1251 ワーキングビザを期限までにシンガポールへ行って受け取ることができるかどうか心配で、確認をした。行けることが確実になって安心である。インドネシアで作っている装置のでき具合も確認した。来週中には試運転が出来そうである。何を作る装置かわからないはずです。この装置から、オリジナル商品が生まれる予定です。
ただし、もう一つ、解決しなければならないことがあって、ビザが取れても、本格的に仕事を始める時期は先になりそうだ。準備が出来ないのです。
ところで、私のインドネシアでの仕事への取り組み原則姿勢は、下請けをしないということです。自社製品を作って売りだします。日本やその他の外国から輸入している製品のインドネシア国内調達に切り替えたいというお客さんから、仕事は受けないといことです。いわんや、今まで、私がそういう仕事を引き受けて、インドネシア国内のどこかの会社が生産している製品の横取りなど、あり得ない話です。今の価格がほとんど、適正なのに、安い見積もりを出して、横取りなどということはばかばかしい話です。私が指導してきた会社同士が、取り合うこともばかばかしいから、やめてほしいと思っている。
インドネシア人技術者も私が指導して現在の会社の中枢を担っている人を引き抜いたり、止めてしまっても、採用したりする事は無い。彼らは現在上司であるそれぞれの会社の日本人より技術水準は上だということは間違いない。彼らは既にその現場では、それなりの高額給料を受け取っている。最高の人は10万円くらいもらっている。年齢も30歳半ばを超えている。私は、その人たちを、その給料の半分でも雇う気は無い。雇うなら、最低初任給でそれも高卒から二三年以内の若い人を契約待遇で使う。その方が技術の底上げが出来るし、若い人に雇用の機会を与えることができる。
ただし、当然ながら、インドネシア人が生活のこと、技術のことについて、私に頼んだり、尋ねたりする機会は多い。付き合いは長いし、彼らが若い時から、技術の指導をしているし、生活や学校などの援助もしてきた。それぞれの会社の日本人がいくら私に接触するなと言っても無理な話です。深い絆が存在しているのです。言葉の進歩は遅い、技術的にも、インドネシア人に劣る、その上、何かを疑うとか、疑心暗鬼になるのは、ぞれぞれの能力不足を他人に転嫁しているにすぎない。その他人にとってはいい迷惑で、在りもしないことで、評価を悪くされたり、立場を悪くされたりすれば、その日本人は、ますます、インのネシア人からいやな奴と思われるだけである。
撤退したK社もそうでしたが、それぞれの会社の日本人は、本当はいなくてもいいのです。インドネシア人だけでやって行けるのです。高給取りの日本人はいない方がうまく行くし、いなければ、その日本人のために使っている金額がそのまま、その部門の利益改善になるのです。現在、赤黒、トントンなら、日本人がいなくなれば、いきなり、年間一千万円の利益が生まれるのです。あらゆる日系企業に言えることです。それを、自覚して、インドネシア人に接してほしいと思う。それが、それぞれの会社が、あるいは、押出し部門が安泰になるコツです。
私は、それぞれの会社の日本人の足をすくうようなことはしない。争う相手ではない。今までの教え子を部下として雇うことはしないし、教え子がインドネシアのために一生懸命作っている製品を私がやってしまうわけがない。それぞれの会社が作っている製品を横取りすることは無い。
それに、私自身が、まだ、物を作れる状態になっていない。誰でも、ちょっと考えればわかる。そんな非合理的で、非経済的で、非生産性で、非人情で、無責任で、無駄なことは無い。
新しい仕事の引き合いがあれば、それぞれの会社に客先を紹介する。現に、既に、紹介をしている。“内では、できません”と言って、断らないでほしいと思う。断ってしまうなら、私が準備でき次第、作ってやることになるでしょう。当たり前なことです。
ちなみに、私の教え子と技術と装置とインドネシアでは初めて作り始めた製品は3社に分散している。そして、それぞれの製品は、車やバイクや家電製品やその他あらゆる製品を組み立てている日系企業の製品の部品として組み込まれている。
全ての客先は、最初、私を頼って来たのです。未経験の製品、製法でも、断ることはしないで、それに、お答えしたのです。その当時の担当者は交代していなくなっても、いきさつは、引き継がれているのです。勿論、ゴルフなどで接触もしています。
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