ゾンタ・カベルネっ。

”３本柱”のご紹介、最後は”アルプスの麓ヴェネトの濃厚な赤”ゾンタ（ブレガンツァ）カベルネです。この地区の決まりで、１００％カベルネ・ソーヴィニヨンでは無くても、ある一定以上カベルネが含まれていると、銘柄にカベルネと明記することができます。実際にはカベルネ・フランとメルローが含まれています。

以下、グリーン・レターより。

私どもが輸入するワインを決定する際、最も信じるのは自分たちの“舌“であることは当然ですが、イタリアのスローフード協会が出版するワイン評価本”ガンベロ・ロッソ“誌を、ちょっぴり気にしているのは事実です。最高評価は星３ツではなくワインの評価なので”グラス“
３ツと表されます。無数の銘柄はグラスがゼロ。グラスが１ツ、２ツという具合に評価が高くなっていきます。グラス３ツを獲得すれば、これはもうワイナリーの誉れ、地区の誉れということになります。このゾンタ　カベルネは何回もこの最高点グラス３ツを獲得しているヴェネト州バッサーノ・デル・グラッパを代表する銘酒です。（笑い話ではありませんが、今回ご紹介している２００６年モノは２グラスでした。前後の２００５年と２００７年は３グラスを獲得。ただ、飲み比べてみても２グラスと３グラスの評価の違いを見出すのは私どもにも困難、否、不可能です。）評価本はさておき、重厚で濃厚な北イタリアの赤はシャープな切れ味を併せ持つ逸品。お楽しみ頂けると思います。
75％　カベルネ・ソーヴィニヨン
15%　　カベルネ・フラン
10% 　メルロー（えん日本独占輸入銘柄）

良い感じで”練れて”います。ちょっと高価な赤ですが、ご試飲の上、ご判断下さいませ。