考える人と考えない人と流される人と

コロナウィルス禍が続いています。

お役所からのイベント自粛要請が出て、自粛ムードの広がり

そして、2/27(木)の小中学校の休校要請と、それからの子どもの社会からつながるパニックな状況。

また、嘘の情報拡散とそれにだまされる人。

元々、休校要請は専門家会議でも出ていなかったこと。根拠がないこと。
それに対して右へならえが当たり前になり、おかしいと思った人のまともな意見がつぶされる始末。
休校したのに保育は開けて、その矛盾も解決しないままに、今度は学校での受け入れ。
矛盾が矛盾を呼んで一回転しています。

なぜ、事実と専門家の声を明らかにせず、感情やリスクをごっちゃにして、責任放棄した結果、お上の言う通りに動くのか。それが教員や社会のリーダーたる責任者のあるべき姿なのだろうか。
「自分で判断し決められること」が教育の成果であって、「周りと同じようにすること、上の言うことを聞くこと」は教育ではない。
教育の根幹が揺らいでいるように思います。
日本が戦争へ向かっていった時も、こんな風に「考えない人」「流される人」が多数を占めて、「考える人」がつぶされていったのではないでしょうか。

結果として、間違っていることがあるかもしれません。それでも考えず、流される人生と考えて進む人生、子どもたちにはどのように生きていって欲しいでしょうか。私たちは何を示すべきでしょうか。

打合わせのため、久しぶりにJRに乗り、出かけました。
雨の車窓は、花粉を洗い流しながら進んでいました。