OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

真夏の夜のオペレッタ「こうもり」

2006年08月22日 | 趣味(読書・洋裁・音楽・映画)
バリトン歌手の中西勝之さん、その奥様からメールをいただいた。(うれし~!!)
シュトラウスのオペレッタ「こうもり」を新宿三井ビルの屋外広場で上演するのだとか。
「会場は出入り自由な屋外で。もちろん無料です。
夏の夜、ビール片手に気楽にお楽しみいただければ幸いです。」とある。
これは是非とも行かなくちゃと、友人を誘って勇んで出かけた。

屋外ステージの前には、10数台テーブルが置かれ、脇の方にはビールや枝豆を売る屋台が並んでいる。
開演1時間ほど前に到着したが、すでにチラホラ席取りの人が座って中央のテーブルはもういっぱい。
それでもなんとか端の最前列のテーブルを見つけ、私たちも軽い夕食変わりのサンドウィッチや飲み物を手に入れた。
「こんな気軽な場所で、気楽にオペレッタが見られるなんて、わくわくするねぇ」と友人。
ほんとうにその通り、日本て平和で豊かな国なんだなあということをこんな所でも確認する思いだった。

オペレッタは奥様の宮田佳奈さんの脚本と演出で、日本語で上演された。
彼女の手になると、すじの運びや台詞が多少アニメっぽくなる。
でも「こうもり」は気楽な内容だし、オペレッタは本来が気軽に楽しめるものだった筈だし、終始笑いの絶えないステージを心から楽しんだ。
もちろんステージの性質上マイクが使用されていたので、歌い手は左にいるのに歌声は右から聞こえてくるという不思議な状況で、多少の違和感は感じたけれど。

プレステージと本編の約2時間をなごやかに楽しんで、真夏の夜のお楽しみは終了。
「こんな楽しい催しが無料だなんて」
「退屈するかと思ったけれど、おもしろかった~!」
「また、ミュージカルの時には誘ってね(1月5日~29日日生劇場「スィニートッド」に中西さんが出演!)」
同行した友人に感謝されながら、帰路についた。
ホント、メールでしらせてくれて感謝です!