OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

淋しい…

2011年03月30日 | お友達

地震と原発事故に気をとられている毎日。

姫路の同級生から、友人の死を知らせるメールをもらった。

肺がんだったという。

 

関東に住む彼女、一昨年の同期会にベリーショートの髪で来ていたと聞いた。

そんなキャラでもないのにねってうわさ話。

「鳩山邸を見学に行こうよ」って言い出して、別の日にみんなをとりまとめて遊びに行ってきたらしい。

どちらかと言えば、自分から誘って仕切るようなタイプではなかったんだけど…。

 

私は、ちょうど都合が合わず、どちらの日も参加できなかったので、会うことができなかった。

友人から話を聞いて、ちょっとイヤな予感がしたのだけれど、怖くて口に出せないまま、報せを受け取ることになってしまった。

 

確か、うちの子どもたちよりも年若い子どもがいるといっていたっけ。

まだまだ母として、心を残すことも多かったことだろう。

何ともやりきれない気持ちで、知らせを聞いた。

 

この知らせを聞いた友人が、広島からメールをくれた。

「東京へ行けば、いつでも会えると思っていたけれど、必ずしもそうではないと知って愕然としています」

「今度会えるまで、必ず元気でいてください」

そんなふうに書いてくれた友人をありがたく思う。

 

中高時代、誰かの死に接した時、私たちは必ず「めでたし聖寵…」ではじまる天使祝詞という祈りを唱えた。

「めでたし聖寵満ちみてるマリア、主御身と共にまします。

天使の御母聖マリア、罪人なる我らのために、今も臨終の時も祈りたまえ」

 

今日は、逝ってしまった彼女のためにこの祈りを唱えたいと思う。