12月、1月とお休みだったので、2ヶ月ぶりのハンガリー料理教室。
今月は、ハラースレーというお魚スープとファーンクというドーナッツ。
ハラースレーは、 halászléと書いて halászは漁師のこと、léは汁、日本にも磯汁とか漁師汁なんていう魚介の汁物がありますね。
このハラースレーは、海のないハンガリーでは川や湖の淡水魚で作られる。
鯉やナマズなんかがよく使われるそう。
クリスマスの定番料理です。
さて、今回のビクトルのレシピは、スズキを使ってのハラースレーでした。
レシピはこんな感じ。
セゲド風魚のスープ(セゲドは、ハンガリー南部の町の名前です)
材料
魚(スズキ) 1500g
タマネギ 250g
生パプリカ 40g (ピーマンで代用)
トマト 300g
サラダ油 60g
パプリカペースト 小さじ2
パプリカパウダー 10g
水 2リットル
塩 適量
作り方
タマネギをみじん切りにして、強火で炒める。
キツネ色になったら、弱火にして、パプリカペーストとパウダーを和えてから、水をたす。
スープに魚のアラを入れて、生パプリカとトマト(それぞれ粗みじん)を足し、塩を加えて味を整え、1時間ほど煮る。
煮えたら、魚を砕き、スープと魚を漉して鍋に戻す。
漉したスープに、魚のフィレ(生)を入れて静かに煮たら、出来上がり。
次はファーンク。
これは、謝肉祭(カーニバル)時期に食べるドーナッツ。
ドイツでは、ベルリーナという名前(だと思う)。
材料
小麦粉 500g
牛乳 260g
砂糖 20g
イースト 8g
卵 1個
油 25g
塩 一つまみ(多め)
(盛りつけ用に)
好みのジャム
粉糖
作り方
材料を混ぜて、一次発酵35分。
生地を台の上で伸ばし、型を抜く。
適宜(10~20分くらい)二次発酵させた後、油で揚げる
揚げた生地に粉糖を振り、好みのジャムで食べる。
昨日の料理教室は、ずいぶん参加者が多く賑やかだった。
6テーブルに各4~6名くらいが実習。
ワイワイと賑やか。
私のテーブルには、なんと本職のシェフの方がいらして、でも謙虚にいろいろ尋ねてくださるものだから、調子に乗っていろいろハンガリー料理について講釈してしまった!
(キャー、恥ずかし…)
3月末からは、ハンガリー料理のレストランでお料理を提供なさるんだそう。
楽しみです。
そうそう、ハンガリー大使館からも3人の方が参加していらした。
その方達とも少しおしゃべり。
もちろん、いつもの通り、半分(以下かも?)ハンガリー語で、半分は日本語というチャンポン。
いつも同じテーブルで実習しているFさんは、「すごい!ちゃんとハンガリー語でやり取りしてる!」と驚いてくださったが、「日本語使ってるもん」と言う私の言葉で再び驚き、その後の会話を聞いて「ホントだ、わたしにもわかったわ~」と、日本語でのやり取りだと確認。
そんなもんです、私のハンガリー語なんて…。
ハラースレーも美味しかったけれど、揚げたてのドーナッツはホント格別に美味しい。
家で作ってパクパクと食べたい。
でも、それって太るよね~?
悩みは尽きないわ