『桜桃の実の朝のために』

2009-02-08 23:19:20 | Weblog
薬が効いたのかどうか、あまり深く眠れなかったものの、なんとか出かける元気はあった。
目白の「塩ノ屋」にて、源陽子さんの歌集『桜桃の実の朝のために』の批評会。司会をつとめさせてもらった。20人弱の会で、それなりに組み立てを考えていたのだけれど、序盤でO井さんからダメ出しをくらう。もっと作品に即した話をしなさいと。たしかにこの歌集はちょっと見わからない歌が多いから、わたし自身もそういう歌をどう読んだらいいのか、そういった話が出てくることは期待していたものの、ちょっとびっくり。結局O井さんは源さんの歌が好きなのだなあと理解する。中途半端な印象評に終始してしまうことを危惧したのだろう。結果としてはいい会になったと思う。最後のO井さんの話で源さんの歌を「強い歌」とおっしゃっていたことが、ものすごくうらやましい評だと思った。

O井さんに、先日の「週刊ブックレビュー」を見逃したことを正直に告白。「あなたのブログを読んで見ましたってひとがいたよ」と言われる。はい、宣伝だけして見逃しました。DVDを貸していただけることに。あと、ついにO井さんがパソコンを購入したらしい。3月下旬には環境が整うらしいので、そのうちブログとか始めるかもね~。

懇親会は目白の小洒落たイタリアンにて。焼酎のグレープフルーツ割りが薄いと文句を言うa生さん(昔は牛だった)の話に涙が出るほど笑いながら、なぜか「ドナドナ」とか「花」とか歌う(歌声カフェかよ)。そのあとa生さんが「1万円までごちそうする」と言ってくれたのでもう1件。ああ、早目に帰って仕事しようと思っていたのになあ、と思いつつも、しっかり紹興酒飲んでいい気分で帰宅。生牡蠣と焼き牡蠣がうまかった。

とりあえず風邪はなんとか鼻水程度にとどまっているので、明日からまたばりばり働きますです。ずびー。