OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

お雛様

2012年02月23日 | 季節の話題

2月もいよいよ終わり。

お雛様の季節。

 

今年は娘が嫁に行くというので、なんとなくお雛様の顔を見ても、例年とは違う思いがある。

新しいと思っていたこのお雛様も、いつのまにかもう20数年が経つんだなぁ。

長かった子育てもいよいよ終わり。

ありがたいけれど、ちょっと寂しいものですね。

 

これが娘の木目込みの親王雛。

 

 

結婚直前に買った奈良の一刀彫り。

 

 

これはもうそろそろ60年になんなんとする私のお雛様。

立派なアンティーク?

 

 

娘が生まれた年に、お茶の先生がハマグリとシジミで作ってくださったお雛様。

お夕飯に食べた貝で作ったとおっしゃっていたけれど、この貝殻たちはゴミ箱に行かず、毎年我が家の雛祭りを賑わしてくれている。

不思議なご縁ですね。

 

 

これもミニ雛。

 

 

椿の上でひしと抱き合う一刀彫りのお雛様。

玄関に飾っておいたのに、先日、ふと見ると椿の花しかない。

えっ?駆け落ち?

あわてて探したら、玄関の隅で抱き合っているところ(?)を発見。

いつも仲良しの二人です。

 

 

OT園に飾っているガラス製のお雛様。

母がOT園に入居した年に購入した。

これも去年は行方不明で、母の部屋のどこを探しても見つからなかった。

でも、今年は早々と棚にお出まし。

母はこれをどこに仕舞い、どこから出してきたんだろうか…?

 

 

古いお雛様の多い中で、この二人は今年の新顔。

だって、OT園の部屋に飾るお雛様がないと思ったから、買ってきたんだけど。

今、母の部屋には二組のお雛様が、澄まして座っています。

 

以上、雛祭りを前に、恒例のお雛様紹介でした。

「お雛様を見に来てって伝えてね」と、娘のフィアンセを誘っておいた。

彼は見に来て、娘の歴史を感じてくれるかな…。