四谷ひろば

昨日、春0.5番なんて言っちゃったけど、ほんとに春一番だったのね。
きょうはなんかもう、芽が出ちゃいそうな暖かさ。半袖Tシャツのひとまでいた。

『萬葉集』を読む会のため四谷三丁目へ。今月からはh多さんがとってくれた「四谷ひろば」という、廃校になった小学校を地域のコミュニティプラザみたいにして再利用しているところを使うことになった。格安なことと、意外に静かで落ち着くのだった。飲み物とかお菓子とか持ち寄って、木の椅子に座って『萬葉集』を読む。
「天平片恋文化」という語に笑う。

地図をプリントアウトして持っていったのだが、駅を出たところで逆方向に歩いていってしまう。すぐに気づいて戻ったものの、どうしてこういつもいつもあえて逆に行くかなあ、自分。先日もあるひとから、「えんじゅさんって、方向音痴なわりに自信たっぷりで歩きますよね」と言われた。

きょうも終わってまっすぐ帰り、晩ご飯食べてテレビなど一通り見たあとで原稿書き。
少し緊張がほぐれて風邪をぶりかえさないようにしないと。

写真は「四谷ひろば」の教室にあったもの。「ねばり強い子」になりたいです。

春0.5番

ここ三日ほど、ほとんど家から出ずに朝から明け方までずーーーーーーっと仕事していたのだった。朝の4時を過ぎるとさすがに朦朧としてきて、幻聴まで聞こえてくるので慌てて寝る、という生活。ひとの集中力には限界があるのです。

そんなわけで、なんとかひとくぎり。夕方、終わったゲラを持ってA社へ。重くて腕が抜けるかと思った。外に出たら思いのほか暖かくてびっくり。風もすごくて、春0.5番って感じね。今後の日程のことなど聞いて（なんと、まだあと100ページくらいあるのだ）、k畑さんと物々交換して、o川さんを励まして、I井さんのところで密談をして、とっとと帰る。

添削仕事。締切間近なり。いつもより大きな字でわしわしと書く。

そしてこれから明日の『萬葉集』を読む会の予習だ。かなり手抜きになりそうですが、主宰者なのでゆくのです。延期にしようかとか、誰かにまかせて欠席しようかとか悩んだのですが、やっぱりゆくのです。『萬葉集』命！（うそ）


家にこもって仕事しているときはあまり家電には出ないようにしているのですが、そういうときに限って、某誌に送った原稿が2行あふれていたとか来週の（もう来週だ！）「ネフスキイ」の会の会場から打ち合わせの電話が来たりと、あまり心安くないわけです。ひとつ原稿（というほどのものではないが）をすっかり忘れていたりもしましたし。ああ、日曜日は「未来」の割付ですね。原稿ありましたね。あはははは……

「ひとはさむさのなかに生れき」

ろうろうと天にとどろく風に告ぐ「ひとはさむさのなかに生れき」

寒い日に、外を歩いているといつもこの歌を思い出す。村木道彦です。
きょうはわりあい暖かかったですけどね。


早起きをして新中野へ。先日、mさんから貰った高そうな栄養ドリンクを飲んでゆく。「これ飲むと、なんか一日がんばれそうになるの」と、mさんはおっしゃっていた。
なんとかがんばれた。

しかし新中野に着いて驚いたのは、いつも講座の前にコーヒー飲みながら下準備をしていた喫茶店が無くなっていたこと！　VELOCEっていう、どこにでもある喫茶店。あ、先月わたしがナンパ（？）されたのもこの店ね。
で、仕方ないので通りの反対側にあるマクドナルドへ。マックはテーブルが狭くて（泣）。

鼻水に往生しながらもなんとか講座を終え、ダッシュで中野坂上経由の大江戸線にて汐留へ。そこから歩いて歯医者。風邪だと言うと気をつかってくれたのか短めの治療だった。先生と衛生士さんにバレンタインチョコを渡す（衛生士さんは女性だけどね）。
そのまま都営浅草線の特快に乗り横浜、各停に乗り換え日ノ出町へ。横浜中央図書館。予約をしていた本は2冊しか届いていず、しかも混んでいてジュニアコーナーしかテーブルがあいていないので小さくなって引用チェック。そのあと上の階でヘーゲルとかハイデガーとかフーコーの本を調べて、とりあえずできることはやった。

帰り道、また胃が痛むので「ファーストキッチン」でクラムチャウダーを飲む。「ウェンディーズ」よりもやさしい味だったけど浅蜊だった（ウェンディーズのは一応蛤だったような……違うかな）。u崎さんおすすめの「モスバーガー」のやつも試してみるべき？　ああ、おいしいクラムチャウダーが飲みたい。自分で作ればいいのか。うちで作る時はたいてい牡蠣を使います。
ああ、クラムチャウダーのことばかり考えてしまう（最近まともな料理をしていないせいもあり）。

達成感がない……

ああ、疲れた。
も～、今回の校正仕事、とにかく引用が膨大複雑につき、やってもやっても完璧になることがないという、いつもにまして「達成感のない」仕事。
とりあえずきょうのノルマはなんとか終了。
明日は「コープとうきょう」の講座の日なんで早く寝たいんだけど、明日また図書館にいかなければならないからそのリストの準備してから。

