1349 ゴミではなくゴムの木の話。ほとんど人がいないエリアなので、ゴミは全く落ちていない。空気が澄んでいて清々しい。
グリーンキャニオンのもっと西に、20kmくらい行くと、道の両側がゴム園になる。行けども、行けどもゴム園である。800Haと言うことは、道程は13kmだったので、道も両側、奥行き300mずつになる。130×6で約800である。広大なゴムのプランテーションである。1Ha、一年1tonのラテックスを収穫できるという。だから、この広大な土地からたったの600tonしか収穫できないらしい。
ジャカルタの近くでは、チプララン高速道路のプロワカルタを出てスバンに向かう途中の道路の両側にある。ここも広大で、道の両側では2~3Kmしかないが、奥行きは両側とも5~6kmはあると思う。ムディックの時、スバンへ行こうとしたら、その幹線道路が向こうからの一方通行になっていて、行きの道は逸れて、ゴム園の中を延々と走ったことがある。
小学校のころから、ゴムの木の存在は知っていたが、実際にこの目で見たのはインドネシアへ来てからである。木に斜めに傷を付けて、そこから垂れて出てくる白いねっとりした樹脂をコップで受ける絵も見ていて知っていた。その実際を始めて見た時にはラフレシアに初めて会った時と同じくらい感激した。インドネシアなど東南アジアの各所にある風景だが、田舎、山地へ行かなければ見ることはできない。インドネシアでも同じことです。人があまり住んでいないようなところです。
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ゴムの木を見たくて、わざわざ、探して訪ねて行く人はいないでしょう。私もそうだ。目的地へ向かう途中で、思いがけなく出会うことがある。パームトゥリーのプランテーションも同じことです。教科書で知っているが、日本では全く見られない環境にいつの間にか飛びこんでいるのです。ちょっとした、快感です。カカオやコーヒー園に遭遇した時も同じ感覚を味わうことができます。旅の一つの楽しみでもある。
楽しみ 南国 懐かしい
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