英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

行動と結果が生み出す好循環

2017年07月22日 | 指導現場にて
1学期も終盤になり、特に高校2年生の生徒たちが、明確で具体的な目標を口にするようになりました。

「東京外国語大学に合格するために、まずは英検準1級に合格する」
「大阪大学経済学部に進学するために、英語と数学を基本から徹底する」
「英語学年1位を維持し、大学入試へつなげていく」

行動が結果をもたらし、より高い目標に向かって更なる行動を引き起こす。最高の好循環です。

今はまだ先の方に微かにしか見えないその目標も、思いを口に出し、行動につなげることで確実に達成できる日が来ます。


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本気で990点満点を目指すなら

2017年07月21日 | TOEIC・英検など
TOEIC990点満点を本気で目指し始めたのが2012年9月。以降、勉強法を修正しながら、満点取得のために努力を継続していましたが、どうしても980点や985点を何度も取ってしまい、あと1~2問のところで満点を逃していました。満点を目指すからこそ基本を徹底するというのは分かっていたのですが、それでも上級者が見落としてしまったり引っかかってしまう盲点だけをまとめた一冊が欲しかった2013年の夏に出会った問題集が、HUMMERさんの『TOEICテスト 990点攻略』でした。旅行に出かける時も持ち歩き、旅先でパート3・4のスクリプトを音読したのは、いい思い出です。その時も含め、2012年11月からこの音読のノルマを一日も欠かさずに4年8ヶ月続けているのは私の意地です。

その『990点攻略』の新形式問題対応の改訂版が出版され、HUMMERさんからご献本いただきました。
旧版の『990点攻略』は各パート数十回、それこそ数え切れないくらい何度も解き直しました。パート3・4のスクリプトは、記してある「正」の字を数えたら、各100回ずつ音読していました。新版もそれ以上の徹底を目指します。

HUMMERさんからは今月、『990点攻略』以外にも2冊ご献本いただいております。
 
これらもしっかりと腰を据えて取り組み、書評を本ブログで紹介させていただきます。


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目的意識の有無

2017年07月20日 | 指導現場にて
学力向上を左右するものの一つが、目的意識の有無です。各教科の各単元で何を学んでいるのか目的意識を持つこと。それだけで学力は変わってきます。

目的意識を持てると、物事を俯瞰的に考えることができます。目指すべきところはどこで、そのために、今学んでいることはどの地点のことなのか?物事をモデル化して論理的思考が自然と意識されます。

例えば、高校で英文法を学ぶ順番は、文型→時制→助動詞→受動態→不定詞→動名詞→分詞→関係代名詞→・・・ですが、なぜこの順番であり、不定詞・動名詞・分詞をなぜ他の文法項目より先に学ぶのか。その目的と意義を意識するだけで、勉強に対する姿勢が変わってきます。

もちろん、勉強時間を確保することは当然ですが、今何を学んでいて、それが目指すべきもののどの部分を構成するものなのか、常に目的意識を持って大局的にとらえることも大切です。


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大学入試改革の盲点

2017年07月19日 | 2020年大学入試制度改革
「週刊新潮」7月20日文月増大号に、和田秀樹氏による特別読物が掲載されていたので耽読しました。読んでいて爽快感を味わえたのは久しぶりです。
劣等生だった高2の時、和田秀樹氏の著書『受験は要領』『偏差値50から早慶を突破する法』を読み漁り、自分でもやれば出来るかも知れないという希望を持ち、その勉強法を実践した結果が今の仕事にもつながっていると言っても過言ではありません。だからこそ、和田氏の考え方には賛同します。
和田氏が著書の中で提唱していたのが、テストに出るところを要領よく暗記し、知識詰め込むことで学力を向上させる勉強法です。偏差値を上げ難関大学に合格するためには当たり前の勉強法ですが、いつからか、お上はこれを「古い学力」「従来型の学力」と言っています。それに対抗する形で、現在もてはやされているのが「思考力」という名の学力。しかしながら、知識詰め込み教育を見直したゆとり教育以降、教育現場にいて感じることは、子供たちの明らかな学力低下です。

