立川は遠いなあ。
菊名から東横線で武蔵小杉まで。南武線で立川まで。と、経路はわりと単純なんだけど、武蔵小杉から立川までが41分。眠った眠った。
「岡井隆の短歌朗読術 3歌人+1詩人による朗読の会2」を受講。
今回のゲストは蜂飼耳さん。
前半は、かつては好きだったけど今は嫌いになった文学者の作品の朗読。
穂村さんは三好達治を、蜂飼さんは高村光太郎を、石井さんは塚本邦雄を、岡井さんは万葉集の防人の歌を読んだ。岡井さんが何をもって「今は嫌い」としたのか最後までわからず。
後半は月をテーマにした新作。
穂村さんの作品のなかで、
吐いている父の背中を妻の手がさすりつづける月光の岸
というのがあって、手もとにテキストがなかったから最初「月光の騎士」かと思ってしまった。でも変だなあ、「棋士?」とか思っていたら「岸」だった。いい歌じゃん。
それにしても毎度のことではあるけれど、岡井さんの新作はすごかった。
何たってタイトルがすごい。
「ニコライ・アレクサンドロヴィッチ・ネフスキー(愛称コーリア)の民俗学的論文『月と不死』をよみてさまざまに心遊べる歌二十首 あはせて、シベリアにて死にしN・ネフスキーの霊に捧げる」
しかし最近の岡井さんは死者と遊びすぎかも。
終わって講師控え室に「未来」の原稿その他の催促に行ったらひどく忙しいことを嘆いていらした。
あまり知っているひともいなかったので、石井さん穂村さんn見と四人で「西安餃子」という店で軽く食べる。困った歌人の話などして早々に解散。
菊名から東横線で武蔵小杉まで。南武線で立川まで。と、経路はわりと単純なんだけど、武蔵小杉から立川までが41分。眠った眠った。
「岡井隆の短歌朗読術 3歌人+1詩人による朗読の会2」を受講。
今回のゲストは蜂飼耳さん。
前半は、かつては好きだったけど今は嫌いになった文学者の作品の朗読。
穂村さんは三好達治を、蜂飼さんは高村光太郎を、石井さんは塚本邦雄を、岡井さんは万葉集の防人の歌を読んだ。岡井さんが何をもって「今は嫌い」としたのか最後までわからず。
後半は月をテーマにした新作。
穂村さんの作品のなかで、
吐いている父の背中を妻の手がさすりつづける月光の岸
というのがあって、手もとにテキストがなかったから最初「月光の騎士」かと思ってしまった。でも変だなあ、「棋士?」とか思っていたら「岸」だった。いい歌じゃん。
それにしても毎度のことではあるけれど、岡井さんの新作はすごかった。
何たってタイトルがすごい。
「ニコライ・アレクサンドロヴィッチ・ネフスキー(愛称コーリア)の民俗学的論文『月と不死』をよみてさまざまに心遊べる歌二十首 あはせて、シベリアにて死にしN・ネフスキーの霊に捧げる」
しかし最近の岡井さんは死者と遊びすぎかも。
終わって講師控え室に「未来」の原稿その他の催促に行ったらひどく忙しいことを嘆いていらした。
あまり知っているひともいなかったので、石井さん穂村さんn見と四人で「西安餃子」という店で軽く食べる。困った歌人の話などして早々に解散。