昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

師走

2021-12-13 10:00:07 | 日記
割と暖かなせいか中々色づかなかった通路の紅葉も、昨今の朝晩の冷え込みが、漸く重い腰を上げさせたようで。

昨日ブログにご登場ねがった白居易は奈良平安時代白氏文集により最も愛誦されたと伝わり、和漢朗詠集歳暮の項には「江楼宴別」から二句一連が引用されています。
 寒流 月を帯びて澄めること鏡の如し 
 夕吹(せきすい)霜に和(か)して利(と)きこと刀に似たり

枕草子205段、清少納言の愛した旧暦11月下酉の日(今年なら12/27)に行われていた加茂臨時祭も今はなく、ただ若い頃斎院であった式子内親王の歌が残るばかり。
 身にしむは庭火の影にさえのぼる霜夜の星の明方の空

なんとなく身の引き締まる想いがします。
すでに正月事始め。