学力は知識があってこそのもの。経験論から言えば、知識を詰め込むことで学力が上がれば、思考力も培われます。知識もないのに思考力を培おうなんて、絵に描いた餅に過ぎません。現在の北朝鮮問題を考える際に、米ソの対立・冷たい戦争・朝鮮戦争などの歴史的知識なしで語れるのでしょうか。知識が培われる段階で、人は論理的に考える姿勢を身につけることが出来るのです。

今こそ、受験戦争と言われた時代の勉強が見直されるべきではないでしょうか。このような発言をすると「子供たちが競争にさらされる」と危惧する声こそ、子供たち、つまり日本の未来をダメにするのだと考えます。競争の中で子ども達は勝ち抜く術を身につけるのです。とは言っても、少子化のため、1990年代までの激しい受験戦争状態になることは絶対にないのですが・・・(苦笑)。
 


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今週末のTOEICに向けて

2017年07月18日 | TOEIC・英検など
海の日も終わり、本当の真夏に突入という感じですね。都市部の子ども達は夏休みが始まったようですが、長野県は早くても今週末22日から、たいていのところは26日(水)からという学校が多いようです。

早稲田大学時代は、7月20日から9月20日まで夏休みだったので、夢のようなモラトリアム(猶予期間)でした。あんな時間は一生ありませんから、学生たちには充実した夏休みを過ごしてもらいたいです。

さて、今週末は第222回TOEICがあります。HUMMERさんから2冊ご献本いただいたので、その2冊をしっかりと仕上げて臨みます。
 
もちろん、普段行っている音読を欠かすわけもありません。自分でやると決めた勉強法にこだわり、そして、本番と同レベルの良問を収録した良書に没頭する・・・。最高の直前期学習です。




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3年ぶりの登山

2017年07月17日 | 趣味
GW以来の連休となり、昨日は家族で中央アルプスの千畳敷カールに行き、プチ登山を楽しんで来ました。

標高1,662mのしらび平駅から標高2,612mの千畳敷駅までの標高差950mを、ロープウェイで約8分、一気に上ります。

千畳敷カールは、下界とは別世界の天然クーラーでした。
大学4年以来22年ぶりに訪れましたが、この景色はいつ来ても圧巻ですね。

宝剣岳(2,931m)や木曽駒ケ岳(2,956m)への登山も考えましたが、天気と装備を考慮して、乗越浄土(2,858m)までの登頂にしました。
それでも、急斜面の上り下りが伴い、千畳敷駅まで往復90分ほどですので、十分に登山気分を楽しめました。
2014年の御嶽山登山以来でしたが、普段の仕事から離れ最高の気分転換になりました。昨日は海の日を含めた三連休で込み合っていたので、もう少し空いた時期に来て、宝剣岳や木曽駒ケ岳にアタックしてみたいですね。


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目標を明確にできる強さ

2017年07月16日 | 指導現場にて
小6の時から指導している生徒が、中3にして英検2級に合格を果たしました。英語のセンスを持っている子であったからこそ小6の時に5文型を教え、中学入学後は、学習態度に関して時に厳しく指導し、ぶつかり合ったこともありました。でも、合格の報告を受けた時の握手で、すべてが報われていい思い出となりました。
今回の結果は彼の努力によるものです。しかし、英語学習についてきっかけを与えることで、ほんの少しでもそのお手伝いを出来たのなら、こんなにも嬉しいことはありません。二次試験はほぼ満点の結果でした。英語でアツく議論し合った時間さえ、今なら微笑ましく思い出されます(^^)v

「さあ、次の目標は?」と聞かれて、普通の中3生なら「高校合格です」と返ってきそうですが、彼は間髪入れず「英検準1級合格です」。彼の学力なら第一志望の高校合格は当然で、更にその先にある現中3生から対象となる「大学入学共通テスト(仮称)」を見据えています。準1級に合格すれば、大学入試の英語の点数は満点換算になる場合がほとんどだからです。

