OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

魚のスープとドーナッツ@ハンガリー料理教室

2012年02月13日 | 料理

12月、1月とお休みだったので、2ヶ月ぶりのハンガリー料理教室。

今月は、ハラースレーというお魚スープとファーンクというドーナッツ。

 

ハラースレーは、 halászléと書いて halászは漁師のこと、léは汁、日本にも磯汁とか漁師汁なんていう魚介の汁物がありますね。

このハラースレーは、海のないハンガリーでは川や湖の淡水魚で作られる。

鯉やナマズなんかがよく使われるそう。

クリスマスの定番料理です。

 

さて、今回のビクトルのレシピは、スズキを使ってのハラースレーでした。

レシピはこんな感じ。

セゲド風魚のスープ(セゲドは、ハンガリー南部の町の名前です)

材料

魚(スズキ) 1500g

タマネギ  250g

生パプリカ  40g (ピーマンで代用)

トマト   300g

サラダ油  60g

パプリカペースト  小さじ2

パプリカパウダー  10g

水  2リットル

塩  適量

 

作り方

タマネギをみじん切りにして、強火で炒める。

キツネ色になったら、弱火にして、パプリカペーストとパウダーを和えてから、水をたす。

スープに魚のアラを入れて、生パプリカとトマト(それぞれ粗みじん)を足し、塩を加えて味を整え、1時間ほど煮る。

 

 

煮えたら、魚を砕き、スープと魚を漉して鍋に戻す。

 

 

漉したスープに、魚のフィレ(生)を入れて静かに煮たら、出来上がり。

 

 

次はファーンク。

これは、謝肉祭(カーニバル)時期に食べるドーナッツ。

ドイツでは、ベルリーナという名前(だと思う)。

 

材料

小麦粉  500g

牛乳   260g

砂糖   20g

イースト 8g

卵    1個

油    25g

塩    一つまみ(多め)

(盛りつけ用に)

好みのジャム

粉糖

 

作り方

材料を混ぜて、一次発酵35分。

 

 

生地を台の上で伸ばし、型を抜く。

 

 

適宜(10~20分くらい)二次発酵させた後、油で揚げる

 

 

揚げた生地に粉糖を振り、好みのジャムで食べる。

 

 

 

昨日の料理教室は、ずいぶん参加者が多く賑やかだった。

6テーブルに各4~6名くらいが実習。

ワイワイと賑やか。

 

私のテーブルには、なんと本職のシェフの方がいらして、でも謙虚にいろいろ尋ねてくださるものだから、調子に乗っていろいろハンガリー料理について講釈してしまった!

(キャー、恥ずかし…)

3月末からは、ハンガリー料理のレストランでお料理を提供なさるんだそう。

楽しみです。

 

そうそう、ハンガリー大使館からも3人の方が参加していらした。

その方達とも少しおしゃべり。

もちろん、いつもの通り、半分(以下かも?)ハンガリー語で、半分は日本語というチャンポン。

いつも同じテーブルで実習しているFさんは、「すごい!ちゃんとハンガリー語でやり取りしてる!」と驚いてくださったが、「日本語使ってるもん」と言う私の言葉で再び驚き、その後の会話を聞いて「ホントだ、わたしにもわかったわ~」と、日本語でのやり取りだと確認。

そんなもんです、私のハンガリー語なんて…。

 

ハラースレーも美味しかったけれど、揚げたてのドーナッツはホント格別に美味しい。

家で作ってパクパクと食べたい。

でも、それって太るよね~?

悩みは尽きないわ