連休中はちょうどKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭の時期なので、いつも幾つか展覧会に足を運びます。
今年も有料、無料あわせて5つほど回ったかな。
あいまにお茶するのも楽しいし!
こちらは京都新聞ビルの印刷工場跡にて、金氏徹平氏のS.F.(Splash Factory)からインスタレーション。
ちょうど赤いペンキが天井から垂れてきている(ように見える)シーン。
こちらは丸い穴から刷毛をもった腕がでて、穴の周囲にぺたぺたとペンキを塗っている(ように見える)シーン。
映像を投影していると思うんですが、本当にぺたぺた塗りたくっている感はでているし、アイデアの勝利ですね、面白い。
祇園の雑居ビル「y gion」 にも興味があったので、こちらで開催中の「彼女、私、そして彼らについて」キューバ:3人の写真家の人生と芸術、と銘打った三人展にも出かけました。世代は異なりますが、それぞれの写真家が自分の眼で見て感じたキューバ社会が表現されています。
あのアイコンMaxのチェゲバラの肖像を撮ったのが、本展にも登場するアルベルト・コルダとは知らなかった。
写真はy gion の屋上から南方向を見下ろした鴨川沿いの風景。青い空、白い雲、緑の街路樹、薄緑の京都市バス、いつ見ても飽きない風景です。
この雑居ビルの屋上は、キューバBar、キューバのお酒と葉巻が深夜近くまでいただけるようです。
と言っても、わたしには縁の薄い世界ですが、ここ祇園では2年ほど前から「祇園マハラジャ」ディスコも再オープンしているようで、わたしも大学生の頃に一度だけ入ったものの、門限が厳しすぎて、ほんの15分ほどで泣く泣く後にした・・恨みがありますので、いつか夜、京都で出張でもある日には行きたいな〜〜。
そう、門限の厳しさゆえに、わたしはパリへ飛び立った、と言えば過言ですが、日本脱出の動機のひとつでした。
今でも実家に戻ると、暗黙の「門限」は未だ効力を発揮していて、「なるべく早くお帰りやす」と言われると、呪縛は必至です。