従姉妹から、「1幕だけだけどトスカのゲネプロが見られるよ」と連絡をもらった。
もちろん、二つ返事で「行くよ~!」
ただ返事をした時点では、あ~ちゃんが生まれていなかったので、「もしお嫁さんの入院中だったら、パスするかも…」と条件付きで。
幸いあ~ちゃんは予定日よりも早く生まれ、私は解放されていたので、ルンルンと新国立へ。
本物のオペラのゲネプロって初めて。
すご~く興味があったから、とてもうれしい!
楽屋口から入って、客席へ行く間もワクワク。
事前の注意書きには、「歌手が声量を落として歌うことがあります」と書いてあったけれど、どの人もみんな本気の歌唱。
ゲネプロとは言え、聴き応え十分。
従姉妹の息子も、出演者としてしっかり歌って演技。
本物の舞台だものね、子どもだからって甘えは許されない。
素敵な歌唱と演技にうっとりと見とれているうちに、あっという間に一幕終了。
我々はここで退場です。
もっと見たかったなぁ…。
とはいえ、貴重なものを見せてもらった。
感謝・感謝。
楽屋口から出てくる少年を待つ。
子どもたちは整列し、先生からの注意を静かに聞いて、きちんと挨拶をして解散。
従姉妹の話では、楽屋入りの時は神棚に向かって今日の舞台の成功を祈って手を会わせてから入るのだとか。
なかなか礼儀の教育も行き届いている。
お役目の終わった少年は、開口一番「今日はおむすび2個買って!」。
どんなにがんばっていても、やはり子ども。
「おむすび食べて、今日は帰るの?」と聞いたら、「おむすび食べたら、塾へ行くの」という返事。
小学校を早退してゲネプロに臨み、舞台が終わるや、今度は塾。
いろいろやることが多くて大変だね~!
息子のうちから解放されて、3日間、毎日コンサートに通ってしまった。
(だって、前から予定が入っていたし、2日分は無料だったしね!)
風邪も少しずつ快方に向かっている。
そろそろたまっている家事を片付けなくてはね。