巨人が連夜のサヨナラ勝ちで5連勝し、首位を奪い返した。
1-1の9回1死から脇谷が右中間三塁打で出塁。連続敬遠で満塁となり、清水の中堅への犠飛で試合を決めた。
西武は西口を援護できず、3連敗となった。
◇交流戦
巨人-西武最終戦(3勝3敗、18時1分、東京ドーム、42336人)
西 武000000100-1
巨 人100000001-2
▽勝 久保26試合3勝1敗
▽敗 西口11試合3勝7敗
▽本塁打 清水4号(1)(西口)カブレラ13号(1)(上原)
巨2-1西(4日) 巨人がサヨナラで首位奪回
上原が故障から復帰して、西武に対して8回を1失点に抑える好投をした。
西武の先発西口も8回まで清水の先頭打者HRの1失点だけに抑える。9回1アウト後、新人脇谷が3塁打を放つ。西武は満塁策をとるが、清水がセンターフライで3塁の脇谷がタッチアップでホームインし、連夜のサヨナラ勝ちとなった。
上原に白星がつかなかったのは残念だが、それに匹敵する好投をした。
打線も少ないチャンスをものにして、しぶとく勝ちを拾い、5連勝した。前回西武に3連敗したお返しを見事にできた。松坂、西口の両エースを打ち崩しての勝利だけに、この3連勝はとても価値がある。
今日の清水は初回に先頭打者HR、9回表にはカブレラの大飛球を好捕し、そして9回裏にサヨナラ打を打ち、清水の一人舞台だった。
小久保の故障で代わりに一軍に上がってきた脇谷がプロ入り初安打、そしてサヨナラのきっかけになる3塁打と大活躍だった。故障者続出でも、巨人の若手がその穴を十分に埋めているのが今回の快進撃につながっている。
阪神がデーゲームで負けたので、巨人は9日ぶりの首位に返り咲いた。再び巨人の快進撃が始まりそうな勢いだ。
この強さは本物だ。今年の原巨人なら必ずやってくれる!