東京では出会えないと思っていた関西のパン屋さんドンクDonqに自由が丘で再会して以来、ドンクびいきです。
ドンク以上のクオリティーのパンはよそにもぎょうさん存在しますが、
わたしにとってのドンクはかつて四条河原町の四つ角の隅に控えていたドンクの思い出と結びついていて、特別な存在です。
(いつの話だ、というくらい昔の話)
いつのまにかユーハイムにとってかわられ、今ではそのユーハイムもなく、今はなんだ?もう四条河原町の北西角で足を留めることもないです。
まだフランスへの憧れもそれほどでなかった時代、あのグレー基調のイラストが描かれた包装紙をしげしげと眺めることもなかったですが、今も変わらぬ包装紙、ああ、パリの通りだったんだ、と今ごろ感慨深いものを感じます。
自由が丘のドンクは2階で軽い食事もできるので、日曜の午後3時という中途半端な時間にランチをとりに入りました。
空いていたので、ホッとして、
じっくりとナプキンとストローの包装紙などながめると、まあ、可愛いイラスト。
おまけにキッチンをのぞくとスタッフの女性が冷蔵庫からとりだした牛乳が、わたしが日頃愛飲しているタカナシの
低温殺菌牛乳!
思わず、「あ、それ私が飲んでる牛乳と同じです!美味しいんですよね、それ!」
と、身を乗り出して叫んでいました。
これは間違いなく美味しいココナッツミルク・カフェラテ(というような名前のホッとする甘さの飲み物でした)をいただけるわ、と喜んでいたら、やっぱり美味しかったです。
良心的なお店はええねえ。魂を失わず丁寧な仕事とサービス。
大好きです。
ふだんはこの牛乳に大さじ3杯山盛りのきな粉を入れて飲みます。量ももっとたくさん飲みます。
まだまだ育ちたい年頃です。