英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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中学最初のテスト結果が表すもの

2017年07月13日 | 指導現場にて
様々な中学校の生徒に英語を指導しているので、各中学校の様子や状況を耳にするのですが、中学最初の1学期期末テストで5教科合計で100点前後の友人が複数名いると、指導している生徒から聞きました。一般的な市町村立の公立中学では、中学3年間で最も点数が取れるのが中1の1学期のテストですから、いくら正規分布の世界といえども、500点満点で100点前後は相当低いです。

私は心理学や教育学を修めているわけではないので、学習障害等の専門分野の観点から述べることはできません。しかし、私塾という教育現場にかかわっていると、明らかに不勉強で努力をしないために点数が取れない生徒がほとんどです。そして、その原因が家庭環境にあるということ。小さい頃から勉強の意義を教えずに、中学に行ってから「勉強しろ」と言っても、子どもは素直には受け入れないでしょう。健康であれば、いじめもなく元気で通ってくれれば・・・等々の言葉も聞きますが、もちろんその通りで、それらは絶対です。しかし、子供達が中学で過ごす大半の時間は、教室での授業という名の勉強なのです。

勉強についていけず授業が分からなれば、その時間のほとんどがつまらなく、苦痛な時間となります。その一方で、幼少の頃から勉強を習慣化し、中学のテストでは5教科合計で400点以上を取ることを最低ラインととらえている生徒もいます。

目標ラインの高さとそれに見合う努力を継続できるか否か・・・。中学での成績は高校入試に直結し、そこで人生の方向性の大半が決まってしまいます。子どもの勉強に影響を及ぼす家庭環境について、色々と考えさせられます。


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