それにしても、風邪がなんとか悪化することなく、鼻水と少しの咳くらいでおさまっているのが救い（薬が効いたのかな）。終わったら倒れるかも～。

『桜桃の実の朝のために』

薬が効いたのかどうか、あまり深く眠れなかったものの、なんとか出かける元気はあった。
目白の「塩ノ屋」にて、源陽子さんの歌集『桜桃の実の朝のために』の批評会。司会をつとめさせてもらった。20人弱の会で、それなりに組み立てを考えていたのだけれど、序盤でO井さんからダメ出しをくらう。もっと作品に即した話をしなさいと。たしかにこの歌集はちょっと見わからない歌が多いから、わたし自身もそういう歌をどう読んだらいいのか、そういった話が出てくることは期待していたものの、ちょっとびっくり。結局O井さんは源さんの歌が好きなのだなあと理解する。中途半端な印象評に終始してしまうことを危惧したのだろう。結果としてはいい会になったと思う。最後のO井さんの話で源さんの歌を「強い歌」とおっしゃっていたことが、ものすごくうらやましい評だと思った。

O井さんに、先日の「週刊ブックレビュー」を見逃したことを正直に告白。「あなたのブログを読んで見ましたってひとがいたよ」と言われる。はい、宣伝だけして見逃しました。DVDを貸していただけることに。あと、ついにO井さんがパソコンを購入したらしい。3月下旬には環境が整うらしいので、そのうちブログとか始めるかもね～。

懇親会は目白の小洒落たイタリアンにて。焼酎のグレープフルーツ割りが薄いと文句を言うa生さん（昔は牛だった）の話に涙が出るほど笑いながら、なぜか「ドナドナ」とか「花」とか歌う（歌声カフェかよ）。そのあとa生さんが「1万円までごちそうする」と言ってくれたのでもう1件。ああ、早目に帰って仕事しようと思っていたのになあ、と思いつつも、しっかり紹興酒飲んでいい気分で帰宅。生牡蠣と焼き牡蠣がうまかった。

とりあえず風邪はなんとか鼻水程度にとどまっているので、明日からまたばりばり働きますです。ずびー。

風邪、ですわ

やっぱり風邪なんですね、とほほ。
でも、そんなことで泣いている暇はないので、午前中は「コープとうきょう」の講座の準備をし、ぞうすい食べて、午後からひたすら校正仕事。風邪菌は熱と湿度に弱いと聞いて、ずっとお湯をしゃんしゃん沸かし続けながら（あいかわらず原始的）。

明日の源さんの歌集批評会に行くため、1日2回飲んで劇的に効く、という薬も買ってきました。寝る前と昼前に飲んで完璧ね。

夕方からはファミレスで作業をしたのですが、ファミレスメニューにもっと「お腹にやさしい」ものはないかのう～。きのこ雑炊はあったけど。って病人がファミレス行くなってことですか……。

とりあえずまだ発熱はしていないので、なんとか薬でねじ伏せてやります。

風邪、か？

昨日、少し喉がいがいがすると思っていたら、きょうは本格的に喉が痛い。風邪だろうか。
からだもだるいので、午前中はちょっと大事をとってゆっくりめに睡眠をとり、昼から作業。……神経衰弱のような作業。こんな複雑な仕事、発熱でもしたら大変なことになる。これ以上症状が出ないよう、葱とか生姜とか摂取（原始的だな。薬は眠くなるから、できるだけ飲みたくない）して温かくしている。

そんなわけで、きょうは予定が狂った。
早く寝て明日にかけよう。

図書館勤務ふたたび

午前中少し「コープとうきょう」の準備して、待っていたゲラが意外に早く届いたので昼前から図書館へ。きょう届いたのが正ゲラ。本番はこれからなのだ。


きょうも7時間半ほど（休憩なし）、図書館で過ごす。隣の席のおじさんが「連合赤軍」絡みの本をいっぱい調べて切り貼りしていた。なんのひとなんだろー、と気になる。
引用箇所がなかなか見つからなくて、ほぼ1冊読んでも見つからなくて、落ち込む。ほんと、「キイナ」がうらやましい。

かばんにチョコレートを3粒しのばせていった。館内は飲食禁止だけど、こっそりチョコを食べて飢えをしのぐ。

寒さと空腹で胃が痛んだので、帰りにウェンディーズでクラムチャウダーを飲む。味が濃くて、喉がかわく（失敗）。おいしいクラムチャウダーが飲みたいなあ……。

セーフ

ひさしぶりに目覚ましを止めた記憶がなかった……。
慌てて起きて、歯医者へ。ついに4カ月目に突入した。昔治療したとことか、徹底的にやってもらっているのですが、やっと終わりが見えてきたみたい。まあ、年齢的にも今できることはやっておいたほうがいいのだろう。芸能人は歯が命。

終わってとんぼ帰りで家に帰り、ひたすら作業。
明日はまた図書館へ行くので、その準備。下調べをした学生バイトの仕事にむらがあり、取りこぼしの多い子がいる。性格的なものなのかな。あまり他人のことを偉そうには言えませんが。とはいえ、二度手間になるのでちょっとしたストレス～。

せっかく書いた原稿を送り忘れていることに気づく。おおおお、明日が締切。セーフ。
添削の仕事も届いたり、来週の「コープとうきょう」の講座の準備もしなくてはならなかったり、日曜日の源陽子さんの歌集批評会の下準備もしなくてはならないし、油断すると溺れそうです。

心のなかで

朝から原稿を書く。
昼からゲラを待つ。

無事にゲラが届いたので、払い込みを忘れていた「未来」の会費と「嵐」のファンクラブの会費を払うため郵便局へ。

帰ってから夜までずっと作業。


きょうは森岡貞香さんのお通夜だった。行きたいと思っていたけれど、仕事のスケジュールがつまっているので無理だった。お別れは心のなかでする。

そういえば、先日の「週刊ブックレビュー」は我が家のBSアンテナがずれてしまったらしく、砂嵐しか映っていなかった（泣）。なんともお粗末な。

そして節分だったことも忘れていた……。豆まきも心のなかでする。