南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆脱出の説得拒否

2011-03-19 23:15:06 | 試練

ドイツの婿殿から娘や孫にドイツへ早く戻るように催促が有ったのは、原発事故が有った二日後だったそうだ。毎日、催促の電話が入っていたが、大丈夫だからと娘は拒否している。私にそのことで相談の電話が娘から入っているが、その都度、チェルノブイリのような事故になったとしても、静岡は安全だから、パニックになる必要はない。いと言ってある。ところが、ここ二三日婿殿から催促に電話が入らなくなったらしい。云っても効かないと思ったのでしょう。
そこで、昨日、彼から私に娘たちの帰国の催促と妻も一緒にドイツへ来るようにと、説得してくれとメールが入った。

 私自身は、全く賛成しないので、メールを無視している。21日には日本で彼女達に会えるのに、どうして、その前に脱出させなければならないのか。脱出させるなら、私が帰国してから、様子をもっと詳しく確認して、もし、させるなら、私が、彼女達の脱出の段取りをする。そんな事態にならないことを私は信じる。
 
 書いたが、どうみても、ドイツが世界で一番、日本の原発に対する対応に疑いを持っている。批判的である。これがドイツ人の一般的な考え方になってしまっているので、婿殿は、そのドイツ一般的な批判よりもっと痛烈に批判したがっているし、疑いを持っている。
そもそも、彼は日本人を見下しているところがある。私から見れば、ドイツ人のモラルは日本人より低いし、工夫も足りないと感じるのに、なぜ、彼は見下した態度を取るのでしょうか。ドイツ人と言うより彼の性格だと思う。理屈はこんこんと言うが、的が外れているし、強圧的でもある。ドイツが原発事故に対応する専門チームや放射能防護服を送るという話は無い。フランスやアメリカからは既に付いているか、明日には到着する。
 
また、彼や家族が日本へ行けるのも私からの全面的資金援助があるからで、ドイツやスイスへの家族旅行も、全額、私から出ている。それを当然と思っているふしがある。他の日本人と結婚した人も日本の親が資金を援助していると事もなげに言っている。

 この祭、書いておくが、孫たちは100%日本で暮らしたいと言いだすでしょう。どう見ても、父親として、小さい子供に理屈が多すぎるし、煙たい存在になることは間違いない。その上に、住環境です。ドイツの今の家は家自体が狭くて住みにくいし、フランクフルトの田舎という環境が、厳しい。回りに何もない。一年の大半が寒くて暗い。
 静岡のマリコ(丸子)とは住環境を比較しようもないほどなにもかも雲泥の差である。気候が全然違う。回りに色々あるので子供だけでかなり自由に行動できるし、中学、高校になればもっと、日本、静岡に住みたくなるだろうし、日本で勉強もしたくなるでしょう。そういうことを、分かっているのかどうか、分かっているから、それを恐れているのかもしれない。
 こんなかわいい孫が、じいちゃん!と言って飛びついてくるのです。帰してたまるかという気持ちである。

 孫 再会 帰国

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