パリ旅行を決めたのは、12月末。
「お母さん、旅行に行かない?」
「ウン、行く!行く!」
「どこへ?」
「パリ!」
そんな短い会話で、あっという間にパソコンの画面がクリックされ、クレジットカードの番号が打ち込まれ…、ものの5分の間に旅行は現実のものとなっていた。
今回の旅行は、すべて娘のしきり。
宿泊先も、普通のホテルじゃなくて、アパルトマンがいいのだという。
「だって、美味しそうな物買って帰って、温めたり出来るし、便利でしょ?」
確かにそうかも….
というわけでキッチン付きのアパートホテルでした。
丹下健三氏設計だという商業ビル、その片側側面がシタディーヌというアパルトマンホテルになっています。
この写真だと、入り口左側のガラスっぽいところがオフィス、反対側がホテルなんです。
この写真は、我々の部屋から撮った物。
こんなカフェも、窓から見えてました。
このビルには、色んなテナントが入っていて、プランタンやカルフール、ポールや、ロキシタンなんかも。
ニューファミリー向けのショッピングセンターなのか、子供服、おもちゃ、子ども向き絵本などのお店もいろいろ入っていましたよ。
ホテルのあった場所は、イタリア広場というメトロの駅前。
3本のメトロが通っていて、郊外とは言え、けっこう便利。
私たちは、カルネという11枚綴りの回数券を4冊、ほとんど使い切ってしまうほど、地下鉄を重宝に使いました。
で、アパルトマンのキッチンで料理をしたかというと、エヘヘ…でした。
お茶を沸かしたり、朝食を食べたりはしたけれど、ほとんど料理はせず。
こんな感じの朝食を食べてました。
食器や、フォークがあるのは便利。
3枚目にはおむすびが写ってますが、これは日本から非常食として持って行ったレトルトのご飯をチンして、混ぜ込み若菜を混ぜたモノ。
電子レンジがあるのも便利です。
でもあとは見ての通り、ハムやら、サーモンを食べ、ヨーグルトと果物を食べと、ごくごく簡単に済ませてました。
ハムやサーモンは安くて美味しいし、早く出かけてぶらぶらしたいしね!
そうそう、粉末のインスタントスープだけは2回作って食べたかな。
それから、遅くなった日の夕飯をレトルト食品をチンして済ませたというのが一日ありました。
ま、普通のホテルの部屋よりは、すこ~し便利って所でしょうか?
滞在が長期になればなるほど、こういうところが便利に思えるのかもしれません。
我々は6晩だけだったから、ま、それほど重宝というわけではなかったけれど、初めての体験でおもしろかったです。