昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

淡路島のボスザル

2021-09-27 09:39:44 | 日記
寛容度の高い優しいサルの群れとして有名な淡路島モンキーセンターの350匹を束ねるボスザルが昨年12月、11代目に変わったそうです。約3~4年で交代していたボスザル。群れの特徴に大きな変化が訪れたのは2008年まで15年にわたってボスザルを務めた7代目の存在とか。

母猿を亡くした障害のある子猿を片手で抱いて移動するオス猿、後の7代目でした。庇う、許す、助け合う。弱いものが群れの一員として暮らせるよう移動速度を落としたり行動エリアを縮小したり。後を継いだ弱者いじめをする8代目は、ナンバー2,3,4の集団攻撃に合い3か月でボスの座を追われ、その後現在に至るまで寛容度の高い
特徴を持った群れとして機能しているそうです。(朝日新聞デジタル)

寛容度の高い集団のできうる大きな1つの要因として、食物が充分で外敵や競争相手のいない、ある意味閉ざされた小社会である必要があるのではないでしょうか。その中で突出したバランス感覚と実行力を持つリーダーの存在も不可欠かも。

グローバル化を進めながら弱者救済を図る人類。なかなか難しいことかと。
尤も、地球全体を「小さな1つの集団」とみなすことができるほど人類全体が広い視野を持つことが出来れば、或は可能かもしれませんが。

勿論この集団は、突如訪れた外敵や環境の変化に対して些か脆弱性を持つ可能性が高いことも、表裏一体の特徴として持ち合わせていることになるかと。

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