『エディット・ピアフー愛の讃歌』

2007-10-24 23:59:37 | cinema
久しぶりに水曜日なので映画にゆく。
TOHOシネマズ川崎で『エディット・ピアフー愛の讃歌』を観る。

47歳で亡くなった世紀の歌姫ピアフの伝記映画である。
生い立ち的なシーンと、亡くなる直前のシーンが入れ子のように交互に描かれる。
40歳過ぎで、すでに老婆のようなピアフ。見ながら年齢を計算して、目を疑った。長年のアルコールと薬物の中毒、そして持病のリューマチが原因なのだろうけれど、それにしてもひどい。

ピアフとは「雀」の意味。路上で歌っていた彼女の才能を見いだしたキャバレーのオーナー・ルプレが付けた名前だ。I井さんから聞いた話によれば、同時期に世界にはカラス(マリア・カラス)とひばり(美空ひばり)とすずめ(ピアフ)がいたことになるんだとか。すごいすごい。

あと、公式サイトで知ったことで、ピアフが幼年期を過ごした娼館のオーナー(ピアフの父方の祖母)の名前はルイーズで、これはわたしの洗礼名でもある。

しかし、天才とは生き難い人種なのだな。とはいえ、必ず支えてくれるひとがいつもいる。そのことにあまり気付いていないのも天才の特徴かもしれない。

関係ないけど、映画を見ながらずっと亡くなった実母のことを思っていた。ちょっとピアフに似ている(顔が)気がして。


そのあと明治学院へ。
終わったあといつもの「すからーむっしゅ」へ。風邪で具合が悪いのでセーブして飲み食いしていたつもりだったのだけれど、気付いたらいつものとおりだった。帰り道、胃が痛む。今も苦しい。こんなことしているからよくならないんだよー。