日本の夏冬の温度差はこちらから見ると、ほとんど凶器です。

 雨の日もあれば風の日もある、めちゃくちゃ暑く感じる日があれば適度の風が吹いていて涼しく感じることもある。確率として、日本でやるよりインドネシアの方が快適な日がはるかに多いと思うし、ゴルフ場の解放感は全然違うと思う。

  快適  スポーツドリンク  風景

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(^_-)-☆直ちに責任移譲

2010-10-05 22:17:36 | 状況

頼まれれば期間を決めて私がやる、尋ねられれば丁寧に答える。これが前提になることは言うまでもないが、批判されてもどうにもならない。

押出に関して、N社流、Kさん流がある。私流は勿論ある。他人から教えてもらったものは何もない。装置や金型、製品、不良の名前、などなど、40年以上前にドイツからの技術が入った会社に存在していて、その時の各名前がそのまま残っている。その時無かったものは全て私が名前を付けている。インドネシア語に直す時も、私がインドネシア語で付けている。ですから、同じものでも、別の会社では名前が違う。ましてや、押出機、金型、冷却装置の構造や材質は全てといっていいほど名前が違う。先ずその名前をその人流に変えるのか、その人がその場所の今までの名前でやってくれるのかが問題である。その人に任せるしかない。

 会社での公式ポジション名はイムグレへ届けた名前でなければならない、名刺も組織表もそれに従わなければならないが、実際の仕事内容は、いきなり、すべての事に関して決済をしてもらわなければならない。私が、決裁してしまうわけにはいかない、それらのことに関して、責任を持てないからです。軟着陸というより、いきなりドカンと、すべての事に対して責任を取ってもらうつもりで構えてもらう必要がある。

 

 製品の見積もりを求められたときに、出来るかできないか判断し、出来るなら、製品の見積もりを出す。その見積もりには、当然、条件が含まれる。その条件も同時に伝える。 これも、直ぐに、判断が必要になります。これにも私が首を突っ込むわけにはいかない。中には、私が仮見積もりをした製品もある。それも、白紙に戻してその人なりの判断をしてもらわなければならない。

  

 現在を批判してもらっても、私がその人の意志に従って現状を変えるということはできないので、その人のやり方で変えてもらうしかない。自分が納得いくように自分で変えてもらうことです。自分が今後何年間は全責任を負うのですから。

 

 売り上げ計画の提出を義務とするらしいが、これも、直ちにやってもらう。私ではとてもできない、やっても、計画通りには絶対にいかないことは分かっている。注文が入っていても、その通り客先が引き取るとは言えないし、必ず、客先の生産量は変更される、それに合わせて納品するのだから、計画通りに行くはずがない。計画通りにいかなかったことの理由を説明しなければならない。客先が引きとらなかったというしかないのにである。

ポンティアナックの赤道モニュメントとサンセット、PT.PBIの来年のカレンダーの多分12月の写真に採用されました。と、車のフロントガラスから撮った町の風景。

  引き渡し  利益計画  納得

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(^_-)-☆ゴルフ場の大混乱

2010-10-04 23:08:19 | ゴルフ

 一時間半しか寝ていない状態で06;00からゴルフ。朝のうちは小雨だったが、直ぐやんで、曇りもようだが時折太陽が顔を出していた。10:00頃、風が強く吹き始め、雲の動きがにわかに激しくなった。11:00には終了。シャワーを浴びてレストランで食事を始めたころ11:30頃でした。豪雨が荒れ始めた。見る見る内のパット練習用のグリーンが水浸しになり排水が間に合わず、芝生が水の下になってしまった。これではプレーどころではないし、止めてもクラブハウスまで戻ってくるのも大変な状態になってしまった。それでも、続々と、途中で止めたカートが戻ってきていた。

 しばらくすると、午後からプレーをしようとして食事を終った人達は席を立たない。途中で止めた人たちがシャワーを浴びてレストランへ続々と入ってきた。たちまち、レストランは満席,空きを待つ人まで出てきてしまった。ウエートレスは突然の忙しさに戸惑うばかり、客は、注文を早くしたいし、注文したものは早く持ってきてほしいし、水やコーヒーなどを頼む人もいるし、請求書を求めるもの、などなど、レスタランの係りの人全員が気の毒な状態になってしまった。そのうち伝票の内容が違っていたのでしょう。怒りだす人も現れ、大混乱になってしまった。

 私たちはそれらをしり目に悠然と食事をし、談笑をし、12;30ごろレストランをでて、ロビーに向かった。目に入ったのは大量のゴルフバッグ、普通は多くてもせいぜい20以下、しかし、今日はざっと見ても50以上はあった。そこへ、帰るために自分のバッグを見つけようとしている人がざっと20人ほどいた。私はその中の一人でした。受付番号006と言いながら探し、一分くらいで見つかり、傘をさしてさっさと駐車場へバッグを持って行ったが、他の人は、なかなか見つからないうえに、本人がハンドホンで呼び出した車が10台以上の列を作っていて、屋根のないところにも何台も並んでいた。バッグを扱う若い女性はびしょ濡れになって、その車にバッグを運んでいた。持ち主も車までは走っていっていた。ここも、大混乱だった。

 いずれの場所も、大雨によって、一斉にプレーを中止してしまったことが原因でした。受付の女性は払い戻しに殺到されてパニック。ゴルフ場の全ての役割でパニックでした。雨季に入って、これからも、こんなことが繰り返されることでしょう。

 雨季は出来るだけ早朝にスタートをした方が何事もなくペレーできる可能性が高い。遅くなればなるほど雨や雷で中止になる可能性が高くなる。

 早朝のゴルフ場の風景。

 早起き  混乱   気の毒

 

 

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(^_-)-☆一日中外

2010-10-03 21:55:23 | 変!