その先を見据えている生徒は行動も変わってきます。なぜなら、常に目先のことにも目的意識を持てるからです。目標を明確にできる子どもは、どんな状況でも強くいられます。


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決意を行動に移す勇気

2017年07月15日 | ランニング・筋トレ
2017年も後半に入り、2週間が過ぎました。

今年の目標である筋トレとランニングが、昨年から継続できております。5月に股関節を痛めてしまい、それ以降ランニングは一週間に一度程度に抑えてきましたが、ようやく回復して昨日と一昨日は2カ月ぶりに連日で走れました。もう大丈夫そうです。筋トレは、少なくても週4日は出来ています。

そして、平日はお酒を飲まないという節酒ルールも厳守しています。お酒を飲まないことで翌日に疲れが残らず、結果、筋トレとランニングをやろうとする気力が生まれる好循環です。毎日の夕飯時にビールを飲みたくなってしまう方もいらっしゃると思いますが、私は炭酸水で満足できます。喉ごしがビールと似ているので脳が満足してくれているのだと思います。最高のプラシーボ効果ですね。

やると決めたことを実行に移さないと、気づいたときはすでに数週間、数ヶ月過ぎていることなんてザラにあります。それを見過ごしていると、従来と変わり映えのない日々の連続。やると決めたことをやる。そんな2017年後半にしましょう。
ランニングコースから望む今朝の南アルプス。もう梅雨明けしそうですね。


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心が書き換わった証

2017年07月14日 | 指導現場にて
ある高2生が英検2級に合格しました。高校入学後、勉強に対する自信をなくしていて、本当は行きたい大学があるのに、それを口にすることが出来ないもどかしさの中にいる姿は、高校時代の自分を見ているようでもありました。

3月から英語の指導を始めましたが、授業では英語そのものよりも、己の可能性を信じることが出来る心を養うことに力を入れました。だからこそ、私自身の高校時代の失敗談や、浪人してからの考え方の変遷などの雑談が中心となりました。

そして彼女は見事に、強い心を持ち始め、高い目標に見合う努力を継続できるようになりました。英語で自信を取り戻し、新たな高みを目指す証を手に入れたのです。
自信がにじみ出す生き生きとした表情。私も高2の時、そんな気持ちになれていたら・・・。でも今は自分の過去よりも、指導している生徒たちの生まれ変わっていく姿と成長の方が断然嬉しいですね。


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中学最初のテスト結果が表すもの

2017年07月13日 | 指導現場にて
様々な中学校の生徒に英語を指導しているので、各中学校の様子や状況を耳にするのですが、中学最初の1学期期末テストで5教科合計で100点前後の友人が複数名いると、指導している生徒から聞きました。一般的な市町村立の公立中学では、中学3年間で最も点数が取れるのが中1の1学期のテストですから、いくら正規分布の世界といえども、500点満点で100点前後は相当低いです。

私は心理学や教育学を修めているわけではないので、学習障害等の専門分野の観点から述べることはできません。しかし、私塾という教育現場にかかわっていると、明らかに不勉強で努力をしないために点数が取れない生徒がほとんどです。そして、その原因が家庭環境にあるということ。小さい頃から勉強の意義を教えずに、中学に行ってから「勉強しろ」と言っても、子どもは素直には受け入れないでしょう。健康であれば、いじめもなく元気で通ってくれれば・・・等々の言葉も聞きますが、もちろんその通りで、それらは絶対です。しかし、子供達が中学で過ごす大半の時間は、教室での授業という名の勉強なのです。

勉強についていけず授業が分からなれば、その時間のほとんどがつまらなく、苦痛な時間となります。その一方で、幼少の頃から勉強を習慣化し、中学のテストでは5教科合計で400点以上を取ることを最低ラインととらえている生徒もいます。

目標ラインの高さとそれに見合う努力を継続できるか否か・・・。中学での成績は高校入試に直結し、そこで人生の方向性の大半が決まってしまいます。子どもの勉強に影響を及ぼす家庭環境について、色々と考えさせられます。


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