お出かけをした帰り、京都駅で在来線を待っていた。
向かいのホームには列車が止まっていて、ぼんやりその車輪を眺めながら
線路に落ちた人がホーム下の避難所?に逃げ込んで助かった、
とかニュースで聞くけど
ホーム真ん中のこのあたりには逃げ込む場所がないな~、
端っこの方はくぼみがあるから、あの辺で落ちなあかんな~、
などと珍しく妙なことをボーっと考えていた。
σ(^_^)のいるホームの後ろ側(反対側)は新快速で人が並んで待ってるけど
σ(^_^)が待ってる側は普通なのであまり人がいなかったのに、
なんとなく左の視界に人が沢山見えた。
(・_・?) ン? と我に返って左を見ると、一番前に立ってたので良く見えるんだけど
ひと車両ほど左の線路上に男の人が倒れてる。
(*・0・*) エェーーーッ! って思わず大きな声を出してしまった。^^;
今、σ(^_^)が考えてたけど、ホントに人が倒れてる??
線路の間に横向きに倒れて、頭を向こうの線路に乗せた状態で動かない。
誰も飛び降りて助けない。
ホームの上で、満員のとき背中を押すアルバイトのようなジャンバーを着た人が
携帯をかけている。
次の列車には連絡が着いたんだろか、とヤキモキしていると
「ゴン!って大きな音がした」と側にいたおばさん。
σ(^_^)より早くに気が付いていたみたい。
少しして、倒れてた人がフラフラと立ち上がったけど、
側(線路の間)に落ちてるペットボトルをボーっと見て立ち尽くしている。
酔ってはるんかなー?とドキドキしてると、ホームからおじさんが手招きして
それを見たのかホームの方に近づいて引きずり上げられた模様。 (*^^*)ホッ
人だかりで見え隠れしてるんだけど、どうやら駅員さんが数名来たようで
女の駅員さんは側にしゃがみ込んで男の人を立たないようにしてる風。
(頭を打ってるかも・・・)
男の駅員さん2人はホーム上からペットボトルを指差したりしてたけど、
1人が線路に飛び降りてそれを拾い上げてホームによじ登った。
そのとき初めて気が付いたけど、
その辺りの屋根下で黄色いライトがくるくる回り、音も出てた。
急を知らせてるんだね。
駅員さんが左右を指差しチェックして、音とライトのスイッチを切ったのと
「ホームと線路の安全確認をしていますので、列車が遅れてご迷惑おかけいたします」
とアナウンスがあったのが同時くらい。 ← タイムラグ (^o^)
3度ほど同じアナウンスのあと
「ホームと線路の安全確認ができましたので、止まっていた列車が遅れて到着します」
とのアナウンス。 ← 離れた場所の人は何のことか分らないよね。(^▽^;)
で、2分ほどして4分遅れで列車が到着。
本来σ(^_^)が列車待ちをするはずだったのが4分ほど。
線路に落ちたら・・・などと考えてたのが2分くらいはあったろうから
結局3~4分間(多分)の出来事。
線路に飛び降りて、動かない人を向こう側に引きずって移動させても
向こう側の列車が通過したら2次災害になるんだ、との考えに至ったのは
迎えに来てくれた車の中でダー・・に話をしたとき。
とにかく「そんなこと」を考えてたら「そんなこと」が実際に起きた
というこの偶然が、何度考えても (°O° ;) ビックラ!
忘れられないだろうエキサイティングな出来事だった。
んでも、ほんとうにおお事にならなくて良かった~!!