今、囲碁将棋ジャーナルをやっている。ゴルフのために朝、家を出たのが、05:00、帰宅時間が24:00を回ってしまって眠い。といのも、新しく赴任してきた社員を案内して、リッポリカラン辺りを回ったが、それでは物足りない様だったので、気を利かせて、ジャカルタのブロックMへ連れて行った。15:00に迎えに行って、EJIPやJABABEKAを回り、そのまま、ジャカルタへ向かった。18:00頃ブロックMに到着、食事の後カラオケへ、11:00に出て、二人をアパートまで送り、家に着いたのが午前様という次第だ。

EJIPの奥の方の会社でストライキをしていた。聞くところによると、もう、三カ月以上、仕事が止まっていて、今後も見通しが付いていないらしい。この会社に友人が三人いるのですが、彼らと今は、連絡を取れない状態になっている。どうしているのでしょうか。また、この会社に注文したい物が在るのですが、こんな状態だから、日本から輸入しなければならないことになってしまっている。つい半年前にはその会社の隣の会社で、半年ばかりストライキが続いていたが、それが伝染したようで、気の毒である。ストライキは伝染するようです。

リッポチカランの奥の方に行ってみたが、かなり奥まで、住宅地が出来上がっていて、日本食レストランも増えて、年々、開発が進み、賑やかな町になってきているようです。日本人もこの町の二三百人は済んでいるようです。MM2100から東の工業団地へ通う人はこの町へ済むのが一般的になっているらしい。

パパヤを案内し、なんとかという日本食レストランへ入った。パパヤのところから入って、右に曲がったところの直ぐ左側の店で、相当、以前からやっている店で、張られてある、食べ物の案内は色がくすぶっていて、一部の文字は見えなくなっていた。新しく張り替えていないのですね。間口が狭く、目立たない。ブロックMのレストランの中では一番安いのではないかと思う。それに、私が食べたのはてんぷらうどんでしたが、おいしかった。若い日本人の客が多いと感じた。

 

ちなみのカラオケ情報ですが、私たちが入ったカラオケは、ブロックMでは一番高い店だと思う。だから、他へ入れば同じかそれより安いと思う。一時間6万Rp、ルームチャージが30万Rp、果物、スナックのおつまみなどがそれぞれ10万Rp、私が頼んだコーラとコーヒーはそれぞれ6万Rp、連れ出しは20時間だから120万Rpです。彼女達は60時間のアワーチャージがノルマです。それを3カ月達成できなければ自動的にお払い箱になります。黙っていれば、2、3時間いただけでも5時間分のアワーチャージ30万Rpの請求が来ます。今回は三時間ほどいましたが私が払ったのは65万Rp(約6千5百円)でした。

ストライキ、  チカラン  イジップ

 

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(^_-)-☆公共サービスの例

2010-10-02 15:14:24 | 体験

Pelayanan SIM keliling 何だと思いますか。シムは運転免許証です。プラヤナンはサービスです。クリリンは“回る“です。運転免許の出張交付サービス車です。日本の移動図書館のように車で地方を巡回して、車やバイクの運転免許証を欲しい人に交付するのです。システムは全く、一般の免許証交付所と同じで、顔写真、指紋採取、サインそれだけで30分待てば交付されます。運転の実地や法規のテストはありません。約千五百円払えば直ぐもらえます。日本に比べて比較にならないほど大変便利ですね。

 

便利といえば、国際線ガルーダの機内での入国手続きサービス、到着後長蛇の列に並ぶ必要がなく、それらを横目で見ながら、すっと出てくることが出来ます。インドネシアにしては気が効いていると思う。しかし、イミグレの職員さん、そのためだけに外国へ行って帰りの便で一時間ほど仕事をする。かなりの無駄使いだと思うが、それでも便宜を図るメリットがあるのでしょう。確かに、乗客は助かります。

 

 先日、出国に際し、ブラックリストに私の名前が載っていて、ちょっとした、面倒に巻き込まれましたが、その後、イミグレにクレームを付け、申請書を出したところ、イムグレから、この人は何もしていません、という、証明書が届けられた。ブラックリストから消しましたという話ではないのが変だと思うが、この証明書をパスポートと一緒にしておいてくださいと言われた。これも、サービスの一つでしょうか。首をかしげますが、何もないよりはいい。全く予想外の事態でした。

 

 NHKでインスブルックの街歩きをやっていた。つい先日歩いた場所も写しだされて懐かしいかった。タイミング良し。

高速道路ジャカルタ-チカンペックのチビトゥンとチカランバラッの間に料金徴収ゲートを作っている。現在、ジャカルタへ入る前にポンドック グデ ティムールという場所で、料金を支払う。その支払場所をここに移すらしい。どうも分かりにくい、20km以上も東に移動するのです。料金はどうなるのでしょうか、いつから、使い始めるのでしょうか、確認していません。現在の進捗状況を見ていて、年内に変わることはないでしょう。支払いの方法がどうなるのか、例えばブカシはどうなるのでしょうか。思い浮かびません。良い方法があるのでしょう。

サービス  公共  進歩

 

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